分類上の位置付け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 19:10 UTC 版)
「プロトケラトプス」の記事における「分類上の位置付け」の解説
プシッタコサウルスと同様に、以前は殆どの角竜の祖先と考えられていた。しかし生息時期がトリケラトプスなど北米に生息していたものとほぼ変わらないため、祖先というよりは原始的形態を維持したまま定着した種ではないかと考えられるようになってきている。また、現在ではアーケオケラトプス(Archaeoceratops)、リャオケラトプス(Liaoceratops)などプロトケラトプスより原始的な角竜が発見されている。詳細については角竜下目#分類も参照。 ウィキメディア・コモンズには、プロトケラトプスに関連するメディアがあります。
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分類上の位置付け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 17:20 UTC 版)
「プシッタコサウルス」の記事における「分類上の位置付け」の解説
プロトケラトプスと同様に、以前は殆どの角竜の祖先と考えられていた。しかし前肢の指の数が他の角竜類が5本なのに対して4本であることや、前上顎骨(上顎の前のほうを形成する骨)に歯が無いなど他の角竜の祖先しては特殊化しすぎているため、祖先というよりは初期の他の角竜と分かれた支流と考えられ独自のプシッタコサウルス科(Psittcosauridae)に分類される。 それ以前には二足歩行であるため鳥脚亜目であると考えられプロティグアノドン(Protiguanodon)という学名が検討されたこともあったが、くちばしをはじめとする頭部の特徴などから角竜に分類されている。 しかし、問題は単純ではなかったようだ。その後恐竜に関する分岐分類学的な研究が進んだ結果、角竜類は以前考えられた曲竜や剣竜とではなくパキケファロサウルスなどの堅頭類と近縁であることが分かった(あわせて周飾頭類(Marginocepharia)という)。この周飾頭類はさらに鳥脚類と角脚類(Cerapoda、ポール・セレノの分類では新鳥盤類 Neornithiscia)というグループを作るとされ、やはり鳥脚類と関連があることが分かってきた。それどころか、近年中国などで発見された新種の鳥脚類の研究の結果、周飾頭類はヒプシロフォドンよりイグアノドンに近縁だとするなど従来の分類でいうところの鳥脚類の一員らしいという報告もでている。
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