強化銃・強化グレネード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 11:47 UTC 版)
「メタルスラッグ」の記事における「強化銃・強化グレネード」の解説
味方捕虜などから支給される、ハンドガン以上の攻撃力を持つ銃。装備すると、ほとんどの銃で見た目がアサルトライフル状のものに変化する。弾数に制限があり、ミスをすると無くなってしまう。『X』以降は一部の銃に弾の大きいBIG版が存在。デブ時には各アイテム弾が違うタイプのバージョンに変わる。弾数は『6』ではイージーモードでのもの(ハードモードではその半分)。なお、家庭用シリーズのメタルスラッグ2のアートギャラリーの画像では、文字入りのアイテムマークは銃と弾薬が入ったトランクとして表現されている。 ヘビーマシンガン(ヘヴィマシンガン) 両手持ちのマシンガン。1発当たりの攻撃力はハンドガンと同じだが、ショットボタン1回で4発の弾が出るため連射性能が高い。また、連射中に射角を変えることでハンドガンでは死角となる斜め方向への攻撃が可能となっている。一点集中や弾幕張りなど幅広い運用が可能なため、強化武器の中では比較的扱いやすい部類に入る。全作品で登場。ゲーム中では「H」。弾数は200発、威力は1。BIG版は米のような大きい楕円形の形に弾が太くなる。さらにデブ時は通常版は水玉模様のような大小の形、BIG版はさらに巨大な楕円形の形で「2」と「X」では斜めに撃つことができず扱いづらかったが「3」からは斜めも可能になった。『6』のイージーモード、『7』のメインミッション(難易度ビギナー)では通常弾として弾数無制限で使える。 ロケットランチャー 軽いホーミング(誘導)機能を持つ小型ロケット弾を放つ。着弾時の爆風にも攻撃判定があるため、土嚢の裏にいる敵や複数の兵士をまとめて撃破することもできる。単発の攻撃力は低くもなく、高くもないが弾速と連射力が低いのが難(至近距離並びにマルコ(7以降)のバーストショットで連射可能)。全作品に登場。ゲーム中では「R」。弾数は30発、威力は3。BIG版も存在。デブ時はホーミング機能が強化されるが、スピードがダウンし使い勝手は良くない。 ショットガン 射程距離の短い散弾を放つ。低い連射力を補い、なおかつ余りあるほどの攻撃力を誇る。戦車の懐に潜り込めば数発で撃破できるが、混戦時はリーチの短さと大振りすぎるのが仇になりやすい。接触時間がダメージソースになるフレイムショットに比べ、こちらは瞬間的な攻撃に強く、当たり判定内なら一律に同じダメージを与えられる。デブ時には散弾範囲が広くなる。ゲーム中では「S」、弾数は30発、威力は20。BIG版も存在するが、弾数は15発になっている。攻撃力は強化銃の中では最大。 フレイムショット 火炎放射器。生物系の敵(取り分けミイラやゾンビ等)に高い効果を持つ炎を撃ち出す。『初代』では火炎弾となっておりリーチはあるが威力が低かった。『2』以降は炎をその場に吹き散らすタイプとなりリーチが短くなった反面、炎との接触時間で攻撃判定が発生する為、脅威的な攻撃力を誇るようになった(巨大戦車に近づいて発射すればショットガン以上となる)。5以外で登場。ゲーム中では「F」。弾数は30発、威力は毎フレーム3。BIG版も存在。デブ時には広範囲を焼き払うことが出来、使い勝手がよくなる。 レーザーガン 直線状にレーザーを放つ。ショットボタンを押している間は弾が途切れることなく攻撃判定が発生するため、連射力はヘビーマシンガンをも上回る。『2』以降登場。ゲーム中では「L」。弾数は200発だが、全強化銃最強の連射力ゆえに弾切れが早い。威力は0.8。BIG版も存在。耐久力のある敵にも継続してダメージを与えられるが貫通力は弱いため、敵の接近を許してしまうと脆い面もある(モーデン兵のような弱い敵なら貫通して一撃で倒すことが出来る)。『6』では斜めにも撃てるようになり、より使いやすい武器となった。デブ時はレーザーが波状になり照射範囲が広くなる。 エネミーチェイサー 高いホーミング機能を持つ小型ロケット弾を放つ。ショットボタンを押していれば自動的に弾が敵に当たりに行ってくれるが、狙撃対象が複数あったり、近すぎたりすると、弾があさっての方向に飛んで行ったりもしてしまう。着弾時爆風が発生するが、ロケットランチャーよりは小さい。爆風の大きさ以外ほぼすべての面がロケットランチャーより上。『X』以降登場。ゲーム中では「C」。連射力は低い。デブ時はミサイルが少し太くなるが性能は変わらず。弾数は40発、威力は3。 アイアンリザード ロケット噴射により地面を疾走する車輪台座付き自走弾を放つ。接地しないとほとんど前進しないため空中向けには扱いづらい。接地時の前進速度は非常に速く、地面に接している相手には攻撃力も低くなく、爆風も発生するため使いやすい。『X』以降登場。ゲーム中では「I」。デブ時は卵のような人形になり疾走するが、コケたり立ち止まったりと気まぐれな行動をする場合もある。弾数は30発。 ドロップショット 地面を跳ねる性質を持つ爆弾を放つ。弾速が遅く、連射力も射程距離も低いため、扱いにくい部類に入り、雑誌『月刊アルカディア』では「武器の形をした罠」とまで言われている。『X』以降登場。ゲーム中では「D」。弾数は30発。デブ状態では弾が異常なほど巨大になり、多少扱いやすくなる。下方向の敵やでこぼこした地形には強く、『X』ではミッション3で、『7』ではボスに対して効果を発揮する。 スーパーグレネード 巨大な榴弾を放つ。ハンドガンと同じ程度の弾速があり、着弾時に上方向に攻撃判定を持つ爆風が伸びる。『X』以降登場。ゲーム中では「G」。弾数は20発、威力は10。デブ時は連射力がアップする。 ツーマシンガン(ダブルマシンガン) 2丁のマシンガンで同時に射撃する。ヘビーマシンガン以上、レーザーショット以下の連射力を持つ。斜め方向へ射撃出来ないのが弱点。『4』以降登場。ゲーム中では「2H」。所持した状態でクリアすると、専用のポーズを取る。弾数は200発。デブ状態では銃自体も大型化する。 サンダークラウド ハンドガンと併用して使う武器。人工の雷雲を発生させ、雷で攻撃する。『3』『4』で登場。ゲーム中ではCLOUD(雲マーク)。弾数は30発。命中率は悪い。ゾンビ状態でも取得すれば使用可能。 モビルサテライト ハンドガンと併用して使う武器。小型の人工衛星のような物を飛ばし、そこからビームのようなものを敵に飛ばして攻撃する。『3』『XX』で登場。弾数は200発。 ザンテツソード 名前通り、剣状の武器で、ナイフのように振るい衝撃波を放つ。衝撃波は敵弾をかき消す事ができ、攻撃して入る得点はナイフと同じだが射程は短く、左右にしか放てない。また、近接時にナイフに切り替わらないので無駄使いしやすい。『6』『7』で登場。ゲーム中では「Z」。弾数は10発。 スナイパーライフル スコープで遠距離から狙撃出来る。『3D』で登場。ゲーム中では「SR」。弾数は最高50発。 サンダーショット 銃口からスパークを流し、電流で攻撃する。『7』で登場。ゲーム内では「T」。弾数は30発。電流にはうねるような追尾性があり敵を貫通するが、威力は低め。相手がモーデン兵なら適当に撃っているだけで一掃してくれる。この武器だけ説明書に詳細が記載されていない。 フレイムボトル 名前通りの火炎瓶。他の強化銃と違い、手榴弾がこれに変化。手榴弾と同じく放物線軌道で飛び、着地時に炎が地面に広がってダメージを与える。『2』以降で登場。攻撃力は低いが攻撃範囲が広い。また、地面に炎が広がる特性上、空中敵に対して威力が激減する。 ストーン 手榴弾が石に変化する。爆風が出ないためやや使いづらい。『X』以降で登場。地面に落ちた後も攻撃判定が残るため、高速スクロールステージでは、スクロールする地面に投げるだけで地上を走るバイク兵に当てることができる。宇宙人の乗るUFOを一撃で破壊する事が出来る。 スモークボム 白い煙を出して敵の目をくらまし、主人公が発見されないようになる。『3D』で登場。直接の攻撃能力はない。 モノリス 『3D』で登場。アイテムを投擲した地点に、火星から『3』で登場したモノリスを呼び寄せて、石版を降らせる。威力は非常に強力で、バランスブレイカーでもある。全ステージクリアすると使える。 ハンドキャノン 家庭用移植版のコンバットスクールモードで大魔王になると初期装備となる。メタルスラッグのキャノン砲を弾数無制限で連射可能。
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