諸勢力について
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「信長の野望・蒼天録」の記事における「諸勢力について」の解説
国人衆・寺社衆・忍者衆などの諸勢力も前作に引き続き本作にも登場している。ただし前作では初期状態では各国に必ず1つずつ存在していた国人衆が本作では数が減らされたり、前作であった築城など技術提供や修行などの要素がなくなったりするなど、前作からは重要度が減った。さらに、諸勢力武将を登用することもできなくなった。諸勢力武将は、実在・架空を問わず、列伝は汎用の自動生成となっているため、ゲームの上では実在人物と架空人物の区別ができなくなった(諸勢力として登場するのは九鬼嘉隆、風魔小太郎など)。また、原則としてどのシナリオでもゲーム開始時の頭領は変わらないため、実在人物でも生没年は架空のものとなっている。 また、どの諸勢力も完全に滅ぼすことはできなくなったが、代わりに脅迫や武力により大名家に従属させることができるようになった。忍者を武力で従属させる場合、包囲している間に借入期限となった忍者の借入延長はできない。忍者のうち「伊賀衆」「甲賀衆」は従属化脅迫には応じないため、武力により従属させるしかない(ただし、COM担当勢力の脅迫に屈することはある)。また、本願寺勢力には、本願寺家や本願寺勢力に対する共同軍要請が出来ないようになっている(必ず断られる)。従属させることによるメリットは、 進軍の通路を確保できる(逆に言えば他大名の進撃を防いでくれる) 出陣要請や共同軍要請ができる 物資・家宝の取引や忍者派遣(忍者の場合)、貿易依頼(水軍の場合)を独占して行うことができる 名声が若干上昇する といったものがある。
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諸勢力について
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「信長の野望・嵐世記」の記事における「諸勢力について」の解説
本作ではそれぞれ違った特性がある主人公に選択できない諸勢力というシステムを採用することで、戦国時代の勢力配置や複雑な支配関係をできるかぎり再現することを狙っている。諸勢力としては、国人衆、寺社衆、水軍衆、忍者衆、自治都市、朝廷が存在。寺社衆はさらに旧仏教、一向宗、切支丹に分かれる。諸勢力はプレイヤーは国人衆を除き諸勢力を滅ぼすことはできない。(PS2PK版のみ、寺社勢力も滅ぼすことができる) 諸勢力には金銭、米、鉄砲、家宝その他を提供することで関係を良くすることができる。はじめは関係は多くの場合「疎遠」で、援助を続けると「友好」、更には「親密」にすることができる。逆にこちらから金銭などを要求・要請したり、様々な要因で敵対関係になったりすると関係は「対立」そして「仇敵」と冷え込む。関係が悪化すると交渉もできなくなる(大抵は金米の提供だけは受け付けるので、全く手がないわけではない。また、自治都市、忍者、寺社、水軍衆に宣伝を依頼すると、それぞれの勢力圏にある全諸勢力との関係が改善される)。 諸勢力には規模が1-10の範囲で設定されており、提供した物資に比例して成長していく。規模に応じて、その諸勢力の動員兵力や、宣伝などの効率が上がって行き、味方にすれば頼りになる反面、敵に回すと手強くなる。 ある諸勢力が既に他大名と「親密」になっている場合、いくら関係を良くしようとしてもそのままでは「友好」までにしかできない。こういった場合は「親密」になっている大名を滅ぼすのが一つの方法であるが、自治都市や忍者、寺社衆はそれぞれの勢力圏に悪評の流布を行うこともできるので、そういった勢力に悪評を流させてその隙に付け入る方法もある(逆に言えば、自大名への悪評を放置しておくとあっという間に諸勢力との関係が悪化する)。または一揆を起こすように仕向ける。また他大名の行動の結果、まれに「友好」に下がることもあるのでそれを待つ。 ゲーム開始時は、諸勢力の頭領は実在の人物(たとえば、相模の忍者衆「風魔流」は風魔小太郎)が就いているが、寿命で亡くなったり、大名に武将として登用されることもあり、架空の人物が頭領になることもある。諸勢力の頭領は自大名家へ仕官させることもできる。援助を続けることで良好な関係を保っていればランダムで仕官を申し出てくるが、国人衆、水軍衆、忍者衆は同じ出自の武将がいればこちらから勧誘することも可能である(仕官の申し出を断ることもできる)。 国人衆、寺社衆は独自の兵力を保持し、一揆を起こされると力のない大名は滅ぼされてしまうほどである。国人・寺社衆の一揆が成功すると、そのまま大名となるが、諸勢力は別人が跡を継ぎそのまま残る。 前述の通り、コマンドの半自動化で前作まででかなりの部分を占めていた要素が簡略化されたこともあり、また前述の通り武力で滅ぼすこともできない。これまでの作品では織田家はコンピュータ担当の場合作品タイトル通りたいてい勢力を伸ばすが、本作では逆に凋落していくことが多い。これは織田家と本願寺の相性が悪く設定されていることや、本作の知行制や諸勢力などのシステムが織田家の内部分裂を起こす方向に働きやすいことが理由にある。 諸勢力武将は、次の3タイプがいる。 通常の武将が、諸勢力に属している状態。顔グラフィック、列伝共に独自のものが用意されている。 諸勢力専用武将だが、実在の人物である場合。顔グラフィックは汎用となっている。列伝は独自のものだが、諸勢力であることを前提とした説明になっている。また、諸勢力としてどのシナリオにも登場する関係上、生没年は史実と異なる設定になっていることが多い。河野政通のように、ゲーム開始以前に死亡したと見られる人物も登場している。 諸勢力専用武将で、架空の人物である場合。顔グラフィックは汎用、列伝はその諸勢力の解説を加えた汎用のものとなっている。
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