分類上の位置
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ハダカ「イワシ」と呼ばれるものの、イワシの仲間との分類学上の類縁関係はなく、同じハダカイワシ目に含められるソトオリイワシ科が最も近い。古くはヒメ目と同じ仲間とされていたが、現在では別のグループとされている。ハダカイワシ目のうち、これまでで最も古い化石は白亜紀後期の地層から知られている。ハダカイワシ科は30を超える属、250近くの種からなる大きなグループで、種の判別には、他の魚種で分類に用いる形質のほか、発光器の数・位置・大きさなどが重要な手がかりとなる。 2亜科6族に分けられる。 NotolychniniNotolychnus Fraser-Brunner, 1949 - 1種 ウラハダカ Lampanyctinae トンガリハダカ亜科DiaphiniIdiolychnus Nafpaktitis & Paxton, 1978 - 1種 オジロハダカ Lobianchia Gatti, 1904 ハクトウハダカ属 - 2種 ハクトウハダカ Diaphus Eigenmann, 1890 ハダカイワシ属 - 約80種 メハダカ、ダイコクハダカ、タマハダカ、チギレハダカ、シロハナハダカ、スイトウハダカ、サガミハダカ、クマドリハダカ、ナミダハダカ、ハダカイワシ、フタツボシハダカ、ミホハダカ、エビスハダカ、チカメハダカ、トドハダカ、クロシオハダカ、コビトハダカ、オトメハダカ、ニラミハダカ、ガンテンハダカ、センハダカ、トックリハダカ、ホクロハダカ、マヨイハダカ、カンムリハダカ、ツノハダカ、アガリハダカ、チビハダカ、タカハダカ、ボウハダカ、ハナレハダカ、ツクシハダカ、ヒロハダカ GymnoscopeliniLampanyctodes Fraser-Brunner, 1949 - 1種 ナンヨウハダカ Gymnoscopelus Günther, 1873 オボロハダカ属 - 8種 Notoscopelus Günther, 1864 オオクチイワシ属 - 6種 オオクチイワシ、イサリビハダカ、オオセビレハダカ Lampichthys Fraser-Brunner, 1949 - 1種 Lampichthys procerus Hintonia Fraser-Brunner, 1949 - 1種 Hintonia candens Scopelopsis Brauer, 1906 - 1種 Scopelopsis multipunctatus Macrostoma - 1種 Macrostoma quercinum LampanyctiniTaaningichthys Bolin, 1959 クロハダカ属 - 3種 チヒロクロハダカ、クロハダカ、ハゲクロハダカ Lampadena Goode & Bean, 1893 カガミイワシ属 - 9種 サンコウハダカ、カガミイワシ、ホタルビハダカ Bolinichthys Paxton, 1972 ミカヅキハダカ属 - 7種 フトミカヅキハダカ、ホソミカヅキハダカ Lepidophanes Fraser-Brunner, 1949 - 2種 Ceratoscopelus Günther, 1864 ゴコウハダカ属 - 3種 ゴコウハダカ Stenobrachius Eigenmann & Eigenmann, 1890 セッキハダカ属 - 2種 コヒレハダカ、セッキハダカ Triphoturus Fraser-Brunner, 1949 ツマリハダカ属 - 3種 ツマリハダカ Nannobrachium Günther, 1887 トンガリハダカ属 - 17種 ヒレナシトンガリハダカ、ミカドハダカ、トンガリハダカ Lampanyctus Bonaparte, 1840 トミハダカ属 - 22種 トミハダカ、マメハダカ、ホソマメハダカ、スタインハダカ、ニジハダカ、オオメニジハダカ、ネッタイニジハダカ、ビンチョハダカ、ホソトンガリハダカ、ナミトゲハダカ、カタハダカ Parvilux - 2種 Myctophinae ススキハダカ亜科ElectroniniMetelectrona Wisner, 1963 - 3種 Protomyctophum Fraser-Brunner, 1949 オオメハダカ属 - 16種 ムカシハダカ、オオメハダカ Krefftichthys Hulley, 1981 - 1種 Krefftichthys anderssoni Electrona Goode & Bean, 1896 ダルマハダカ属 - 5種 ダルマハダカ MyctophiniHygophum Bolin, 1939 ドングリハダカ属 - 9種 ツマリドングリハダカ、ドングリハダカ Benthosema Goode & Bean, 1896 ソコハダカ属 - 5種 ソコハダカ、ホクトハダカ、イワハダカ Diogenichthys Bolin, 1939 イタハダカ属 - 3種 イタハダカ DVM clade - Gonichthyiniを含むクレードで、明確な日周鉛直移動を行うという点が共通している。Myctophum Rafinesque, 1810 ススキハダカ属 - 18種 ヒシハダカ、ススキハダカ、ヒカリハダカ、イバラハダカ、ヒサハダカ、ウスハダカ、アラハダカ Symbolophorus ナガハダカ属 - 8種 マガリハダカ、ナガハダカ Gonichthys Gistel, 1850 - 4種 Centrobranchus Fowler, 1904 ブタハダカ属 - 4種 マルハナハダカ、ブタハダカ、ナガハナハダカ Tarletonbeania ホクヨウハダカ属 - 2種 ホクヨウハダカ Loweina Fowler, 1925 キララハダカ属 - 3種 キララハダカ
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有性生殖が知られているものは、いくつかの属に分かれるが、いずれも閉子のう殻という、球形で0.2 mm程度の大きさの子実体を作るものである。それらは子のう菌門不整子嚢菌綱ユーロチウム目に分類されている。有性生殖が知られていないものについても、リボソームRNAの相同性から子嚢菌に属すると考えられているものが多い。
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リンネ式の分類は上記の分類表を参照分岐分類学的には下記のように分類される。 竜脚形類(Sauropodomorpha)竜脚類(Sauropoda)新竜脚類(Neosauropoda)ディプロドクス様類(Diplodocimorpha)ディプロドクス アパトサウルス ティタノサウルス形類(Titanosauriformes)カマラサウルス類(Camarasauridae)カマラサウルス ティタノサウロイド類(Titanosauroidae)ティタノサウルス類(Titanosauridae) ブラキオサウルス類(Brachiosauridae)ブラキオサウルス カマラサウルス科にはカマラサウルスとスペインのアラゴサウルス(Aragosaurus)が含まれる。かつてはエウヘロプス(Euhelopus)など四角い頭骨と短い首をもついくつかの竜脚類がここに分類されたが今日では他に分類されている。
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造礁サンゴは、分類上の名前ではなく、サンゴ礁の形成にかかわるサンゴをまとめて呼ぶものである。刺胞動物のうち、定着性で、骨格を発達させるものを広い意味でサンゴという。骨格には、石灰質や骨質など、その成分にも違いがある。このうち、石灰質の固まった骨格を持ち、ある程度以上の大きさの骨格に成長し、しかもその成長の早いものを造礁サンゴという。 造礁サンゴと言われるサンゴはいくつもの分類群にまたがっているが、大部分を占めるのは花虫綱六放サンゴ亜綱イシサンゴ目に属するものである。イシサンゴ目には世界で約100属、800種が存在する。他に、ヒドロ虫綱ヒドロサンゴ目のアナサンゴモドキ、八放サンゴ亜綱根生目のクダサンゴ、八放サンゴ亜綱共莢目のアオサンゴなども造礁サンゴである。 いずれの造礁サンゴも、体内に褐虫藻という藻類を共生させている。
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ヒプシロフォドンなどに比べ大きく発達したくちばしに、2本の歯が一つの歯槽に縦に並ぶ構造をもち、体も比較的大きいなど、イグアノドンなどの進化の進んだ鳥脚類に似ている。そのためイグアノドン科に分類されたこともある。しかし足の指の数が異なり、胸の骨の構造がより原始的な種と同じであったり、くちばしの構造などもイグアノドンなどよりは原始的であるため、現在では初期型の小型の鳥脚類からイグアノドンやハドロサウルス科などにいたる過渡的な状態の種と考えられる。 イギリスのカロヴォサウルス (Callovosaurus)、ポルトガルのドラコニクス (Draconyx) と共にカンプトサウルス科 (Camptosauridae) に分類される。鳥脚類の詳細な分類はこちら
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/07 04:05 UTC 版)
本属の菌は宿主の細胞内にある細胞壁のない原形質で、それが全部遊走子嚢に変わる、と言うものである。これは一般的な菌類のイメージとは大きく異なるかも知れないが、いわゆる鞭毛菌には類似した生物が多々あり、さほど特異な存在ではない。従って本属の菌は素直に鞭毛菌の1つとして分類されてきた。 その中で遊走子の鞭毛が後方に1本のものはツボカビ門(亜門)に纏めるのが常であった。この群の分類では当初は菌体が宿主の内部にあるか外側か、また菌体が遊走子に変わるときの様子や発芽管の様子などが重視された。本属の場合、菌体も遊走子も内在性、単心性で全実性、それに無蓋性というのは植物病原菌の種を多く含むフクロカビ Olpidium と共通し、したがってフクロカビ科に含めるという判断が行われた。しかしその後、遊走子の微細構造的研究などが進み、見直しが行われた結果、本属はツボカビ目 Chytridiales とは別目としてスピゼロミケス目 Spizellomycetales に移された。しかしいずれにせよ、この属は当然のようにツボカビ門の中の1群と見なされ続けた。 ところが21世紀に入り、分子系統による系統樹解析の発達から、菌類全体に渡る分子系統的な見直しが進んだ結果、この判断は大きく変わることになった。ツボカビ類は多系統であることが判明し、幾つかの門に分かれることとなったが、本属はそのどれにも含まれず、それら全ての群に対して姉妹群となること、それどころか菌界全体の系統樹の中でもっとも基底に近い位置から分岐したものであるとの結果が得られたのである。菌界全体を見渡しての総見直しとして提出されたHibbett et al.(2007)では本属はツボカビ門の記述において『所属不明』とされている。もっともこの段階では本属以外にもフクロカビ Olpidium など数属が同じ扱いとしてその名が上がっている。 他方で環境DNAの系統上の位置が同定されるに連れ、その中に菌類に類縁のものが多数存在すること、その中に本属の系統に属するものが多数存在することが判明したのである。これらは本属に類縁のものとして纏めてRozellida とひとまず称された。それらの正体については未だ研究途上でほとんど分かってはいないが、海水、淡水、土壌中に普遍的に存在し、どうやらロゼラとはかなり異質の生物、それも極めて多様なものを含むものであるらしいことが判明しつつあり、それらを纏める分類群の名として Cryptomycota と言う門の名が提唱されている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/24 02:53 UTC 版)
このカビの姿は独特ではあるが、個々の特徴は他に例のないものではない。たとえば小胞子嚢を頂嚢表面に形成する例はクスダマカビやコウガイケカビなどの例があるし、その表面に棘が並ぶのはクスダマカビと共通する。匍匐菌糸を出し、胞子嚢柄と仮根を対生するのも、クモノスカビなどと同じである。また、有性生殖器官では基本的形態はケカビと同じであり、なめらかな表面の接合胞子嚢はカラクサケカビなど、枝分かれした突起がそれを覆う例もヒゲカビなどがある。しかし、それらの組み合わせとしては、他に類例がない この属を最初に記載したエンブレーは、これをエダケカビ科に位置づけた。これは、その当時、ケカビ類で小胞子嚢を持つものはこの科に含めるのが普通であったことによる。ただし、彼もその扱いに納得してのことではなく、特に接合胞子嚢の特異性に言及し、おそらく独自の群をなすものとの判断もあった上で、それに関わる菌群の研究が不十分であることから、より詳しいことがわかるまでは判断を待ちたいとの態度であった。 この属が独立の科と認められたのは1974年(Hesseltine & Ellis による)で、この類の科の細分の歴史では早いほうである。この論文中で著者らはこの属とHesseltinellaをこの科の元に置いたが、この科の独立させるべき理由について特に議論はしておらず、Embreeらの論を引いた上で、これがそれ以外のケカビ目のどの科にも属させられないのは「明らか」とのみ述べている。 ケカビ目の他の群では、クスダマカビが比較的類似している。このカビは胞子嚢柄先端の頂嚢の表面に多数の単胞子性の小胞子嚢をつけること、小胞子嚢の表面に一面に棘を生じることなどでは共通するが、胞子嚢柄の分枝がこのカビのような綺麗なパターンを持たないこと、また胞子形成部の下に隔壁を生じないことなどで異なる。また、有性生殖ではクスダマカビのそれは典型的なケカビ型であり、はっきりと異なっている。他に、Hesseltinella は、直立する胞子嚢柄から出る柄の先端に頂嚢を作り、その上に表面に棘を持つ小胞子嚢を一つだけ生じる。この属はクスダマカビ科とする説もあったが、ラジオミセス科とする方が多かった。 ただしこのような形態に基づく分類は、分子系統の情報によって大きく見直されることとなった。その結果、この属と単系統をなすとされた属としてあげられたのはサクセネアとApophysomycesであった。前者は独特のフラスコ状の胞子嚢を形成するもので、後者はユミケカビ属に似たもの(シノニムとされることもある)であり、いずれも大きな胞子嚢のみを形成するもので小胞子嚢は形成せず、形態的には大きな乖離がある。そのため、たとえばCannon & Kirk(2007)ではこれら3属をラジオミセス科としてまとめ、その特徴としては共通するのは匍匐菌糸と仮根状菌糸を持つことのみで、それ以外は3属の特徴を列記する(たとえば「胞子嚢柄の先端には胞子嚢または小胞子嚢をつけ」と言った具合)形を取っている。さらにHoffmann et al.(2013)ではこれら3属にあわせてヒゲカビ属 Phycomyces とタケハリカビ属 Spinellus が全体で1つのクレードをなし、本属はその一番基盤から分岐したことになっている。彼らはヒゲカビ属とタケハリカビ属をヒゲカビ科 Phycomycetaceae、サクセネア属と Apophysomyces をサクセネア科 Saksenaeaceae とし、本属は単独でラジオミケス科 Radiomicetaceae とする扱いをしている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 05:29 UTC 版)
旧い分類ではTyrannosauridaeは、ジュラ紀のアロサウルス・ケラトサウルスなど共に旧来の食肉竜類(カルノサウルス類 Carnosauria)に分類されていた。しかし近年の分岐分類学的な研究によれば、頭部や坐骨の構造などから小型獣脚類のグループであるコエルロサウルス類 Coelurosauria に含まれるとされる。つまり大型のティラノサウルスは、アロサウルスなどのジュラ紀の大型獣脚類の子孫ではなく小型獣脚類が進化で巨大化したものである。白亜紀後期の序盤を過ぎた頃、アロサウルス類が姿を消したのに伴い、小型獣脚類だったティラノサウルス類の一部は大型化への道をたどっていった。 有羊膜類 Amniota竜弓類 Sauropsida爬虫類 Reptilia双弓類 Diapsida主竜形類 Archosauromorpha主竜類 Archosaurs恐竜 Dinosauria竜盤類 Saurischia獣脚類 Theropodaテタヌラ類 Tetanuraeコエルロサウルス類 Coelurosauriaティラノサウルス類 Tyrannosauridae
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 22:21 UTC 版)
「ミヤコジマハナワラビ」の記事における「分類上の位置」の解説
PPG I (2016) では、ハナヤスリ科の中でも独自の亜科、Helminthostachyoideae に置かれる。この亜科の範囲は Shinohara et al. (2013) に基づく。また、本種ははじめカール・フォン・リンネによってゼンマイ属の Osmunda zeylanica L. として記載された。
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