うち‐こみ【打(ち)込み】
読み方:うちこみ
2 物事に熱中すること。また、人にほれこむこと。「仕事への—はすさまじい」
3 剣道などで、相手に打ってかかること。柔道では、相手と組んで一方が続けざまに技をかける練習法。
4 囲碁の用語。
5
㋐テニス・卓球などで、相手側へ強い球を打ち返すこと。スマッシュ。
8 能の基本的な型で、手に持った扇などを頭上からまっすぐ前方へさし下ろす動作。
9 人形浄瑠璃の人形の型で、刀などをかざしながら足拍子を踏むもの。戦いのようすを表す。
12 コンピューターで、プログラムやコマンドをキーボードから入力すること。
13 シンセサイザーやミュージックシーケンサーなどの電子楽器や、DTMのシステムに、演奏データを入力すること。また、それを再生した音楽。
ウチコミ!!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 00:10 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ウチコミ!! | |
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ジャンル | 柔道[1] |
漫画 | |
作者 | 村岡ユウ |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
レーベル | 少年チャンピオン・コミックス |
発表号 | 2013年39号 - 2015年1号 |
発表期間 | 2013年8月29日[1] - 2014年12月4日 |
巻数 | 全7巻 |
話数 | 全63話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『ウチコミ!!』は、村岡ユウによる日本の漫画。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2013年39号から2015年1号まで連載された[1]。東京都を舞台にした柔道漫画。「取っ組み合いと熱い汗」や「巨乳のヒロイン」が登場し、『週刊少年チャンピオン』らしい作品である[1]。
ストーリー
小学生の頃から体の小ささと気の弱さでパシリ扱いでいじめられていた光石錬は、武蔵原高校に入学するも変わらぬ人間関係から抜け出せずにいた。体格差を言い訳に「いつかデカくなったら反撃する」と我慢を続ける日々だったが、いじめの場面を、部員不足から強者の入部を求めていた柔道部2年生の祭田春樹に目撃される。
祭田の発した「いつまで待たせるんだ」の言葉に「いつかなんてどうせ来ない」と気付いた錬はいじめの主犯の真壁に立ち向かう。これまでの習慣が思わぬ努力と鍛錬と執念となっていた錬の才能に気付いた祭田は、柔道部へと錬を勧誘する。入部試験として同じ1年生だが柔道経験者の結城飛悠馬と勝負をする錬は、ハンディキャップ戦ながら祭田のアドバイスで実力を見せ、入部を認められる。
武蔵原高校柔道部は、柔道の名門私立校・立川学園との対抗戦を控え燃えていた。祭田の因縁の相手、紅林宗吾と偶然出会う錬。また、新たに武蔵原柔道部の顧問となった場違い感ある八乙女真千華に戸惑う柔道部の面々。祭田は次第に焦りから皆と衝突するが、自分が連れてきた錬との勝負でチームの皆で勝ちたい気持ちを思い出す。
対抗戦では格の違いから控えメンバーで武蔵原を迎えるはずだった立川学園だったが、錬に未知の価値を感じた紅林や、対抗戦を見学に来た佐倉希と七瀬純を案内し武蔵原に対抗意識を持ってしまったレギュラーメンバーが出場することとなる。武蔵原高校柔道部は、新顧問・真千華先生による気まぐれのようにも見えるオーダー順で、立川学園のレギュラー陣に挑むこととなった。
登場人物
武蔵原高校
- 光石錬(みついし れん)
- 主人公。武藏原高校・柔道部。1年3組。
- 祭田春樹(まつりだ はるき)
- 武蔵原高校柔道部2年。四中出身。
- 結城飛悠馬(ゆうき ひゅうま)
- 1年生。四中出身。中学では祭田の後輩にあたる。レンとは同学年。中学からの柔道経験者で黒帯。
- 雪村貞夫(ゆきむら さだお)
- 柔道部キャプテン。3年生。
- 日下部丈二(くさかべ じょうじ)
- 柔道部1年生。謎の男。
- 伊達(だて)
- 入院中。
- 八乙女真千華(やおとめ まちか)
- 武蔵原高校柔道部の新顧問。
武蔵原高校その他の人物
- 佐倉希(さくら のぞみ)
- 錬と同学年で小学生時代から幼馴染み。武蔵原高校1年3組。新入生代表挨拶も担当する優等生。頭も良く顔も良いのだが、貧乳に悩み中。
- 七瀬純(ななせ じゅん)
- 希の親友。錬と同学年で小学生時代から幼馴染み。武蔵原高校1年3組。背が小さく小学校時代から整列の際などに錬の近くにいることが多かったため、高校柔道部入学以降の錬の雰囲気の変化・成長に敏感。
- 真壁(まかべ)
- 小学生時代から錬の幼馴染。小学生時代から体が大きく錬をいじめていた。
立川学園
全国大会上位常連の強豪私立。
- 紅林宗吾(くればやし そうご)
- 立川学園高校柔道部のエース。2年生。錬の1学年上。祭田や飛悠馬と同じ四中出身。前年度の春の高校選手権で1年生で90kg以下級全国2位。今年こそはインターハイ個人戦90kg以下級優勝を目指している。
- 小田桐神(おだぎり じん)
- 1年生。「疾風の神」。
- 富士森優(ふじもり)
- 2年生。
- 新堂伊織(しんどう いおり)
- 3年生。主将(キャプテン)。
- 榎仁(えのき)
- 3年生。
- 大畑真人(おおはた)
- 3年生。
- 鬼尾(おにお)
- 立川学園高校・柔道部顧問の先生。
大和東工業高校
- 成美悟(なるみ さとる)
- 神崎龍(かんざき りゅう)
- 白木(しらき)
- 要(かなめ)
- 相馬(そうま)
- 顧問
泉大野高校
- 服部(はっとり)
鷹崎高校
- 郷原(ごうはら)
書誌情報
- 村岡ユウ 『ウチコミ!!』 秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス〉、全7巻
- 2014年1月8日発売[2]、ISBN 978-4-253-22296-9
- 2014年3月7日発売[3]、ISBN 978-4-253-22297-6
- 2014年5月8日発売[4]、ISBN 978-4-253-22298-3
- 2014年7月8日発売[5]、ISBN 978-4-253-22299-0
- 2014年9月8日発売[6]、ISBN 978-4-253-22300-3
- 2014年11月7日発売[7]、ISBN 978-4-253-22306-5
- 2015年1月8日発売[8]、ISBN 978-4-253-22307-2
脚注
- ^ a b c d “いじめられっ子の青春柔道劇、チャンピオンで連載開始”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年8月29日) 2021年12月4日閲覧。
- ^ “ウチコミ!! 第1巻”. 秋田書店. 2014年1月8日閲覧。
- ^ “ウチコミ!! 第2巻”. 秋田書店. 2014年3月7日閲覧。
- ^ “ウチコミ!! 第3巻”. 秋田書店. 2014年5月8日閲覧。
- ^ “ウチコミ!! 第4巻”. 秋田書店. 2014年7月8日閲覧。
- ^ “ウチコミ!! 第5巻”. 秋田書店. 2014年9月8日閲覧。
- ^ “ウチコミ!! 第6巻”. 秋田書店. 2014年11月7日閲覧。
- ^ “ウチコミ!! 第7巻”. 秋田書店. 2015年1月8日閲覧。
外部リンク
打ち込み (囲碁)
打ち込み(うちこみ)は囲碁用語で、以下の意味を表す。
- 相手の石に割り込むような着手。
- 手合割を可変とする対局において、相手に勝ち越して手合割が修正されること。
打ち込み(着手)
辺にヒラいている相手の石の間に割って入るように打つ手のこと。また星に対して三々に侵入するような手も「打ち込み」と称される。相手の模様に深く入り込むのではなく、浅く臨む手法は消しと呼んで区別される。相手の石を分断して攻める、相手の模様の荒らしなどの効果を狙って打つ手である。
ウチコミという言葉は、主に第三線か第四線(まれに第二線)に打つ手を指す。相手の模様に深く入り込む手であっても、中央に打つ手は「打ち込み」と呼ばないことが多い。
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上辺黒1に打つ手が「打ち込み」の一例である。黒▲のツメは、この手を狙っているので価値が大きい。白が2とコスんで攻めてきたら、黒3から5と下がって、aとbのワタリを見合いにする要領である。
右下黒1は、隅の完成寸前の白地を荒らす打ち込み。白2,4のオサエなら黒5とワタり、大きく隅をえぐる。白は根拠も失い、攻めの対象にさえなりかねない状況となる。白8は反撃の打ち込み。
左下黒1は、星に対する三々への打ち込み。以下黒7までと、隅にできかけていた白地を荒らして黒地とすることができる。
打ち込み(手合割)
また、上記のような使い方とは全く別に、相手に勝ち越して手合いが直ることを「打ち込む」と表現する。かつて行われた十番碁などでは、4勝0敗、5勝1敗などといったように四つ勝ち越すと、実力差ありと認められて手合いが変更となった。例えば、互先で始めて対局者AがBに四番勝ち越した場合、次からは先相先で打つこととなる。こうした時、「AがBを先相先に打ち込んだ」と表現する。
ただし、こうした打ち込み制度は、現在のプロ公式戦では行われていない。また、将棋では同様のことを「指し込み」と称する。
参考図書
- 淡路修三『アマの知らない打ち込み対策事典 (マイコミ囲碁ブックス)』2007年
- 韓国棋院編『打ち込みと消しの基本 (棋苑囲碁ブックス) 』2006年
- 『早わかり模様小事典―打込みと消しのテクニック』日本棋院 1982年
- 『打ち込み読本―即効上達シリーズ〈5〉 (囲碁文庫)』日本棋院 2003年
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