宇宙人・怪物など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 23:02 UTC 版)
「地球防衛少女イコちゃん」の記事における「宇宙人・怪物など」の解説
ミラクルマン ミラクル観光ツアーで地球に団体旅行に来た宇宙人。飲みすぎて水を飲んでいるところに通りかかったイコちゃんに、酔った勢いでスーパーインカムをあげてしまう。それが無いと星へ帰れないため、返してもらおうとLTDT(地球防衛隊)に行った時、折悪しくもイコちゃんの悪戯で怪獣が目覚めてしまい、イコちゃんがインカムを使うことで事無きを得る。インカムはなしくずし的にイコちゃんのものになり、ミラクルマンはLTDT(地球防衛隊)の隊員となる。前記のとおり、コズミ隊員と一体化し、当初は完全な別人格だったが、段々融合が進んで行った模様。コズミの姿のままニューウィンの姿を見、旧友と認めていた。時に自ら変身巨大化して戦うが、インカムが無い為、超能力があまり使えず、苦戦することが多かった。かつては自他共に認めるヒーローだったが、インカムをイコちゃんに渡してからは、もっぱら宇宙人アドバイザー的存在になっていた。なお、最終回では、壊れたと思われたインカムを装着して本来の実力を発揮、ラスボスを一撃で倒して地球最大の危機を解決したが、それまでの疲労の蓄積からニューウィンに連れられて自分の星へ帰って行った。 頭部のデザインは、ビデオ二作目からのものであり、ウルトラマンのオマージュ。 余談だが、ビデオ一作目のミラクルマンのマスクは、河崎監督の自主制作映画のヒーロー・エスパレイザーの流用であり、ミラクルマンとして使用後は「電エース」となった。 ミャーン 猫型宇宙生物。普段は猫の大きさだが、空腹になると巨大化する。宇宙サーカスで働いていたが、労働がきついので逃げ出してきたところをイコに拾われる。人語を解し、人型サイズになると話すことが出来る。 ショーマン 身長60メートル。体重1万5千トン。宇宙サーカス団長。脱走したミャーンを連れ戻しに来た。右手がムチになっている。巨大化したミャーンに押し潰されて重傷を負った。 マイマザー星人 直訳すると「わがまま星人」。ルンナに取り付き、イコも操り、地球を侵略しようとしたが、イコがとんちんかんな命令の解釈をしたため自滅同様にやられてしまった。 懐古怪獣レトロン あらゆる生物の過去の思い出をエネルギー源にしている。食べられた人間は過去の状態に戻ってしまう。LTDTの隊員をすべて餌食にし、最後にイコを襲うが彼女は、忘れっぽいB型だから明るい未来しかなく、過去は無いので食べ損ね死んでしまう。 ミラクルマンがコズミ隊員と合体したのは、この事件が原因。 ニューウィン ミラクルマンの幼馴染にして親友。地球をリゾート地とするため地上げにやってきた。ミラクルマンと対決するがニューウィンの方が強いらしい。実は、地上げ星人に取り付かれており、正気に戻るや、自分に悪事の片棒を担がせた地上げ星人をぼこぼこにした。地球人に友好的であり、最終回では、ラスボスと戦って死んだ人たちに命を幾つも提供して復活させている。疲労の蓄積でダウンしたミラクルマンを連れて故郷の星へ去っていった。 ダプラ 体の99パーセントが水分なので、温泉に混じってイコたちを襲おうとするが、湯あたりしてしまう。 マッド星人 クローン装置でイコちゃんを増やし、大軍隊にして地球を征服しようとするが、コントロール装置を付け忘れて計画は頓挫する。 フウト、クーニ、ギーネ 豆腐、肉、ネギの怪獣。すき焼きの材料を落としたイコちゃんがスーパーインカムで元通りにしようとしたら発生した。インカムを私利私欲に使うとこういう副作用が起きる。球場を鍋にすき焼きにされてしまう。元ネタは、河崎監督が若いころ製作した自主制作怪獣映画「フウト」からで、題材もデザインも三体ともほぼ同じ。 巨大ガス生命体(仮) 直径地球の約4倍。地球ができたばかりのころ地球でうまれ、好奇心で何十億年も宇宙を旅して戻ってきたが、地球環境が変わってしまったため金星にすむことになる。 ビデオス星人 身長60メートル。体重1万トン。種族の寿命がつきかけているので、レンタルビデオで生命エネルギーを信号に変換することにより、地球人の生命エネルギーを奪おうとした。アダルトビデオや裏ビデオ(それぞれ「アダルトビデオス」「裏ビデオス」と呼称)に化け、イコちゃんの攻撃力をうばう恐ろしい敵。 地底怪獣ゼムラ 隊長80メートル。体重2万5千トン。原子力発電所の近くに出現したため大騒ぎに。逆にイコちゃんが原発を爆破させて怪獣を倒す。何の解決にもなっていない。 ペコポン星人 イコちゃんを暗殺するため2人の刺客を送る。体育祭に紛れて殺そうとするが、ドジ続きで暗殺は失敗。イコのクラスは彼女の力で優勝する。 アラカワ星人 種族の寿命がつきかけているので、腹いせに地球人の若いやつなどを病院送りにしに来た。秋の植物怪獣ナースを操るが、変電所であえなく感電死して焼き茄子となる。 カーツ星人 第2作に登場、カーツ佐藤が演じた。「カ~~~ツっ!!」しか言わない。 ハカホン星人 宇宙の帝王と呼ばれる。今までLTDTが退治したすべての怪獣を蘇らせ、東京を一気に殲滅しようとする。じつは、帝王が酔っ払って起こした悪戯で、泥酔したまま、平謝りの奥さんのハカホン星人に連れられて帰っていった。 チコ王女 30万光年彼方のノーテン星から友好使節として地球に来た。迎えに上がったイコちゃんとそっくりなので、過密スケジュールに不満な王女はイコちゃんと入れ替わる。「ローマの休日」と「乞食王子」をまぜたような話。現れた怪獣も、チコ王女の威厳に恐れをなす。 さるお国の王子様(蛙) ルンナ隊員の能力と美貌に魅せられて、さるお国の王子様が求婚してきたが、それはなんと直立した人間大の蛙型宇宙人だった。ルンナはノイローゼになってしまう。 河豚と蟹とウニのキメラ コズミ隊員たちが河豚を食べたいと思い、イコちゃんをだまして、河豚の細胞から河豚を作ろうとしたが、イコちゃんは河豚と蟹とウニの区別がつかず、3者の合体した巨大なキメラが出来上がってしまった。コズミ隊員は責任を感じ、ミラクルマンに変身しキメラと格闘する。 談合宇宙人(仮)、ガーガ ウキヤ隊員の父は建設業者だった。宇宙人がかれとした取引をし、ウキヤ隊員から父が情報を聞き出し、宇宙人が破壊し、再建工事をウキヤ建設が行い儲けるという計画を立て実行した。しかし、ウキヤの父も所詮利用されていたに過ぎず、切り札怪獣ガーガが街をおそう。しかし、それを見抜いていたLTDTによってガーガは倒されてしまう。 ギイラ 空を飛ぶ超強力な怪獣だったが、ルンナの会社の社員50万人に跡形も無く粉砕されてしまった。 花火師アチャコ 30万歳。宇宙の花火師。蟹星雲やブラックホールも作った。今は日本で花火師をやっているが悪いことはしていない。通報があったため、ウキヤ隊員が逮捕しようとするがとてもつかまらない。おりしも地球に巨大隕石が接近し地球滅亡のときが迫る。解決策は無い。ウキヤはアチャコに頭を下げると彼は快く引き受ける。隕石は花火のように吹き飛び消滅した。「玉屋~!!」ウキヤは約束の言葉を叫ぶ。 名前は花菱アチャコより。 侵略のセールスマン 「侵略されること」を売るというよく解からないセールスマン。それでも需要はあるらしい。 ヤメソ星人のロボット 完璧な機械だから「オネガイ」が効かない。「こんなこともあろうかと」ニイツ隊員はメカ・イコちゃんを繰り出し、メカの「オネガイ」でロボットは帰ってしまった。しかし、等身大イコちゃんを作っていたニイツに新たな疑惑がかかる。 ラスボス(仮) 最終話「地上最大のおねがい」前・中・完結編に登場。LTDTの世界中の本部・支部をつぶし、最後は日本だけとなった。最強の敵を前にインカムが壊れてしまう。そんな時ミラクルマンが本来の力を発揮し怪獣は一撃で消し飛ぶ。
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