オルテ帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 08:22 UTC 版)
「ドリフターズ (漫画)」の記事における「オルテ帝国」の解説
アドルフ・ヒトラー ナチス・ドイツを率いた独裁者。オルテ帝国の建国者で国父と呼ばれている。劇中では既に故人。 豊久達が召喚される60年ほど前に突如現れたとされる。ある日酒場に現れて人々を扇動し、天才的な演説と人心掌握術で反乱を起こして首都まで行進。オルテを建国した当時の記録によれば「手慣れたものかの様」だったとされる。その後、原因不明だが突然自殺した。以後、「国父」の役職は空席となり、オルテは国父の理想を叶えるため各地への侵攻と拡大政策を取る。 サンジェルミ伯によれば漂流者であり、「効率的な官僚制度」「世襲による悪癖の除去と国富の分配」「故意に作った一定数の被差別階層」により民衆をまとめて中央集権制を確立し、効率的な官僚帝国を作り上げた。実際にオルテは四方諸国を相手に50年も戦えており、晴明からは「結果はどうであれ人々を救った」と評されている。特徴的な口髭を生やしており、肖像画を見た信長やグ=ビンネン通商ギルド連合からも「チョビヒゲ」と侮称されている。 故人だが第18話で肖像画としてその姿が描かれ、第35話で初めてその名が言及された。 サンジェルミ伯 声 - 杉田智和 オルテ帝国の3分の1を領有する大貴族。年齢不詳のけばけばしい風体のおかま。情勢を鋭く分析しオルテの危険な現状を把握する観察眼を持ち、薬学・錬金術・史学に詳しい。政略に卓越した策謀家でもあるが、戦場での兵の駆け引きには疎い。 十月機関は漂流者または廃棄物の疑いありとしていたが、当人は漂流者だと述べている。50年前に国父がオルテを建てる際に最初に寝返った勢力で、彼がいなければ建国できなかったとまで言われる。以来、帝国の中央集権制の例外とされて誰も口出しできず、戦争には参陣せず好き勝手に生きていた。彼の軍隊は500人ほどで少ないが、テーバイ神聖隊を彷彿させる鍛えられた屈強な「男同士のつがい」から編成された精鋭軍である。 危機的状況を全く理解しないオルテの帝国指導部に見切りをつけ、諸国軍が押し寄せて帝国が降伏し国土を分割される事を防ぐために、豊久達へ政権を移譲させるクーデターを持ちかける。政治工作により無血クーデター成功直前まで行くが、ラスプーチンの「妨害」に遭う。豊久・信長らの活躍により、首都機能は壊滅するものの政権奪取は成立し、その後に信長からグ=ビンネン通商ギルド連合との和平交渉を託された。交渉では「商人」の本質を見抜き、仕掛けた側の上に不利な戦況にも関わらず「賠償一切なしの和平」、更に黒王軍の防衛と銃の専売権を担保に借りる形で大量の支援を取り付ける。更に西方諸侯と和平するために第三軍・第四軍を攻めさせるという難題をふっかけられ、難儀しながらも引き受ける。 元の世界でラスプーチンと面識があり、テレビゲーム・映画・漫画の内容について語っていたり、信長から松永弾正に目付きが似ていると評された際にその存在を知っていたりと不可解な人物であり、漂流者を召喚しているのが紫だという事にも気づいている。またこの世界のオルテ兵にも、50年前から実力者だったとは思えない若々しさに「一体何歳なんだ」と言われている。 作中では中黒の有無を含め呼ばれ方が安定せず、サン・ジェルミ伯という呼び方の他に、第18話での初登場時にはセントジェルム伯、第32話ではミルズからセントジェルミ伯、36話ではラスプーチンにサン・ジェルマン伯と呼ばれている。なお、他の漂流者たちの多くからはもっぱら「オカマ」の渾名で呼ばれている。 アレスタ 声 - 福田賢二 サンジェルミの側近。けばけばしい風体のオカマ。好みの男性のタイプは髭面で歴戦のナイスシルバー。二刀流の使い手で豊久の腕を見極めるため刃を向けるが、タイプであるハンニバルを目にしてノックアウトされ、戦わずに叩きのめされる。 ただ対峙した豊久には「殺気は鈍か、剣気は尖か」と評されており、豊久達がエルフの次にドワーフを解放しに行くことを察したり、ヴェルリナの検問を二言だけで通過させるようにするなど、知謀にも長けている。 フラメー 声 - 遊佐浩二 サンジェルミの側近。けばけばしい風体のオカマ。好みの男性のタイプは前髪で片目を隠したホーステールの少年。アレスタに代わって豊久に戦いを挑むが、好みのタイプである与一を目にしてノックアウトされ、戦わずに叩きのめされる。 アラム 声 - 千葉一伸 エルフ族占領土政庁に属する執政代官付き騎士武官。エルフが禁止されている「漂流物に関わる事」を犯したため、巡察隊を率いて彼らの村を襲う。 冷酷冷徹かつ自分の剣術に自信を持ち、エルフたちにも恐れられている。突然の襲撃にも動じず、豊久が放った投剣を弾き飛ばすが、その直後に組手甲冑術で叩きのめされて敗北。最期は豊久が嗾けたエルフの村人達の復讐によって惨殺される。 ミルズ 声 - 野島裕史 エルフ族占領土政庁に属していた新任の税務計算官。豊久達による執政代官城館襲撃の少し前に派遣されてきた黒髪の若い男性で、メガネを着用しており気が弱い。 エルフ族女性への集団性的暴力に対するエルフ達による報復の際、自分は参加しておらず童貞であると必死に主張していたため、命拾いをした。その後は信長により、エルフ居留地の事務係兼兵站担当に転職されてしまい大量の業務を丸投げされたが、エルフ達が対等に接してくれていることもあり、ぼやきながらも馴染んでいる。エルフ達からは当初「童貞人間」と呼ばれ、サンジェルミ一行からも一見で「童貞くさい」と評されている。 豊久達がオルテを掌握する頃には周囲のエルフ達に「ミルズさん」と名前で呼ばれており、有能かつ実直で職務に忠実、生産性だけでなくエルフなどの安全にも配慮を欠かさない性格から少しずつ信頼され、待遇が良くなっている。また同じ頃、中央から童貞で眼鏡の部下を2人つけられている。だが、性的虐待には加わっていないにもかかわらず、エルフの若い女性達の自分に対する態度は冷たいままだった。 事務をしながら廃城の調査に着手し、かなりの規模の遺構であることが判明したため、城として使用可能な状態に戻すことを始めている。サルサデカダンの敗北を知らされるも冷静に状況を判断。必要な物資の集積と味方を受け入れる準備を決める。それらの様子を見たエルフ女性たちから(しかめっ面を崩さないでだが)ご馳走による歓待を受ける。
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漂流者アドルフ・ヒトラーによって建国された東方の王国で、帝都の名は「ヴェルリナ」。海に面する大穀倉地帯を国土とする。豊久達が初めに飛ばされたのはこの国。使用言語は日本語を崩した形で表現されている。人間至上主義を唱え、40年程前から亜人達の国々を侵略して来た。「効率的な官僚制度」「世襲による悪癖の除去と国富の分配」「故意に作った一定数の被差別階層」により短期間で中央集権制を確立した。物語開始時では帝国を名乗り、国父が掲げた国是「万年王国」に従い侵略と拡大を続け、辺境では未だに侵略戦争が続いている。なお、国の最高指導者である国父の地位は、ヒトラーの自殺後から空位のままとなっている。
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