ヤッハバッハ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 08:02 UTC 版)
ゼナ・ゼー ヤッハバッハの艦載機。性能は低めであり、主に支配下にある宙域の警備などに使われる。 ヅム・ゼー ヤッハバッハの艦載機。汎用性の高さがセールスポイントだが、ゲオ・ゼーの登場により陳腐化した。 ゲオ・ゼー ヤッハバッハの新鋭戦闘機。対空・対艦攻撃力が高いレベルでまとまっている。
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ヤッハバッハ
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ガーランド・フェルベベス・クゥム・ヤッハバッハ 男性、48歳。大柄なヤッハバッハ人の中でも特に際立って筋骨隆々とした巨漢。 ヤッハバッハ帝国第117代皇帝。 オーバーロードによって創造された「観測者」で、対応する「追跡者」は大海賊ヴァランタイン。 少年の頃の武者修行中に訪れたアッドゥーラ教国で、ブラフシェラ教皇から自身が「観測者」である事を知らされ、以降オーバーロードに対抗する準備を進めてきた。 宇宙の征服者、侵略者として見られているが、真の目的は全てのボイドゲートを制圧してオーバーロードによるこの宇宙への介入を阻止する事である。 力による宇宙統一がオーバーロードに対抗しうる唯一の手段だと信じており、協調による抵抗を主張するユーリやギリアスの説得にも耳を貸そうとしなかった。 しかし団結した大マゼラン銀河勢力との決戦で敗れた事から主義を曲げ、ユーリらへの協力を承知する。 大マゼラン銀河勢力と共にこの宇宙におけるオーバーロードの本拠地である天の川銀河ソル星系へ侵攻した際、待ち受けていたオーバーロード艦隊と戦う。 マスターゲートにエネルギーを供給するダイソン・スフィアに特攻を仕掛け、死亡。それがマスターゲートの機能停止に繋がり、オーバーロードとの戦いはユーリ達の勝利に終わった。 ギリアス・アルデデラ・リィム・ヤッハバッハ 男性、16〜26歳。 ヤッハバッハ第12皇子。少年編では名を上げるため「ギリアスという一人の男」として(実力もわきまえず)強者(「無慈悲な夜の女王」サマラや「宇宙一の大海賊」ヴァランタインも含む)にケンカを売っては撃退されるという狂犬のような0Gドッグだった。しかし本人にとっては次期皇太子となるための武者修行の一環であり、無茶な行動であるとの認識は一切なかった。 サマラなどに撃沈されかかっていた時にユーリに助けられた(ギリアスいわく「邪魔をした」)ことが縁でともに旅をするようになるが、ユーリがマゼラニック・ストリームから大マゼランに向かおうとしないのを「臆病風に吹かれた」と考えて激怒、大ゲンカの末に別れた。 青年編では皇太子に選ばれ、名実ともに皇帝の後継者となっていた。父の命を受けて小マゼラン経由で大マゼラン攻略の指揮を執るが、ユーリらに阻まれて侵攻は難航、その後オーバーロードの存在を知り、人間同士で戦う愚を悟って父である皇帝を説得しようとするが失敗に終わる。 父帝がユーリに敗れ講和を模索するようになると、その全権大使として大マゼランに赴く。まさにその瞬間からオーバーロードによる宇宙破壊が始まり、それを食い止めるためにユーリ、父帝、ヴァランタインなどとともにテラ近傍の「真のボイドゲート」破壊作戦に赴く。 作戦成功後はテラに降り立った乗組員たちのリーダーとなった。 なお、少年編で彼がチェルシーに言ったプロポーズの言葉「俺の子を産んでくれ」は、ヤッハバッハではごく普通の求婚の台詞であり、ギリアスが特別非常識なわけではない。 ライオス・フェムド・ヘムレオン 男性、26〜36歳。髪は長い金髪。体にフィットした繋ぎ服に紋章入りの前掛けという、ヤッハバッハ軍の特徴的な服装をしている。 小マゼラン銀河に侵攻するヤッハバッハ帝国の先遣艦隊総司令官。 元はかつて別の銀河に存在した国家ヘムレオンの王子であり、友好国(宗主国)リベリアの王女トスカの許婚だったが、属国の王子として影で侮辱を受け続けたことが遠因となり、ヤッハバッハ帝国が侵攻して来た際に両国を売り渡し、滅亡させた。 ヤッハバッハ帝国内では被征服民族という立場だが、実力主義の帝国軍の中で出世し一軍の将となった。 しかし純粋なヤッハバッハ人の将兵の中には、彼を疎んでいる者も少なくない。 小マゼラン銀河へ侵攻した際、侵攻を阻もうとするトスカと再会して対決し、彼女を殺害した。 アイルラーゼンとの戦いで戦力を失った責任を問われ、後方の資源惑星の行政官に左遷されるも、トラッパのゲートラッパ化を期に再び艦隊司令官に返り咲いた。 大マゼラン銀河勢力との決戦において、ユーリ率いる艦隊と戦って敗れ、特攻を試みるも一斉射撃を受け死亡。 彼との戦闘では本作の主題歌がBGMとして流れる。 トラッパ・ウォン・デデストア 男性、28〜38歳。 小マゼラン制圧任務を帯びた先遣艦隊の司令官ライオスの副官。生粋のヤッハバッハ人であり、被征服民族出身であるライオスを軽んじていた。 ライオス失脚後は制圧なった小マゼランの副総督に就任し、エピタフ捜索や人造エピタフ製作などのために一般市民を酷使する事で、非征服民の慰撫を意図するジンギィ総督の苦労を台無しにし続けてきた。ムーレアにある「トラッパ研究機関」が襲撃を受けた時、偶然から人造エピタフを作動させてしまい、デッドゲートと融合、通称「ゲートラッパ」となって宇宙を彷徨う存在となってしまう。 ゲートラッパになってからはワープを繰り返して無差別な攻撃を行い、ユーリの機転によってデッドゲートと切り離されて死亡した(ととれる描写がある)。 ジンギィ・ララス・ゼゼン 男性、52歳。 ヤッハバッハ帝国小マゼラン総督府の総督。 数々の銀河の総督を歴任してきたベテランで、わずか10年で小マゼラン銀河をほぼ帝国の支配下に置いた。 善政を敷く事で知られており、イネスを人民監督官に採用したのも彼である。 皇帝が大マゼラン勢力に敗れた時、すかさず大マゼランとの講和を提案し、皇帝の翻意を促すなど、人民の安寧を第一に考えて行動している。 ユズルハ・ヴィス・マイヤン 女性、33歳。ガラハの娘。 ヤッハバッハ帝国の艦隊司令官。 帝国でも有数の名家の出身だが、家名に頼る事なく実力で現在の地位を勝ち取った女傑。 5万隻の艦艇を指揮する優秀な提督だが、いささか攻撃的で激しやすく、冷静さに欠ける一面もあり、副官のメイヨー・メタに諫められる場面もある。 密かに想いを寄せていたメイヨーがユーリらとの戦いで戦死した事で激昂し、自ら先陣を駆ってロンディバルト艦隊に攻撃を仕掛けるも、救援に駆け付けたユーリ艦隊を前に冷静さを失って敗れる。それでも尚退かず攻撃を続行しようとしたが、ブリッジに直撃したビームに吹き飛ばされて死亡した。 メイヨー・メタ 男性、30歳。 ヤッハバッハ軍少尉、ユズルハの副官。冷静かつ堅実な判断力の持ち主だが押しが弱く、ユズルハとは対照的な性質。 ヤッハバッハによって征服されたドーマ人であり、有能であれば出自を問わず重用するというヤッハバッハの方針を象徴する人物の一人。 長年ユズルハに恋心を抱いていたが、被征服民族であることと階級に差がありすぎることから言い出せずにいた。ユズルハに釣り合う存在になるためにギリアスから艦隊を借り受け、侵攻先の防衛艦隊には勝利したが、ユーリ艦隊との戦いではウォルの策略で壊乱に追い込まれてしまう。せめてユーリだけは仕留めようと、少数の手勢だけで尚も攻撃を続行するも、敗れて討ち取られるという最期を迎えた。 ガラハ・ヴィダ・マイヤン 男性、75歳。ユズルハの父。 ヤッハバッハ最強の艦隊を率いる提督。 軍事に関してガーランドの相談役を務めているほどの名将。娘(ユズルハ)には甘い面もあるが、軍人として娘の弱みを叱責する厳しさも併せ持つ。オーバーロードとの戦いでは最後まで皇帝につき従い、ともに戦死(ととれる描写がある)。 ルチア・バーミントン 女性27〜37歳。 ツィーズロンド科学アカデミーの主任で、外宇宙へ向けたエピタフ調査船の船長だったが、途上でヤッハバッハ先遣艦隊と遭遇し捕らえられ、そのままライオスの副官となる。 腐敗と内紛による衰退の最中にあった祖国エルメッツァへの忠誠心は無いに等しく、彼女自身エルメッツァの命数は尽きていると考えていた。 毒婦バージョンのキャロが登場した場合、青年編には登場しない。 オライア・F・Z・ヤッハバッハ 男性、20歳。 執拗にギリアスの命を狙う、鋭い目付きの大柄な0Gドッグ。その正体はヤッハバッハの第4皇子であり、ギリアスと同じ皇太子候補。 男なのに濃い化粧をし、オネェ言葉で相手の意表をつくが、剣の腕前や艦長としての技量は確か。「皇位継承のライバル」であるギリアスを消そうと暗躍するが、ユーリとギリアスの連携の前に敗れ去った。
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