得点表示枠の一覧
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商品名メーカー発表年現状表示箇所表示方式点棒方式※1箱下表示点差表示トータル表示着順表示チェックランプ※2自動集計備考テンリーダー ジョイス 1994年 メーカー倒産 枠の各席 1家単体表示 重量式 〇 〇 〇(同時押) × × × 初の点棒表示枠&初の箱下表示。点箱を閉める必要がある。 アモスモンスター 大洋化学 1996年 廃番 枠の各席 1家単体表示 電極接触式 × 〇 〇 × × × 初の電極接触式。 忍者(初代) アルバン 1997年 廃番 枠の各席 1家単体表示 電極接触式 × 〇 〇 × × × アモスモンスターのOEM。アモス向けと雀豪向けが存在。 ジョイナビ ジョイス 1997年 メーカー倒産 中央 4家同時表示 重量式 〇 × 〇 × × × 初の中央表示。カラー液晶を採用。サイコロもデジタル表示だった。 テンパル(初代) マツオカ 1997年 廃番 枠の各席 1家単体表示 電極接触式 × 〇 × × × × 点箱を閉めなければエラーになる仕様だった。 テンパル(PAL2) マツオカ 1999年 廃番 枠の各席 1家単体表示 電極接触式 〇 〇 × × 〇 × 初のチェックランプ採用。点箱を開いていてもOK。 アモスコング 大洋化学 2000年 廃番 枠の各席 1家単体表示 電極接触式 × 〇 〇 × × × アモスモンスターの改良版、各席を示すランプとトータルを示すランプをモンスターに追加しチップケース追加。チップケースがはまっていない状態だとエラーになる。 忍者Ⅱ アルバン 2000年 廃番 枠の各席 1家単体表示 電極接触式 × 〇 〇 × × × アモスコングのOEM。 wakwak エムテックスマツムラ 2000年 メーカー廃業 枠の各席 4家同時表示 電極接触式 〇 × 〇 × 〇(常にトータル表示) × 初の4家同時表示。これ以降の新製品は全て4家同時表示。 M2 エムテックスマツムラ 2001年 メーカー廃業 枠の各席 4家同時表示 電極接触式 〇 × 〇 × 〇(常にトータル表示) × wakwakを木製に変え各メーカーに設置可能とした製品。 アモスコングバトル4 大洋化学 2001年 廃番 枠の各席 4家同時表示 電気接触式 〇 〇 〇 〇 〇 △※3 初の着順表示。この枠に初めて搭載された自動集計機能がフリー雀荘を中心にアモスブランド躍進のきっかけとなった。 忍者バトル4 アルバン 2002年 廃番 枠の各席 4家同時表示 電極接触式 〇 〇 〇 〇 〇 △※3 アモスコングバトル4のOEM。 デジコロン マツオカ 2002年 廃番 中央 4家同時表示 電極接触式 〇 × × △(トップ) × △※3 電極接触式としては初の中央表示。センチュリー向け。トップのみ色が赤、他は緑となる仕様。サイコロはデジタル式。 wakwakⅡ エムテックスマツムラ 2002年 メーカー廃業 枠の各席 4家同時表示 電極接触式 〇 〇 〇 〇 〇(常にトータル表示) △※3 エムテックスマツムラの最終製品。 テンリーダーⅡ ジョイス 2002年 メーカー廃業 枠の各席 4家同時表示 重量式 〇 〇 〇 〇 〇(常にトータル表示) △※3 ほとんど流通せず。ジョイスの最終製品かつ最後の重量式。 radio マツオカ 2002年 廃番 枠の各席 4家同時表示 IC非接触式 〇 〇 〇 × 〇(常にトータル表示) △※3 初のIC非接触式。本製品の発表以降IC非接触式の優位が確立。マツオカの表示枠開発部門はこれ以降レディオシステムというマツオカの子会社として分社化。 サイコロンA マツオカ 2005年 廃番 中央 4家同時表示 電気接触式 〇 × × △(トップ) × △※3 不評だったデジタルサイコロを本物のサイコロに変更。センチュリー&テンパルPAL2向け。 サイコロンB マツオカ 2005年 廃番 中央 4家同時表示 IC非接触式 〇 × × △(トップ) × △※3 サイコロンのIC非接触式版。センチュリーradio、センチュリーacro向け。鳳凰の独立に伴い、完全に廃番となった。 アモスアルティマ 大洋化学 2005年 廃番 枠の各席 4家同時表示 IC非接触式 〇 〇 〇 〇 〇 △※3 大洋化学初のIC非接触式。新アモスに搭載し。自動配牌機能とともにアモス1強の原動力となった。 アモスセヴィア 大洋化学 2005年 廃番 枠の各席 4家同時表示 IC非接触式 〇 〇 〇 〇 〇 × アモスアルティマから集計機能を除いた廉価版。 忍者バトル4(2代目-新アモス向け) アルバン 2007年 廃番 枠の各席 4家同時表示 電極接触式 〇 〇 〇 〇 〇 △※3 アモス1強の情勢を受けてアルバンが新アモス向けに忍者バトル4を作り直した。 acro マツオカ 2010年 廃番 枠の各席 4家同時表示 IC非接触式 〇 〇 〇 × 〇(常にトータル表示) △※3 radioの製造部品が入手しにくくなったことを受けデザインを一新しオープントップにした。 アモスプレジャー 大洋化学 2011年 廃番 枠の各席 4家同時表示 IC非接触式 × 〇 〇 〇 〇 × 初の家庭向けIC非接触式。旧アモス卓に搭載することでIC非接触式では初めて定価50万円を切った。 eager マツオカ 2012年 廃番 枠の各席 4家同時表示 IC非接触式 〇 〇 〇 × 〇(常にトータル表示) × acroの点棒及びデザインを一新した。オプションでUSB充電機能あり。 eagle one(前期) アジャスト 2012年 廃番 枠の各席 4家同時表示 電極接触式 〇 × 〇 × 〇(常にトータル表示) × エムテックスマツムラの麻雀事業撤退に際しwakwakのデザインのみを変更し、アジャストが継承。 フェニックスNEOα 鳳凰 2012年 販売中 枠の各席 4家同時表示 電極接触式 〇 〇 〇 〇 〇(常にトータル表示) × テンパルPAL2の後継。センチュリー向け。マツオカから鳳凰が独立する時に技術を持ち出した。これ以降マツオカは卓の製造から撤退。センチュリーシリーズのサポートは鳳凰が行うこととなった。 サイコロン鳳凰版(電気接触式) 鳳凰 2012年 販売中 中央 4家同時表示 電極接触式 〇 × × △(トップ) × × センチュリー向け。マツオカから鳳凰が独立する時に技術を持ち出した。これ以降マツオカは卓の製造から撤退。しかし、サイコロンIC非接触式はサポート外となった。 アモスレックス(Ⅰ/Ⅱ) 大洋技研 2014年 販売中 枠の各席 4家同時表示 IC非接触式 〇 〇 〇 〇 〇 × 大洋化学が社名変更して発表したアルティマの後継。自主規制により自動集計機能を排除。レックス1/2は本体が違うが枠は同一。USB充電付き。2018・2019年Mリーグに採用された。 アモスヴィエラ 大洋技研 2015年 販売中 中央 4家同時表示 IC非接触式 × × × × 〇 × 大洋技研として初めての中央表示。センチュリーシリーズのニーズに合わせた。 eagle one(後期) アジャスト 2016年 販売中 枠の各席 4家同時表示 電極接触式 〇 〇 〇 〇 〇(常にトータル表示) × エムテックスマツムラから継承したwakwakに対し点差及び着順表示機能を追加したもの。demioとほぼ同じ。 gazz CFS アジャスト 2016年 販売中 中央 4家同時表示 電極接触式 × × × × × × gazzシリーズのオプション。得点のみ中央に表示される。単体ではなくeagle one(後期)と組み合わせて使用する。 demio レディオシステム 2016年 販売中 枠の各席 4家同時表示 電極接触式 〇 〇 〇 〇 〇(常にトータル表示) × レディオ枠の家庭向け廉価版。エムテックスマツムラwakwakをベースに、点差及び着順表示の機能を追加した。eagle one(後期)とほぼ同じ。2022年現在は受注生産のみ。 eagerⅡ マツオカ 2017年 販売中 枠の各席 4家同時表示 IC非接触式 〇 〇 〇 × 〇(常にトータル表示) × eagerでオプションだったUSB充電を標準機能にした。 デジテンボウ1 レディオシステム 2019年 廃番 枠の各席 4家同時表示 点棒不使用 × 〇 × × × × 点棒を一切使用しない全デジタルの表示枠。あらゆる製品に搭載可能。安価。中華卓ベースのGAZZやMJ-revoなどに搭載された。 アモスJP-EX 大洋技研 2019年 販売中 枠の各席 4家同時表示 IC非接触式 × × × × 〇 × 家庭向けIC非接触式点棒方式。中国卓に搭載することで初めてIC非接触式で初めて30万円以下を実現。 スリムプラススコア アルバン 2020年 販売中 枠の各席 4家同時表示 IC非接触式 × 〇 〇 〇 〇 × アルバン初の家庭向けIC非接触式点棒方式。点棒を卓の淵から投入できるポケット機能とUSB充電搭載。 MJ-REVO live コペラス 2020年 販売中 枠の各席 4家同時表示 電極接触式 〇 × 〇 × 〇(常にトータル表示) × 2020年時点では過去の技術となりつつあった電極接触式をあえて採用している。そのため点棒を使用する得点表示機能付きの卓としては初めて定価20万円を切ることに成功した。 センチュリーファースト 鳳凰 2020年 販売中 枠の各席 4家同時表示 IC非接触式 〇 〇 × × 〇 × 鳳凰初のIC非接触式点棒方式。USB充電機能あり。鳳凰はマツオカから独立する際にIC非接触式表示枠の技術はマツオカ&レディオシステムから持ち出せなかったため、2020年になって自社開発した。 サイコロン鳳凰版2(IC非接触式) 鳳凰 2021年 販売中 中央 4家同時表示 IC非接触式 〇 × × △(トップ) × × センチュリーファーストにつけるためのオプション。 アモスレックス3 大洋技研 2021年 販売中 枠の各席 4家同時表示 IC非接触式 〇 〇 〇 〇 〇 × 点棒を卓の淵から投入できるポケット機能とUSB充電搭載。オープントップ方式。2020年以降Mリーグに採用されている。 Maru-JanR シグナルトーク 2021年 廃番 枠の各席 4家同時表示 点棒不使用 〇 〇 〇 〇 〇 〇 タッチパッドを採用した初の完全デジタル点棒表示枠。しかしながら売り上げ不振のため開発から1年、販売開始からわずか5か月程度で製造・販売中止。 デジテンボウⅡ レディオシステム 2022年 販売中 枠の各席 4家同時表示 点棒不使用 × 〇 × × × × デジテンボウ1の操作性を向上し、かつ音声ガイドを導入した後継製品。あらゆる枠に搭載可能。 ※1 点棒方式について・・・総合評価として IC非接触式 > 電極接触式 ≒ 重量式 という評価がされる。以下の理由による。 重量式-点棒の重さで計測。故障多い。表示が狂いにくい。計測が遅い。万点棒・千点棒・百点棒の投入箇所が決まっている。 電極接触式-点棒の電気抵抗で計測。故障が多い。接触面の手汗などにより表示が狂いやすい。計測が速い。万点棒・千点棒・百点棒の投入箇所が決まっている。 IC非接触式-点棒のICチップで計測。故障が少ない。表示がほぼ狂わない。計測が速い。万点棒・千点棒・百点棒の投入箇所は自由。 ☆点棒を使用しないデジタル表示方式は流通数が少なすぎるため評価は定まっていない。2022年現在はIC非接触式以外の点棒表示機能は過去の技術となりつつある。 ※2 チェックランプについて・・・4家の合計トータル点数が10万点(基本設定時)の時に緑のランプが光るので、点棒のズレが起こっても気づきやすい。緑のランプが光る点数は10万5000点、10万8000点、12万点などの設定変更が可能。常にトータルを表示する形式の表示枠(wakwakやMJ-REVO Live)の場合はトータル表示でチェックランプ機能代替となるためチェックランプ不要。 ※3 自動集計機能について・・・自動集計機能の使用のためには各メーカーにより出荷時にレート設定する必要があったが、2012年以降は各メーカーが自主規制をかけ集計機能は使用不能となった。 麻雀ニュースサイト「麻雀ウォッチ」の主催する「麻雀の頂」というランキングシステムに協賛したフリー店舗に設置されたフリー用卓のみ不完全ながらこの集計機能を継承している。2021年発売のMaru-JanR(現在は廃番)で集計機能が復活したが、それ以前のものとは全く異なる機能だった。
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