後に加入した局員
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「探偵!ナイトスクープ」の記事における「後に加入した局員」の解説
北野誠(在任期間:1988年6月 - 1995年9月、1996年5月 - 2009年4月) 初代局員としてキャスティングに名前が挙がっていた。第9回放送の「国道1号線の三重駐車」より登場(登場経緯等は後述)。 初代局長・上岡によると、当初は探偵ではなかったという。また、第41回放送(1989年1月21日)までは旧芸名である「MAKOTO」名義で登場。1989年10月28日放送の「河内風穴の謎を探れ!」のネタでは結論まで引き出すことができず上岡に再度の調査を命じられ、同年12月16日に「河内風穴第2弾!」が放送されたが、この調査でも結論を導き出せなかった。その日の顧問であったキダ・タローに「誠、お前は中途半端や!」と言われ、以降「中途半端」と呼ばれることとなってしまった。事実、他のネタにおいても結論を導き出せない、あるいは本来の趣旨とは全く異なった結論を導き出すことが多かった(中にはあえてそういった演出としたものもある)。そのキャラクターから、依頼人側から「北野探偵だけはやめてください」と逆指名されることがあったが、必ずその依頼は誠が受け持つことがお約束となっていた。東京進出のため1995年9月に一度降板したものの、1996年探偵として復業。最古参探偵として活躍し続けたものの、2009年4月に無期限謹慎処分により突如降板。ただし収録済み分は予定通り放送された(誠自身はその後、2010年3月に処分解除され、芸能活動を再開)。 詳細は「誠のサイキック青年団#番組終了までの過程とその後」を参照 桂小枝(在任期間:1988年7月23日 - 2013年9月27日) すぐに解決できそうな複数の依頼をまとめて調査する「爆笑!小ネタ集」、ガイドブックに到底載せられない珍名所を紹介する「パラダイス」などの名物コーナーを持った他、「まじめ」ネタを「笑い」ネタにしてしまう傾向があった。「ミスターナイトスクープ」の異名をとっていた。上岡局長時代は「そして、こいつです」と紹介されていた。 自称「局次長」であった。以前は局長の座を狙っているような独占欲的な節があったが、これは「局長代行」という形でかなえられた。西田局長の休局中は、探偵局長代理を務めた。 おなじみの言葉は自ら「よろしく(どうぞ)お願いします、桂小枝です。お願いします」と挨拶し、間髪入れずに「しかしまぁー、なんですねー」と続けてネタ振りをする。番組開始時の探偵紹介では最後に名乗ってから、この言葉に続けてコメントするが、後年のオンエアではカットされていた。この「しかしまぁー、なんですねー」は上岡局長時代、小枝が紹介された後に喋るのを阻止しようとする上岡に対抗して生み出された“技”である。 まだ土曜日に放送されていた時期には、当番組の直前に他局(関西テレビ)で放送されていた『ねるとん紅鯨団』のとんねるずに対抗するため、北野誠と「どうくつず」(トンネル → 洞窟)を組んで、「ねろとん紅鯨田」というパロディー企画をしていたことがあった。 2013年9月27日放送分を以って卒業。最終出演回には、探偵として「キダ・タロー恐怖症!?」を手掛けると共に、エンド5秒で一発ギャグを披露した。 デビュー作「子供美人はどこへ」 立原啓裕(在任期間:1989年6月3日 - 2005年4月15日) 自称・(二代目)社会派ネタ探偵。1989年6月3日に臨時探偵として初登場し、同年7月29日から正式な探偵として加入。病弱ネタを売り物にしており、幾度となく他の探偵にからかわれた。トミーズ雅が番組を卒業するまでは、基本的にトミーズ雅と隔週で出演していた。2005年4月16日放送分をもって卒業した。 デビュー作「白いサツマイモの謎」 トミーズ雅(在任期間:1988年12月24日 - 1994年1月) 女性探偵が消滅した直後の1989年秋に放送された総集編にて「女性探偵募集」と銘打った企画が放送された際に、女性探偵「北村雅子」名義で登場したことがある。後に自身のレギュラー番組が増加したことで、探偵としてロケに出掛ける時間が満足に取れなくなり卒業。卒業直前のロケは多忙のため完パケだったという。自身が番組を卒業するまでは、総集編や特番は除いて、立原と隔週で出演していた。 デビュー作「ズワイガニ漁」 中村貴子(在任期間:1988年8月6日 - 1989年7月) 元ラブ・ポーション。「ホストの生態を暴く」のネタでデビュー。初めての総集編など、欠席した松原の代わりに秘書代行を4回務め、松原初代秘書が引退した後にも1週だけ臨時秘書を務めた。 みやなおこ (在任期間:1988年11月19日 - 1989年9月) 槍魔栗三助(生瀬勝久)と同じ劇団「そとばこまち」出身で、当時読売テレビで放送されていた『週刊テレビ広辞苑』で生瀬と共演しており、その楽しげな2人のやりとりを見たスタッフがみやなおこを採用した。女優活動に専念するため、すぐに降板した。 清水圭(在任期間:1990年5月 - 1996年4月) ぜんじろうの後釜として加入。調査内容の充実度は、「感動ネタなら清水圭」と上岡から高く評価されていた。 デビュー作「祖父は映画スター」 長原成樹(在任期間:1994年1月21日 - 2013年9月27日(2005年9月23日 - 12月2日の放送分は病気のため休業)) 卒業したトミーズ雅の代わりとして登場。依頼者に代わって貸した物を取り戻す「取り立て屋成樹」シリーズ以降、物事を強引に解決させる手法を確立させた。また、本当に必要かどうかという疑問にもかかわらず、沖縄県に調査に向かうことが多かったので「沖縄探偵」「リゾート探偵」の異名もとっていた。他にもいつまでたっても眠らない子ども達の前に現れる謎の怪人「ガオーさん」でもある。2008年8月22日放送分では、喉の調子が悪くガラガラ声で話す姿がみられた。また、2011年10月7日放送分ではヤンキーだった時分(18歳の頃)の写真が放送された。 2013年9月27日放送分で卒業。最後の作品は「復活!取り立て屋成樹」だった。 デビュー作「屋根を直撃した隕石の謎」 ジミー大西(在任期間:1995年4月21日 - 1996年4月) 越前屋俵太の後釜として加入。デビュー作は「巨大シジミ発見!?」(DVD Vol.6 にも収録、林繁和の項も参照)。2018年2月9日放送分で久々にゲストとしてVTRに登場、芸能界一嗅覚の鋭い芸能人として嗅覚の鋭い依頼者の息子と嗅覚対決をしたほか、同年4月6日放送分の30周年記念特番後編でデビュー作が第3位に選ばれたことから、『デジタルリマスター』と称したリバイバル企画で特別探偵と称したゲスト・真壁刀義とともに長居植物園の池 にて再び巨大シジミ獲りに挑戦した。しかし長居植物園の池では探せどドブガイは見つからず、しかも2月にロケを行ったため水が冷たく、捜索は難航。ようやく1個見つけたがすでに死んでおり、その後も必死で探すも結局見つからずであった。 松村邦洋(在任期間:2000年4月7日 - 2013年9月27日) 局長代行制に入るにあたって、毎週1人の探偵が抜けることになるため2000年に入局。他探偵と比べると、自らの体を張ったロケを得意としていた。子供や老人絡みのネタやインタビューものの依頼も多かった。西田局長を始め、小枝、顧問として出演する掛布雅之などのものまねを披露することもあった。2009年4月、東京マラソンのレース中に発症した急性心筋梗塞の治療のため番組を休養していた。 2013年9月27日放送分で卒業。最後の作品である「帰宅部の魔球vs金本」には、松村がファンである阪神OBの金本知憲・下柳剛が登場した。 デビュー作「デブネタ集」
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