得点表示機能の出現による本体機能・枠機能の分化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 10:19 UTC 版)
「全自動麻雀卓」の記事における「得点表示機能の出現による本体機能・枠機能の分化」の解説
1994年、業界初となる得点表示機能がついた「テンリーダー」を、株式会社ジョイス(2020年倒産)が佐藤美術工芸及び電元オートメーション(2013年倒産)との共同開発により発売。 テンリーダーは重量式の得点表示方式を採用しており、電元オートメーション製の雀豪向けに開発された。これ以降、各社は様々な得点表示枠を発表するが、麻雀卓は 牌を自動的に攪拌し山を積む機能→本体機能 点棒をセットすると点棒を読み込み自動的に得点を表示する機能→枠機能 の2機能に分化し、本体・枠それぞれが別々のメーカーにより作られるという状況が生まれた。以降、本体・枠両方作っていた従来のメーカーの形に加え、枠しか作らず他社の本体を組み合わせて売るケース(アルバンの忍者枠やマツオカのeager枠など)が増え、それゆえに麻雀卓の名称を呼ぶ際にそれが枠の名称なのか、本体の名称なのか、その麻雀卓がどのメーカーのものなのか等が判然としない状況が、現在に至るまで継続している。さらに2022年現在では、物理的な点棒を一切使用せず、ボタンを用いてデジタル表示で得点の授受を表現する得点表示枠(デジテンボウ)も登場している。
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