代表的な研究者・著述家と女性学関連の主著・邦訳
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「女性学」の記事における「代表的な研究者・著述家と女性学関連の主著・邦訳」の解説
以下は代表的な研究者・著述家のごく一部である。女性学の具体的な研究対象・研究内容を示すために女性学関連の著書を挙げる。なお、各研究者に他に主著がある場合でも女性学関連の著書のみ挙げている。詳細は各項目を参照のこと。 シモーヌ・ド・ボーヴォワール - 『第二の性』 高群逸枝 - 『母系制の研究』、『招婿婚の研究』 アン・コート - 『膣オーガズムの神話』 ジャーメイン・グリア - 『去勢された女』 シュラミス・ファイアストーン - 『性の弁証法』 ケイト・ミレット - 『性の政治学』 ベティ・フリーダン - 『新しい女性の創造』 キャロル・ギリガン - 『もうひとつの声 ― 男女の道徳観のちがいと女性のアイデンティティ』 グロリア・スタイネム - 『ほんとうの自分を求めて ― 自尊心と愛の革命』 メアリ・デイリー - 『教会と第二の性』 キャサリン・マッキノン - 『フェミニズムと表現の自由』 ティリー・オルセン - 『沈黙』、『母と娘、その特異性』 カレン・ホーナイ - 『女性の心理』 マーガレット・ミード - 『男性と女性 ― 移りゆく世界における両性の研究』、『人類学者ルース・ベネディクト ― その肖像と作品』 ジョン・マネー - 『性の署名 ― 問い直される男と女の意味』 モニック・ウィティッグ - 『女ゲリラたち』 クリスティーヌ・デルフィ - 『なにが女性の主要な敵なのか ― ラディカル・唯物論的分析』 アントワネット・フーク - 『性は二つ ― フェミノロジー論』(未訳) エレーヌ・シクスー - 『内部』、『メデューサの笑い』 リュス・イリガライ - 『ひとつではない女の性』、『差異の文化のために――わたし、あなた、わたしたち』 エリザベット・バダンテール - 『母性という神話』、歴史書は未訳だが女性学研究において重要なものが多い。 ミシェル・ペロー - 『歴史の沈黙 ― 語られなかった女たちの記録』、ミシェル・ペロー編『女性史は可能か』、ジョルジュ・デュビィ, ミシェル・ペロー監修『女の歴史』 ジュリア・クリステヴァ - 『中国の女たち』、『女の時間』、『ハンナ・アーレント ―〈生〉は一つのナラティヴである』、『メラニー・クライン ― 苦痛と創造性の母親殺し』、『ボーヴォワール』 アドリエンヌ・リッチ - 『嘘、秘密、沈黙』、『血、パン、詩』、『女から生まれる』 ベル・フックス - 『アメリカ黒人女性とフェミニズム ― ベル・フックスの「私は女ではないの?」』 サラ・コフマン - 『ニーチェとメタファー』、『女の謎 ― フロイトの女性論』 ジュディス・バトラー - 『ジェンダー・トラブル ― フェミニズムとアイデンティティの攪乱』 スーザン・ブラウンミラー - 『レイプ・踏みにじられた意思』 アンドレア・ドウォーキン - 『インターコース ― 性的行為の政治学』 小倉千加子 - 『セックス神話解体新書』、『性役割の心理』、『男流文学論』(共著) 岩男寿美子 - 『女性学ことはじめ』(共著) 水田宗子 - 『ヒロインからヒーローへ ― 女性の自我と表現』、『フェミニズムの彼方 女性表現の深層』、『女性学との出会い』、『大庭みな子 ― 記憶の文学』 上野千鶴子 - - 『資本制と家事労働 ― マルクス主義フェミニズムの問題構制』、『家父長制と資本制 ― マルクス主義フェミニズムの地平』、『ナショナリズムとジェンダー』、『差異の政治学』 江原由美子 - 『装置としての性支配』 駒尺喜美 - 『魔女的文学論』、『紫式部のメッセージ』、『吉屋信子 ― 隠れフェミニスト』 大日向雅美 - 『母性の研究 ― その形成と変容の過程:伝統的母性観への反証』、『メディアにひそむ母性愛神話』 原ひろ子 - 『女性学ことはじめ』ほか共著多数。 深江誠子 - 『女と男の経済学 ― 暮らしとエロス』、「戦前の農村女性たち」 水田珠枝 - 『女性解放思想史』、『女性論の系譜』 三井マリ子 渡辺真由子 槇村久子 - 『女たちのヨーロッパ』 井上輝子 - 『女性学とその周辺』、『女性学への招待 ― 変わる/変わらない女の一生』 金井淑子 - 『ポストモダン・フェミニズム』、『フェミニズム問題の転換』、『倫理学とフェミニズム』 木本喜美子 - 『ジェンダーと社会 ― 男性史・軍隊・セクシュアリティ』(共編著) 勝方=稲福恵子 - 『アメリカ文学の女性像』(共著)、『ジェンダーとアメリカ文学 ― 人種と歴史の表象』(共著) 鄭暎惠 - 『〈民が代〉斉唱 ― アイデンティティ・国民国家・ジェンダー』 もろさわようこ - 『おんなの戦後史』、『おんな・部落・沖縄』 伊藤康子 - 『戦後日本女性史』、『闘う女性の20世紀』、『草の根の女性解放運動史』、『草の根の婦人参政権運動史』 加納実紀代 - 『銃後史ノート』、『銃後史ノート戦後篇』、『女がヒロシマを語る』(共著) 西川祐子 - 『森の家の巫女 ― 高群逸枝』、『花の妹 ― 岸田俊子伝』、『私語り樋口一葉』、『近代国家と家族モデル』 有賀夏紀 - 『アメリカ・フェミニズムの社会史』 荻野美穂 - 『「家族計画」への道 ― 近代日本の生殖をめぐる政治』、『ジェンダー化される身体』、『女のからだ ― フェミニズム以後』 宮城晴美 - 『なは・女のあしあと』全3巻(那覇女性史前近代編・近代編・戦後編)、『母の遺したもの ― 沖縄・座間味島「集団自決」の新しい証言』 坂元ひろ子 - 『中国民族主義の神話 ― 人種・身体・ジェンダー』、『連鎖する中国近代の“知”』 竹村和子 - 『愛について ― アイデンティティと欲望の政治学』、『彼女は何を視ているのか ― 映像表象と欲望の深層』
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