得点等に関する用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 20:39 UTC 版)
トン(Ton[tʌn]) 正しい発音は、「タン」に近い。01ゲームやカウントアップなどの全ナンバーが加算対象になる得点制ゲームにおいて1ラウンドでの合計得点が、スティール・ティップ・ダーツでは、狭義で100点、広義で100点以上の場合を指す。狭義での使用時に100点を超える場合、超えた分をTonに続ける。例えば、160ならば、"Ton 60"となる。ソフトダーツでは、ほとんどの場合で後述のLow Tonを指している。 トン・エイティー(Ton 80) 1ラウンドで20のトリプルに3本入れることを言う。理論上の最高得点であるため、他の得点とは扱われ方がラウンド様々な面で異なる。 ハイ・トン(High Ton) 1ラウンドでの合計得点が151点以上の場合を指す。 ロウ・トン(Low Ton) 1ラウンドでの合計得点が100点(ソフトダーツのみ101点からとする機種もある)以上~150点以下の場合を指す。 ハット・トリック(Hat Trick) 1ラウンドでブルに3本入れる事を言う。スティール・ティップ・ダーツでは、インナーブルに限定する場合もある。 スリー・イン・ザ・ブラック(Three In The Black) 1ラウンドでインナーブルに3本入れる事を言う。海外ではこの呼称はあまり使われておらず、Hat TrickやBlack Hat、Alan Evans Shotなどの呼称が好まれている。 スリー・イン・ナ・ベッド(Three In A Bed) 1ラウンドで同じ点数のトリプルかダブルに3本入れる事を言う。ただし、ソフトダーツでは、ダブルブルに3本入れてもこのアワードにはならない。 ホワイト・ホース(White Horse) クリケットゲームにおいて、1ラウンドで20、19、18等、それぞれのゲームで得点となるエリアのトリプルに、1本ずつ入れることを言う。 このアワードはクリケットゲームにしか存在しない(クリケットはそのルール上、トリプルに入れることに大きな意味を持つため)。同じエリアに2本以上入った場合や、9マークにならなかった場合(1マーク以上入っていた状態からナンバーをクローズした場合)はアワードは成立しない。 ハイ・フィニッシュ(High finish) 「ハイ・オフ」とも。01ゲームにおいて1スロウで高い得点を取得し、フィニッシュした場合を指す。90点以上、91点以上、100点以上、101点以上、またはその試合のフィニッシュにおいて最も高い点数など、明確な条件が存在する場合もある。 シャンハイ(Shanghai) 1スロウで同じナンバーのシングル、ダブル、トリプルに1本ずつ入れることを言う。 9ダート・フィニッシュ(Nine-dart finish) 「9ダーツ」とも(ただし、通常英語においてnine dartsだけでは、パーフェクトゲームを意味しない)。501ゲームにおいて、最短手順となる9投(3ラウンド)でゲームをフィニッシュさせること。501ゲームにおけるパーフェクトゲームを意味し、大規模な大会になると優勝賞金とは別に達成者に対する賞金が設定されていることが多い。
※この「得点等に関する用語」の解説は、「ダーツ」の解説の一部です。
「得点等に関する用語」を含む「ダーツ」の記事については、「ダーツ」の概要を参照ください。
- 得点等に関する用語のページへのリンク