サンダーショット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/10 09:23 UTC 版)
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サンダーショット (Thunder Shot) は、田宮模型(現・タミヤ)から発売された電動ラジオコントロールカー(RCカー)。1987年11月19日発売。キット価格は13,800円。ミニ四駆の車種ラインナップにも存在する。
ホットショット系を改良した四輪駆動のオフロードバギーであり、コストパフォーマンスに優れた製品として当時人気を博した。
また、同社のアドスペックプロポとCPRユニット、7.2Vバッテリーと充電器つきのフルセットも販売されており、こちらはセット価格で39,800円だった。
メカニズム
- シャーシ構造:強化樹脂製バスタブ構造
- フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン、オイル封入式ダンパー(モノショック)およびアンチロールバー装備
- フロントタイヤ:中空ラバー、ピンスパイクパターン
- リアサスペンション:ダブルウィッシュボーン、オイル封入式ダンバー装備
- リアタイヤ:中空ラバー、ピンスパイクパターン
- 駆動方式:シャフト駆動式4WD
- モーター:マブチRS540SHをミッドシップ、後部ギアボックスに装備
- デファレンシャルギア:フロントおよびリア…ベベルギア式、センター…なし
- 搭載バッテリー(別売り):7.2Vストレートパックを横置きで搭載
- ボディ:ポリカーボネート製
特徴
直前に発売されたスーパーセイバー(ホットショット系最後の製品)よりも2000円安く、2輪駆動バギーと変わらぬキット価格だった。駆動系統の基本的な構造はホットショット系と同じだが、スラストベアリングを廃止したほか、プロペラシャフトの配置を見直し、カウンターギアを1個少なくできたため、その分効率向上につながった。
ホットショット系ではラック式ステアリングだったが、本製品では、ステアリング機構を3分割タイロッド式に改めた。
サスペンション構造はロングスパン化に加えアッパーアームの簡素化などによるばね下重量軽減も施された。前側のサスペンションはモノショック構造だが、オプションで簡単にデュアルショック化できるようになっており、派生車のスコーチャーとファイヤードラゴンでは最初からデュアルショック化している。
ボディーマウントの寸法等は有名なホーネットと互換性があり、雑誌『月刊コロコロコミック』で人気を博した「ドラゴン三兄弟」ボディーにも対応していた。1988年3月に同ボディー搭載のサンダードラゴンが、翌1989年にはファイヤードラゴンがそれぞれ派生車として発売された。
また、雑誌「月刊コミックボンボン」誌上のデザインコンテストで制作され、発売された、ウィンガーも搭載可能だった。
製造終了
アバンテ系登場後の本製品および派生車は、初心者から中級向けとして位置づけられ、スコーチャーでは既存オプションの完全装備に加え、ユニバーサルスイングシャフトや後部アンチロールバーの追加が行われたが、開発はそこでストップし、その役目をマンタレイに譲って製造終了となった。2005年12月、スポットながら再生産された[1]。
同系統の製品
脚注
サンダーショット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 12:57 UTC 版)
銃口からスパークを流し、電流で攻撃する。『7』で登場。ゲーム内では「T」。弾数は30発。電流にはうねるような追尾性があり敵を貫通するが、威力は低め。相手がモーデン兵なら適当に撃っているだけで一掃してくれる。この武器だけ説明書に詳細が記載されていない。
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