得点等についての「アドバンテージ」
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「アドバンテージ」の記事における「得点等についての「アドバンテージ」」の解説
テニス デュースの項を参照のこと。 ブラジリアン柔術 ポイントの一部として判定に使用される。基本的にはポイントで勝敗を決するが、ポイントが完全にない(引き分け状態)の時に、攻勢点としてアドバンテージがある方が勝利する。それもない場合はレフェリーの独断で勝敗を決める。詳細はブラジリアン柔術を参照。 日本野球機構 2004年・2005年のパシフィック・リーグにおけるプレーオフ(レギュラーシーズン上位3チームによる決勝トーナメント大会)では、2ndステージ(決勝戦)にシードされた1位チームと、1stステージ(1回戦。2位対3位)の勝利チームのゲーム差が5ゲーム以上あった場合、1位チームに1勝分を与えるものとされた。また2006年の同プレーオフ、ならびに2008年以降のクライマックスシリーズ(セントラル・リーグ、パシフィック・リーグともに導入)では、やはりファイナルステージ(決勝戦。2009年以前は2ndステージ)各リーグ1位チームに無条件に1勝分が与えられた。これらの1勝の差をアドバンテージと称した。詳細は各記事を参照。 日本女子プロ野球機構 2013年度の大会における4チーム対抗戦「ティアラカップ」の1位獲得回数の多い2チームによるプレーオフ「ティアラカップ女王決定戦」(2試合制)で採用。1位獲得の最も多いチームにあらかじめ1勝分のアドバンテージを与え、それを含め2勝したチームの優勝。よって1位は1勝すればグランドチャンピオンとなる。 2015年度は、正加盟3チームのリーグ戦で、それぞれのステージ1位チーム同士で行う「日本シリーズ女王決定戦」(3戦2勝制)で、前後期同じチームが1位で終了した場合は年間勝率2位のチームに出場権を与え、勝率1位チーム(=前後期完全1位チーム)に対しては1勝分のアドバンテージを付与する「2戦2勝制」とする。 韓国野球委員会 2015年度から、プレーオフトーナメント1回戦にあたる「ワイルドカード代表決定戦」(レギュラーシーズン4位対5位の対戦)にて採用。ワイルドカードにノミネートされた2チームのうち、4位チームに予め1勝分を与え、それを含めた先に2勝したチームが、準プレーオフ(2回戦)に進出できる。なお第1戦が引き分けで終わった場合と、第2戦との通算で1勝1敗1引き分けのタイとなった場合は、両チーム間の順位で上位となる4位チームが準プレーオフに進出できる 日本フットサルリーグ(Fリーグ) 2012年-2013年度の大会より採用。この年は上位3チームによるプレーオフの決勝戦(4戦制)で、先に3勝したチームが優勝であるが、プロ野球に倣い、レギュラーシーズン1位のチームにはあらかじめ1勝分のアドバンテージを与えるので、2勝すれば優勝である。 2013年-2014年度は2シーズン制を採用し、プレーオフ決勝戦(2戦制)で、2勝(ないしは1勝1分け)したチームの優勝だが、この場合でも順位ポイントの1位チームに1勝のアドバンテージがあるので、1勝すれば優勝である。2014年-2015年度は1シーズン制としたが、上位5チームでのプレーオフの決勝は2013-14年度の方式に同じである。 プレミアリーグ (バレーボール) 2014年-2015年度シーズンで採用。レギュラーラウンド(1次リーグ)の順位を基に、ファイナル6(2次リーグ)では1位に5点、2位に4点…6位に0点というように、予め順位に応じた持ち点を配分し、これに試合ごとの勝ち点(3-0・3-1の勝ち3点、フルセット(3-2)の勝ち2点、フルセット(2-3)の負け1点、1-3・0-3の負け0点)を加算する方式を取っている。この2次リーグの成績を参考として、上位3チームが決勝トーナメントに進出(1位はファイナル<決勝戦>シード、2位と3位でファイナル3<準決勝>を争う)。 V.LEAGUE プレーオフシリーズ「FINAL3」の準決勝に採用。2勝制であるが、2位のチームにはあらかじめ1勝分を与え、2位チームが勝てばそのまま決勝戦(2試合制)進出、3位チームが勝った場合は準決勝の試合終了後に「ゴールデン・セット」(25点1セットマッチ)を行う。
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