主砲について
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「エミール・ベルタン (軽巡洋艦)」の記事における「主砲について」の解説
主砲は新設計の「1926-30年型 15.2cm(55口径)砲」を採用した。性能は重量54~58.8 kgの砲弾を最大仰角45度で26,960 mまで届かせることが出来るこの砲を3連装砲塔に収めた。俯仰能力は仰角45度、俯角10度で、装填角度は俯角5度から仰角15度の間である。旋回角度は船体首尾線方向を0度として左右150度の旋回角度を持つ、主砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分5~8発である。
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主砲について
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「ドイッチュラント級装甲艦」の記事における「主砲について」の解説
本級の第一の特徴は重武装にあり、主砲はヴェルサイユ条約で課せられた制限枠一杯である28cm砲を選択し、第一次大戦時の砲よりも長砲身の「SK C/28 1928年型 28cm(52口径)砲」を採用した。12インチ(30.5cm)砲を採用しなかった理由は武装重量の軽減と、多くの装薬を使って高初速で発射すれば1万m台での貫徹力では英国製「Mark I 38.1cm(42口径)砲」にも劣らない威力を出せるからである。過去の技術的蓄積が多いこと、射撃速度が稼ぎやすいことなどの他、砲身が軽いということは俯仰や旋回速度にも良好であり、同じ弾丸定数なら弾丸を小さく軽くでき、その分弾薬庫も小型化できて防御重量も軽量化できるなど様々な利点があったためである。 性能的には重量300kgの砲弾を、初速900m/秒で仰角40度で36,475mも届かせる長射程を持っていた。これは、WW1以前に作られた巡洋戦艦「モルトケ級」や「ザイドリッツ」に搭載された「SK L/50 1909年型 28 cm(50口径)砲」の302kg徹甲弾を仰角16度で20,400mまで届かせる性能よりもはるかに優れていた。この新型砲を、従来の連装砲塔が主体のドイツ主力艦では採用していなかった三連装砲塔に収めた。砲身を載せた砲架は3門それぞれが別個に上下できる独立砲架で、砲身の俯仰能力は仰角40度・俯角10度である。砲塔の旋回角度は単体首尾線方向を0度として左右150度である。主砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分2.5発である。 砲弾の種類には7.84kgのTNT(もしくはヘキソゲン)を充填した徹甲弾と16.9kgのTNTを充填した炸裂弾、TNTの量を23.3kgに増加した新型炸裂弾の3種類を選択できた。
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主砲について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 01:14 UTC 版)
主砲は「伊吹」がアームストロング社製で、「鞍馬」はそれをコピーした「四一式 30.5cm(45口径)砲」を採用した。その性能は重量386kgの砲弾を最大仰角15度で射程18,300mまで砲弾を届かせる能力を持っていた。これを新設計の連装式主砲塔に収めた。砲塔の旋回は首尾線方向を0度として射界は150度で、砲身の俯仰角度は仰角15度・俯角5度で毎分1発で発射できた。
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主砲について
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「インディファティガブル級巡洋戦艦」の記事における「主砲について」の解説
主砲は前級に引き続き採用された「Mark X 30.5cm(45口径)砲」である。この砲塔は前級まで水圧式だったのに対し、主動力はフランス式の電動式であったことが一大特徴である。旋回・俯仰・揚弾・装填を全て電動でまかなう意欲作であったが旧来より電動モーターの運用に長けたフランスとは異なり、長らく水圧方式に慣れたイギリスでは各所に苦心の工夫が見受けられたが、いかんせん技術力に劣るために、しばしば作動不能を起こしてイギリス海軍では「電動方式は欠陥」と判断され、第一次大戦前に水圧方式に改造された。俯仰能力は砲身を仰角13.5角から俯角3度まで自在に上下でき、どの角度でも装填が出来る自由角装填を採用した。旋回角度は船体首尾線方向を0度として、艦首尾の1番・4番砲塔は左右150度の旋回角度を持ち、艦中央部の2番・4番砲塔は舷側に対し180度、反対舷方向には30度の旋回角度を持たせていた。主砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分1~1.5発である。
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主砲について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 18:19 UTC 版)
主砲は前級「プロヴァンス級」に採用された「1912年型 34 cm(45口径)砲」ではなく、「1931年型 33 cm(52口径)砲」を採用した。これは既存の34cm砲では有効射程距離が足らず、また薬室も狭いために当時フランス海軍で研究されていた強装薬での「近距離での貫通力増大と砲戦距離の延伸化」に有効でないためであった。また、33cmという口径は「ドイッチュラント級」の28 cm(52口径)砲に対し、砲弾口径にして「2インチ(約50 mm)上の火力の優位性で充分」との判断からであった。その代わり砲身長はこれまでの45口径から7口径伸ばされた52口径という長砲身により、射程距離の延伸に一役買っている。 これを「ノルマンディー級」(未成)で採用された「四連装砲塔」に納めた。船体中央部に前向きに4連装砲を1基ずつ砲塔間の間隔をあけて2基8門を配置した。間隔をあけた目的は、被弾時に両砲塔が同時に被害を受けにくくする工夫であった。この主砲塔の間隔は無駄にせず予備機械室のスペースに充てられた。 砲塔の主動力は電動で、本級の主砲塔は幅の狭い連装砲の砲架を耐火隔壁を挟むように左右に1基ずつ計2基を配置する構造を持っていた。各砲は独立した砲架に載せられており、異なる仰角を取ることが出来た。砲身の揚弾・揚装薬機構は水平方式を採用しており、砲弾は弾薬庫から、装薬は装薬庫から、共に水平状態に寝かされて揚弾機でバーベット内を上昇し、砲塔下部の換装室に送られる機構である。これは揚弾中に衝撃を受けた時の自爆が構造的に起こり難い利点があった。弾火薬庫と換装室の間の楊弾機は、四門の主砲に円滑に弾薬を供給するためか連続式のコンベアとなっており、防炎扉は設置されているものの万が一換装室内の弾薬に引火した場合は、コンベアに並んだ弾薬に次々に引火し、弾火薬庫まで一気に被害が及ぶ危険性があった。旋回角度は船体首尾線方向を0度として1番砲塔が左右143度、2番砲塔が左右150度の旋回角度を持つ、主砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は仰角により毎分1.5~2発である。 その性能は、13インチ砲弾としては重量級に属する重量560kgの徹甲弾を最大仰角35度で40,600 mもの大射程距離まで届かせる能力を得ており、威力では射程27,500mで舷側装甲292mmを、射程23,000mで舷側装甲340mmを容易く貫通する性能を持っていた。
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