放送終了時点での主なコーナー・企画
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「よんチャンTV」の記事における「放送終了時点での主なコーナー・企画」の解説
「今週のしゃべりたいニュース」(ナレーター:玉巻映美)スタジオの出演者と「お茶の間コメンテーター」(視聴者代表と福島・清水以外の毎日放送アナウンサー)が生放送で井戸端会議を展開するコーナー。放送週に報じられたニュースや直近の話題から、週末に思わず他人としゃべりたくなるようなトピックスを振り返った。 一部のトピックのロケ取材を、アシスタントの清水が担当。「お茶の間コメンテーター」として出演するアナウンサーは、タブレットからインターネットへ接続しながら、放送中に視聴者から寄せられたツイートや、トピックに関連したインターネット上の情報源(ホームページやSNSなど)を随時紹介していた。 「お茶の間コメンテーター」は、卓袱台を置いた別室からの生中継で出演。当初は視聴者から「お茶の間コメンテーター」を募集していたが、新型コロナウイルス感染症が再び流行したことを背景に、2021年4月下旬からは「お茶の間コメンテーター」を事実上アナウンサーだけで賄った。 「まわしっぱ」(ナレーター:松本麻衣子)番組が注目する現場にテレビカメラを据え置いたうえでひたすら撮影した映像から、筋書きのない現状を覗き見る企画。『ミント!』で放送されていた「ナゼトキ!」と同じく、取材ディレクターがリポーターを兼ねていた。 コーナー名の「まわしっぱ」は、テレビカメラを"回しっ放し"(まわしっぱなし)にしたまま撮影することを意味する。実際には、週替わりのテーマに沿って、取材先の了承と協力を得たうえで撮影を開始。通常の番組であれば「NG」と扱われそうな映像(決定的瞬間の撮影ミスやディレクターの失言など)も、可能な限り放送している。2021年8月からは、福島・清水・松本以外のアナウンサーによる体験リポート(生中継による挑戦企画)と連動した「生まわしっぱ」も随時編成。 「とびだせ!えほん」(2021年5月8日から2022年3月12日まで放送、ナレーター:寺田有美子)『ちちんぷいぷい』で2012年4月26日から10年間にわたって木曜日に月1 - 2回のペースで放送されてきたロケ企画を、「ちちんぷいぷい フィナーレウィーク」の木曜分(2021年3月11日)以来2ヶ月振りに復活。「1日だけの小さな旅で1冊の絵本を作る」というコンセプトで、絵本作家の長谷川がある町を気の向くままに散歩しながら、道中で出会った風景や人々を題材に即興でスケッチを描く。ナレーターの寺田も、『ちちんぷいぷい』時代から続投。 ロケVTRを放送した後で、ロケ中やロケ後に長谷川が仕上げた絵をスタジオで披露。『ちちんぷいぷい』の木曜日時代には歴代のスタジオアシスタント(古川→藤林→古川)が紹介していたが、土曜版では、長谷川から腕前を高く評価されるほどペン画の得意な福島が紹介役を担っていた。 土曜版では、和歌山県みなべ町で収録したロケの模様を2022年3月12日に放送した。この時点では「最終回」と紹介されておらず、土曜版を終了してからも、企画としての処遇が明らかにされていなかった。『ちちんぷいぷい』時代からの担当ディレクターであった吉岡淳一は、土曜版終了後の2022年4月14日に、長谷川が出演する動画を「Hayaoki TV Director」(自身がYouTube上で運営するチャンネル)から配信。テレビにおける「とびだせ!えほん」の放送を(『ちちんぷいぷい』時代からの通算で)10年の節目に休止したうえで、「とびだせ!えほん」の企画を「Hayaoki TV Director」が長谷川出演のオリジナル動画コンテンツとして引き継ぐことを正式に発表した。実際には4月21日(木曜日)から「Hayaoki TV Director」オリジナル版の動画配信を「長谷川義史の『えほん散歩』」というタイトルを始めているが、寺田のナレーター起用や、地上波の放送で流していた楽曲(テーマソングであった「風をあつめて」など)の使用は見送られている。 姫路文学館(兵庫県姫路市)を皮切りに2022年6月25日から日本各地での巡回開催を予定している長谷川の作品展には、毎日放送が後援。長谷川が「とびだせ!えほん」のロケ中に描いたイラストや、放送で紹介された絵も多数展示されることから、「とびだせ!長谷川義史展」という名称が付けられている。 「今週のコレナニ?」エンディングへ直結するコーナーで、意外な使い道のある便利グッズを、スタジオ出演者へのクイズ仕立てで紹介。基本として清水が進行とクイズの出題を担当したが、このコーナー限定のゲストが紹介することもあった。 「勝手に三食三番対決」(ナレーター:三ツ廣政輝)清水が柔道着を身にまとって臨む対決ロケ企画で、2021年10月23日から月に1回のペースで放送。勝手に「ライバル」と想定した著名人(主に女性の芸能人や元・アスリート)3名の下へ出向いたうえで、自分の得意なジャンル(兵庫県立夢野台高等学校への在学中に女子の兵庫県大会で準優勝を経験したサッカーなど)を中心に「三番勝負」へ挑んだ模様を放送した。 「勝負事に負けない身体を三食(3回の食事)で作る」というテーマを設けていることから、清水がいわゆる「勝負メシ」を食べたうえで「勝負」に臨むことが特徴。初回の「三番勝負」では、大喜利のお題をめぐる福島との対決が「三番目」に組み込まれていた。 以下の企画では、放送済みの本編の動画を、放送後に 毎日放送の公式YouTubeチャンネル から配信。未放送シーンを収めた「特別版」や、次回放送の予告動画が流れることもあった。 「あなたの代わりに!いっちょかみ」毎日放送のアナウンサー(主に武川・松井愛◎・松川浩子◎など)から2名が取材に赴くロケ企画で、トレンド(流行の商品やサービス)の現場へ赴きながら、その魅力や利便性などを関係者に遠慮なく聞き出すことを想定。「あなたの代わりに」は『ちちんぷいぷい』が2020年度の当初に掲げていたテーマで、コーナー名の「いっちょかみ」は「何にでも首を突っ込む人」や「何にでも口を挟む人」というニュアンスの関西弁である。 福島は宮崎県宮崎市の出身で、2022年3月10日(木曜日)に宮崎県から「みやざき大使」を委嘱されている。同日には宮崎県庁で河野俊嗣知事からの委嘱式へ出席したため、関岡香(MBSラジオ『福島のぶひろの、金曜でいいんじゃない?』で福島のパートナーを務めるチーフアナウンサー)を伴って、宮崎市内で当コーナーを収録。その模様や河野からのビデオメッセージが2022年3月19日に放送されたほか、土曜版のtwitter公式アカウントで宮崎牛のプレゼント企画が実施された。 「全力キャンプ飯!」(ナレーター:三ツ廣政輝)清水がキャンプどころか手料理の経験もない状態から始めたロケ企画で、京都府城陽市の ロゴスランド で収録した映像を、月に1回のペースで放送。ロゴスコーポレーションの製品(最新のキャンプグッズ)を駆使しながら、山口浩(神戸北野ホテルの再建に従事した洋食のシェフ)や王憲生◎(ワン・ケンセイ)・松下平◎(まつした ひとし、いずれも「キッチンぷいぷい」シリーズでスタジオへ定期的に出演)といった料理人がVTRで伝えるアドバイスを頼りに、いわゆる「インスタ映え」を想定した極上の「キャンプ飯」(キャンプグッズを使った料理)作りに挑んでいた。 2021年10月以降は、「勝手に三食三番対決」を放送しない週に編成。2022年2月19日放送分では、清水の新型コロナウイルス感染に伴う療養期間中にロケの日程が組まれていたため、清水に代わって山崎が「キャンプ飯」作りに挑戦した模様を紹介した。 新型コロナウイルスへの感染状況によっては、「とびだせ!えほん」を屋外ロケ抜きの企画だけで構成することや、平日版の「バラおび」「アナおび」枠で放送されたロケ企画から数本のダイジェストを、「とびだせ!えほん」以外のロケ企画に代わって放送することもあった。
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