過去の技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 14:05 UTC 版)
「ヘテロジニアス・コンピューティング」の記事における「過去の技術」の解説
OpenHMPP(英語版) (Open Hybrid Multicore Parallel Programming) OpenACC同様、ディレクティブベースのヘテロジニアス・コンピューティング向けプログラミング標準。 OpenMP LEO (Language Extensions for Offload) インテルによるIntel MIC (Many Integrated Core) およびGFXへオフロードするためのOpenMP拡張。ICC (Intel C++ Compiler) に実装されていた。 Close to Metal(英語版)(CTM, Close To the Metal) AMD社によるATI系GPUのストリームプロセッサインターフェイス。ハードウェアに近いローレベル制御を可能とする。 AMD Stream(旧ATI Stream) AMDによるATI系GPU用のGPGPU開発・実行環境。CTMをCompute Abstraction Layer(CAL)によって抽象化し、Brook言語をCAL用に拡張したBrook+言語による開発を可能にする。 なおAMDは「GPGPUでDirectX 11およびOpenCLをフルサポートする」と発表し 、CCC 11.2でRadeon HDシリーズ以上のGPU向けにOpenCLドライバーが標準搭載された[疑問点 – ノート][要出典]。 その後、同社はHSA推進とともに、独自規格ではなくOpenCLをヘテロジニアス戦略の中核とする方向に舵を切り直した。AMDによるCPU/GPU/APU対応の総合基盤テクノロジーは「AMD Accelerated Parallel Processing」(AMD APP)と呼ばれており、SDKの名称もATI Stream SDKからAMD APP SDKに変更・統一されたが、その後AMD APP SDKは廃止され、GPUコンピューティングの技術基盤はオープンソースのROCmプラットフォームに移行されることになった。 Sh(英語版) (libsh) ウォータールー大学コンピュータグラフィックス研究室の成果に基づいた、RapidMindによるシェーダープログラミングおよびGPGPUのためのメタプログラミング技術。C++言語による開発を可能にする。LGPLライセンスで公開されている。 RapidMind RapidMind(英語版)による商用並列コンピューティング開発環境。GPU/マルチコアCPU/Cellプロセッサをバックエンドに利用できる。C++言語による開発を可能にする。 BrookGPU(英語版) (Brook for GPU) スタンフォード大学コンピュータグラフィックス研究室によるストリーム・コンピューティング開発環境。GPUおよびOpenMPによるマルチコアCPU演算をバックエンドに利用できる。C言語 (ANSI C) を拡張したBrook言語による開発を可能にする。BSDライセンスおよびGPLライセンスで公開されている。 PeakStream PeakStreamによる商用ストリーム・コンピューティング開発環境。GPU / マルチコアCPU / Cellプロセッサをバックエンドに利用できる。PeakStreamは2007年6月頃までにGoogleによって買収されている。
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