台紙に貼る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 19:11 UTC 版)
標本が完全に乾燥すれば、それを台紙に貼り、台紙にラベルを貼る。植物を張り付けるには、白紙にアラビアゴムを塗ったものを細く切ってテープ状にして使うのが伝統的な方法である。木の枝のような太いものは糸で縫い付ける。バラバラになった種子などがある場合は、別に紙袋等に入れて添付する。ラベルには植物の種名、分類上の位置、採集年月日、場所、その環境、採集者などの標本として必要な情報を記入し、標準的には右下に貼る。また、標本番号をつける場合、同一個体からの標本には同じ番号をつける。 場合によっては表面をパラフィン紙で覆う、袋に入れる、あるいは防虫剤を塗るなどの保存のための措置を施し、保管のための箱に収める。
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