覚信尼とは? わかりやすく解説

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かくしん‐に【覚信尼】

読み方:かくしんに

12241283鎌倉中期浄土真宗尼僧親鸞(しんらん)の娘。母は恵信尼父親没後京都大谷の地に廟堂を建て、本願寺基礎築いた


覚信尼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/13 00:53 UTC 版)

覚信尼公碑、大谷本廟、京都市東山区

覚信尼(かくしんに、元仁元年〈1224年〉 - 弘安6年11月24日1283年12月14日〉?)は、鎌倉時代浄土真宗の宗祖とされる親鸞の末娘。母は恵信尼。俗称は王御前(おうごぜん)。常陸国の出身。

久我通光の女房となって兵衛督局と呼ばれた。日野広綱に嫁して覚恵・光玉尼を出産したが、広綱の没後、小野宮禅念と再婚して唯善を生んだ。

父親鸞が東国より帰京する際に、母恵信尼に替わって上京し、親鸞の世話をすることになったと伝わる。その後はずっと京都における親鸞の布教を支えてきた。親鸞没後は弟子達の布教に際してのまとめ役となり、そのことが浄土真宗教団の発展に繋がった。

直弟子顕智らの協力を得て、京都東山大谷に廟堂(大谷廟堂)を建立した[1]。自らは留守職となって本願寺の基礎を築いた。

脚注

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  1. ^ 境内案内”. 本願寺大谷本廟. 2022年9月12日閲覧。



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