宇宙人・宇宙生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:17 UTC 版)
「地球戦隊ファイブマン」の記事における「宇宙人・宇宙生物」の解説
銀帝軍ゾーンは地球に来る前に既に999の星を滅ぼしており、劇中では滅ぼされた星の住民などが登場したりする他、ゾーンが目的達成のために外部からの宇宙生物などを雇うことがあった。そのいくつかを紹介する。 イーヤ、トーヤ 第1話の冒頭に登場。ゾーンに滅ぼされたシドン星の子供たち。星川夫婦を慕い、シドンの花による星の緑化を願っていたが、その直後にゾーンの攻撃で死亡した。2人の思い出は記念写真と共に、ファイブマンの心の中で生き続ける。 銀河卵(ぎんがたまご) 第5話に登場。行方不明の両親を探す卵。孵化前から言語能力や攻撃能力を備える。地球に現れると、コンドルギンと共に地球の乳幼児を「コンドルギンの卵」にしようとしたドンゴロスを、「父ちゃん」と追い回す。その後ゾーン幹部らに両親だと掛け合うが、ドンゴロスが「多分今まで滅ぼしたどこかの星の卵だろう」と言われると激昂し、バツラー兵を攻撃してコンドルギン卵を解放した。そしてラストにて、再び両親を探しに宇宙へ帰っていった。 クリスタル星人ソーヤ 第8話に登場。クリスタル星壊滅後にゾーンに捕虜とされ、オーラをドルドラのコンピューターに利用されていたが、オーラが出尽くしたゆえに廃棄処分を命ぜられたため、テレパシーで助けを求め、学に助けられる。クリスタル星の涙は結晶化すると強大なパワーを生む代わりに、自らの命も縮める副作用があり、最後はファイブマンを苦しめるオオカミルギンを涙の結晶で封じ込め、自分も力尽きて死んだ。 ロマノ星人レイ・ゾーバ 第10話に登場。ゾーンが初めて滅ぼしたロマノ星の王子で、ドルドラ軍団により両親と妹を殺されたために、ドルドラに復讐を誓い、心を捨てるためにサイボーグ化し、異星人の血をエネルギーとして吸っていた。ファイブマンとは共闘せず、自力でドルドラを倒そうとしたが、やがて吸った血が尽きそうになったことを知った文矢が「俺の血を吸え」と勧めたり、さらに文矢が「俺たちは復讐のために戦ってるんじゃない」と進言すると、僅かながら残っていた心が揺れ動き、最後はカブトギンに特攻して爆死。その結果、「銀河一の不死身」と言われたカブトギンを弱体化させた。デザインは篠原保が担当。 ジーグ 第25話に登場。ゾーンに滅ぼされた宇宙サーカスのピエロで、俊敏な動きで星川兄妹を何度も驚愕させた。 行方不明の元相棒ライオギンを探して地球にやって来た。だが皮肉にもそのライオギンはゾーンの銀河闘士となっていた。そんなライオギンに再び一緒にサーカスを始めようと説得させるが、改心しかけたライオギンはゴルリン21号に半ば強引に吸収されて巨大化されてしまう。しかしアーサーが用意したピエロ衣装のファイブロボを借りて乗りこみ、必死の説得とパフォーマンスでライオギンを完全に改心させ、ゴルリン21号から分離させるのに成功する。 その後サーカス復活を誓い、ライオギンと共に宇宙へ飛び立った。
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