ルナモードの能力・技
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「ウルトラマンコスモス」の記事における「ルナモードの能力・技」の解説
フルムーンレクト 凶暴化した相手を鎮める興奮抑制効果を持つ「慈愛の光」で、ウルトラマンコスモス ルナモードを象徴する光線。 両手を斜め上に揚げた後、右の手のひらを前に突き出して放つ。 攻撃技ではなく、相手の感情を静めて大人しくさせる興奮抑制光線である。 実体を持たない相手(第18話の戀鬼、第54話のタブリスの分身)や、心を持たない相手(第16話のカオスジラーク、第29話のカオスヘッダー・メビュートの化けていたカオスエリガル)には効かなかった。 ゲーム作品『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』ではEXゴモラに改造・強化されたゴモラを浄化させたのと同時に元の姿に戻した。 『ウルトラマンサーガ』ではグビラやゴメス(S)に使用して大人しくさせた。 ルナ・エキストラクト 右掌を前に突き出して放つ、怪獣に取り憑いたカオスヘッダーを切り離す眩い光。 第5話でカオスヘッダーが無機物(ゴミ)に取り憑いて怪獣化したカオスバグには効かなかった。 カオスヘッダーは進化してこの光線への耐性を身につけていき、第28話のカオスヘッダーに取り付かれたエリガルに至っては効かなくなった。 それ以降は、エクリプスモードのコズミューム光線を使うようになった。 ネットトラック・ボックス 右掌を前に突き出して放射する、相手の体に光の網を被せて動きを抑制する光線。 劇場版第1作におけるバルタン星人との宇宙戦闘で使ったが、敵のドライクロー光線に相殺された。 コスモ・リアライズ 右掌を前に突き出して放つ、物質の元素固定化をさせる光線。第11話でEYESがベニヤ板に描いたムラノクラフドン幼体の絵を三次元投影から組成を仮定し元素固定化させ、大昔に別れた自分の子供を探していたムードンに会わせることで、その思いを遂げさせて成仏させた。この元素固定は不安定で短時間しか効果が無い。 ルナストラック 右手を前に突き出して放つ破壊ビーム。破壊力は低いが、ルナモードの数少ない攻撃用光線技の一つ。 第12話ではバーニングミサイルに使用されたが、ミサイルの迎撃システムの光線に相殺された。 第13話ではワロガのアームスショットと相殺した。 第14話ではワロガの化けた球体に使うも効果無し。 第25話ではグインジェに分離されてかわされた。 『ウルトラマンサーガ』では、ハイパーゼットン(ギガント)の暗黒火球を撃ち落として子供たちやチームUを守るために使用したが、数発は防いだものの撃ち落とし切れなかった。 エナジーシュート 右掌を前に突き出して放つ、相手に高エネルギーを与える光線で攻撃技ではない。 第20話で高エネルギーを求めて現れたボルギルスに700年分の高エネルギーを与えておとなしくさせた。 コスモフォース 右掌を前に突き出して放つ、相手の傷ついた体にエネルギーを与えて蘇生させる光線。 第30話で傷ついたリドリアスにエネルギーを与えた。 ルナポーション 右掌を前に突き出して放つ、瞬間移動光線。 第8話で、インキュラスによって眠ったまま目覚めなくなったアヤノの夢の中に侵入した。 第34話で活動を停止したレイキュラを元の海底に戻した。 コスモシュートレス 右掌を前に突き出して放つ、攻撃無力化光線。 第45話で防衛軍がプレジャーパークに発射したミサイルや弾丸を一斉に無力化させた。 ルナサスペンション 両手を前に突き出して放つ、吸引光線。 第45話でコスモシュートレスで無効化したミサイルや弾丸を吸引して集め、防衛軍に突き返して引き下がらせた。 コスモ・リダクター 両手を前に突き出して放射する、縮小光線。 第4話でイゴマスを縮小化させた。 コスモシャワー 両手を前に突き出して放射する消火ビーム。 第12話でイフェメラの周囲の大規模な山火事を鎮火した。 ルナレインボー 両手を前に突き出して放つ、七色の分離光線。 第16話でカオスジラークに取り込まれた少女・茜を分離させた。残されたカオスジラークは消滅した。 コスモ・カウサー 両手を前に突き出して放つ、物体や生物を元のサイズに戻す復元光線。 第17話でギギに縮小された人々を元に戻した。 また、第44話でギギ・ドクターの光線銃で巨大化したクレバーゴン・ジャイアントを元のクレバーゴンに戻した。 トランスバブル 両手を前に突き出して放つ、相手を泡状のエネルギー球に包み込む光線。 第27話でザランガを包み込んで海に運んだ。 第54話のタブリスの分身には効かなかった。 フィールウォーマー 両手を前に突き出して放つ、感情に訴えかける光線。 第35話でラグストーンが吸収した人間たちの感情に訴えかけ、敵を内部から崩壊させた。 ムーンライトシャワー 両手を前に突き出して放つ特殊光線。 第57話でグラルファンの扉のカードを開いた。 ルナコールド 両手を合わせて放つ、低温ガス。 第27話でザランガを冷やした。 ピンポイントクロス 左手に十字型の光弾を作り出し、それを絆創膏のごとく相手に貼り付ける。 第55話でガモランIIのバイオコントローラーを封じた。 ルナスルーアイ 目から放つ、怪獣の体内を調べる透視光線。 第1話のカオスリドリアスや第42話のカオスデルゴランに取り憑いたカオスヘッダーや、第16話でカオスジラークに取り込まれた少女・茜を発見した。 ラミーサプレー 額のムーニースポットから発射する、回復光線。 第22話で弱っていたパラスタンにエネルギーを与えた。 ウエイク・ライサー 第22話で全身から照射し、遊星ジュランを蘇らせたエネルギー光線。 ミラクル・リアライズ 破壊された建物などを一瞬で修復する光線。 劇場版第2作で破壊されたサイパンの街を修復した。コスモ・リアライズと同じ元素固定の原理だが、自身の能力向上に伴い元素固定は完全化している。 コスモヒーリング 掌から特殊エネルギーを発して自分の傷口に当てて治療する。 第50話で使用。 ムーンライトバリア 突き出した両腕から発する光の高エネルギーで敵の攻撃を跳ね返す。これで防がれた攻撃は上下に分かれて逸れる。 カオスウルトラマンカラミティのブレイキングスマッシュや、カオスダークネスの光球すら防ぐ。 リバースパイク 腕から放つエネルギーで発生させた光の壁を、攻撃を押し返しながら前進させて敵にぶつけるバリヤ。 第1話でカオスリドリアスの熱線は防げたが、第22話のカオスパラスタンには連続攻撃で破られた。 カオスパラスタンの攻撃を防いでいるテックブースターのミラーズシールドにこの技を光線状にして当てることで、シールドをカオスパラスタンにぶつけたこともある。第12話ではテックサンダー4号の背後に発生させてミサイルから守った。 ムーンリバースパイク 「リバースパイク」のバリエーション技で、四角い光の壁を発生させて敵の攻撃を防ぎつつ、その光の壁で相手を包み込む。 スピットルを無力化した。 リバースパイクバリア 手先から光の円形バリアを発して攻撃を防ぎ押し返す防御技。リバースパイクのように障壁自体は前進しない。 また、カオスバグやギギとの戦いで使用した際にはビーム攻撃によって破られた。 『ウルトラマンサーガ』では、ハイパーゼットン(ギガント)の暗黒火球を防ぐために使用した。 マストアーム・プロテクター 気(ウルトラ念力)を放ちながら、両肘を使って敵の光弾などを次々と弾き飛ばす防御技。 マストフック・プロテクター 足技を使って、敵の放った光線や光弾などを弾き飛ばす技。 ネオバルタンのバッドナイフやカオスジラークの光の剣を叩き落す際には「マストアーム・プロテクター」と併用することで、効果を上げている。 ルナ・スピンドミル 両手を水平に開いて、自ら高速スピンして、敵の攻撃を弾き返す。 劇場版第1作でバルタン星人の宇宙船「廃月」に仕掛けられた罠の刃を全て破壊した。 ルナシュートレス 蹴りを相手の体の1点に放ち、戦闘力を低下させる。 一部の文献では、「ジャンプして、捻りを利かせたキックを決める技」と記載されている。 ルナ・パンチ ジャブ、フック、ストレート、アッパーカットなどを使いこなす。 得意技は掌底で相手を撥ね飛ばすパームパンチ。 エクリプスパンチ 幻の右フックと呼ばれるパンチ技。 ルナ・チョップ グラブレス・チョップ ルナモードのチョップ技はルナ・チョップと総称されるが、敵の首筋や胸元を狙った、連続で正面からの手刀を放って相手の動きを止める技を特にこの名で呼ぶ。 カオスジラークやゴルメデβ、バデータなどにダメージを与えた。 ピッキング・ブローク ジャンプしながら敵の脳天めがけて手刀を放つ技。 カオスパラスタンに使った。 スウェード・シェイバー スピードを活かした裏拳の突き技を繰り出すチョップ技。 高い破壊力を持ち、カオスジラークやレイキュラなど、多くの敵にダメージを与えた。また、カオスパラスタンなどに対しては、体を回転させながら放っている。 ルナ・キック 正面蹴りや回し蹴りで攻撃するニンブルスマッシュ、急降下しながら敵の首筋や胸に両足キックを食らわすドロップキック、ジャンプして光速で宙返りしながらジャンプキックを放つムーンサルトキック、膝蹴りのニースマッシュ、落下しながら膝蹴りを決めるニードロップといったバリエーションがある。 ルナ・ホイッパー 序盤戦で多用される一本背負い投げ。 相手にダメージを与えると同時に、ウエイトや反射神経、パワー、スタミナなどを測る意味統合いも持つ。 この技で敵の戦闘力に探りを入れる。 ルナ・フライングメイヤー フロント・ヘッドロックを掛けた後、体を半回転させ、敵を投げる首投げ。ゲルワームに使った。 ルナ・レッグホイップ 突進してくる相手の力を利用して後方に投げる巴投げ。 ルナ・エルボー 肘打ちによって敵にダメージを与える技。 エルボースマッシュ 敵の首筋や喉元を狙って水平に肘打ちを叩き込む。 エルボードロップ ルナ・ホイッパーなどで倒れた敵に肘の先端に全ウエイトを乗せて倒れた敵に放つ肘落とし。 コスモリダクション 精神統一をすることで、ミクロから等身大、最大47メートルまで、体の大きさを伸縮可能。 第17話でギギに使った。 覚醒能力 第10話で、ゲシュートのストレスエネルギーで暴走したフブキの眼前で手を叩くことで、フブキを元に戻した。 ルナファイナル 最終話でミラクルナモードになることで力を取り戻したコスモスがカオスダークネスに放った、青い神秘の光線。 人間の心を知ったカオスヘッダー(カオスダークネス)に対して、フルムーンレクトの照射を続けて心に訴えかけ、最後にこの光線を注ぐことで、憎しみの心を浄化してカオスヘッダー0に変化させた。 フルムーンフラッシャー(フルムーンクラッシャー) 浄化エネルギーを集めた右掌を突き出して放射し、そのまま突撃して邪気を払う浄化技。 『ウルトラマンサーガ』で使用し、ハイパーゼットン(ギガント)の背中の発光部を一つ潰した。 ムーンライトスマッシュ 右手を前に突き出して放つ、超高熱の必殺光線。 『ウルトラマンサーガ』で使用し、ハイパーゼットン(イマーゴ)に向けてウルトラマンゼロのワイドゼロショット、ウルトラマンダイナのソルジェント光線と同時攻撃として放つも、ハイパーゼットンアブゾーブによって吸収・増幅して撃ち返され逆に大きなダメージを受けてしまった。 アンビシャス・ロケッツ 手の甲を敵に向けて振り上げ、撃ち込む光弾。 命中すると激しい火花を散らす。 威力は低いが、ルナモードの数少ない攻撃用光線技の一つ。 ヒーリングシャワー(本編未使用) 相手の痛みを和らげ、傷を治す光流。 一部の文献[要文献特定詳細情報]では、前述のコスモフォースを「ヒーリングシャワー」と記載している。 ティアーズ・ロム(本編未使用) 「慈しみの気」で包み込むような蜃気楼と音で、相手を涙させる。 ルナサブレイ(本編未使用) 透明な敵や、幻影を見せる敵を実体化させる光線。 一部の文献[要文献特定詳細情報]では、前述のコスモ・リアライズを「ルナサブレイ」と記載している。 ルナキネシス(本編未使用) 念力で物体を動かす。 ルナストップレイ(本編未使用) 念力で敵の攻撃を止める。
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