大谷家
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大谷家(おおたにけ)は、浄土真宗の一派である本願寺の法主(門主[1]/門首[2])を世襲によって継承した覚如(親鸞の曾孫)の子孫の家号。
- ^ 本願寺派では門主と呼称している。(「浄土真宗本願寺派宗法」の第三章に規定される。)宗主とも。(本願寺の歴代宗主を参照。)
- ^ 大谷派では門首と呼称している。(「真宗大谷派宗憲」の第四章に規定される。また、第十条に「歴代門首」という語が用いられている。)
- ^ a b c d 経尹、範綱、有範について、『尊卑分脈』と『本願寺系図』とでは関係が異なる。本図は『本願寺系図』に依拠する。
- ^ 藤原範綱(日野範綱)…親鸞が得度(入室?)する時の養父。
- ^ (九条兼実の娘) - 『日野一流系図』に、宴意(改印信)の母について「後法性寺摂政兼実公女」(九条兼実の娘)と記されている。兼実の日記『玉葉』に、兼実に2人の娘が記され、1人は後鳥羽天皇中宮の宜秋門院任子で、もう1人は4歳で亡くなっている。゜(本願寺史料研究所報 第26号、平松令三「西本願寺蔵 古本本願寺系図について」P.8、参照。)。
- ^ 恵信尼…三善為教の子。諸説あり。
- ^ 印信 - 『日野一流系図』に、親鸞の長男は宴意(改印信)と記されている。
- ^ 善鸞の母については異説があり、恵信尼は継母で、実母は「善鸞義絶状」に記されている「みぶの女房」とする説がある。詳細は「善鸞#恵信尼との関係」参照。
- ^ 如信の室。(『大谷嫡流実記』)
- ^ 『真宗の教えと宗門の歩み』第4版、P.31。/『如信上人』P.39-40。
- ^ 興正寺17世。
- ^ 「嚴如」は旧字体が正式表記。「厳如」と新字体で表記する場合もある。
- ^ 大谷和子…伏見宮邦家親王の第4王女。旧名:和子女王。
- ^ 大谷章子…三条実美3女。載仁親王妃智恵子の妹。
- ^ 久邇宮邦彦王の第3王女。
- ^ 大谷演慧…大谷暢顯(淨如)が第25代門首を継承するまでの1993年(平成5年) - 1996年(平成8年)の間は、同派門首代行を務める。
- ^ 2017年(平成29年)3月28日付で鍵役に任命される。[1]
- ^ 良如の10男。亀山本徳寺8世。
- ^ 幼少時に寂如の養子となる。寂如の子女と結婚。
- ^ 寂如の10男。義兄である住如の養子となり本願寺宗主を継職。
- ^ 寂円の次男。顕証寺第11代。
- ^ 伯父である本如の養子となり本願寺宗主を継職。
- ^ 17歳で真宗木辺派の本山錦織寺に入り第20代法主を継承する。
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