ゆきの一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 07:06 UTC 版)
「ながされて藍蘭島の登場人物」の記事における「ゆきの一家」の解説
ゆきの 声 - 長谷川静香(釘宮理恵) 5月3日生まれ、A型。島では最年少の11歳。短気で釣りができない。こましゃくれており子供扱いされるのをとても嫌い、その反動か背伸びしたがる傾向が目立ち、うろおぼえの横文字を使いたがる。身長134cm。体重29kg。前年から2cmしか成長していない(ただし14巻では、ちかげによれば「このひと月ちょいで」結構伸びてきているという)。 緑色のショートヘアーを頭の左右でまとめている(アホ毛あり)。初期の頃は後ろ髪が背中まであったりなかったりと、頻繁に髪の長さが変わっていた。 一人称は「私」または「ゆきの」。行人のことは「行人」と呼ぶ。一度だけ「いくいく」と呼んだ。行人からは「ゆきの」、動物たちには「ゆきゆき」と呼ばれている。 甘い物が好きで、特にちかげやぱな子さんが作る洋菓子が大好き。自作の料理はすべて激甘で(焼いたサンマや刺身、ご飯まで甘ったるい)一般人及び動物には食べられない。嫌いな食べ物は牛乳、納豆、オクラなどで、おおむね食わず嫌いが多い。また、子供らしく暗所恐怖症・狭所恐怖症。 掃除の際には鼻歌を歌うが、音痴。 母のかがみが趣味人でよく出歩くため、小さい時はよく従姉のちかげに預けられ、面倒を見てもらっていた。そのため、ちかげには頭が上がらない。 働かない母かがみに代わって家事を取り仕切っている。そのため年齢の割りに生活力は高い。料理の腕も味付けを除けば問題なく、見た目も上出来である。恥ずかしい過去がいっぱいあるらしい。そのため、過去を良く知る親のかがみに逆らえない。 類似体型のあやねとは、事あるごとに張り合っている。りんを超える“ないすばでぃ”になることが夢。ある事がきっかけで1日だけ14歳に成長した姿になった際には、りんに比肩するほどのスタイルだったが、ある条件下で成長した場合の姿であり、放っておいてもそのように成長するわけではない。 動物たちを遊び相手に育ち、今もたくさんの動物と同居している。いつも色々な動物に乗っており、自分で歩くのは嫌い。体力はあるが根性がなく、少し疲れると駄々をこねる。 地割れに落ちた後、行人の指摘(くまくまに誰か投げ飛ばしてもらえばよかったんじゃない?)をきっかけにくまくまとの連携技「すーぱーくまだいびんぐ」を編み出した。 かがみ 声 - かないみか ゆきのの母親。27歳。14歳で秀秋と結婚。 貧乳。お子さま体型のまま、大人になっている(アニメ版で行人と初めて会った時、ゆきのの姉と思われた)。外見は娘そっくりだが、頭のアホ毛が2本。後ろ髪がやや長く、まとめていない。 ふだんはのんびりおっとりしているが、内心はかなり毒がある。本気で怒ると怖い。趣味人であり、気まぐれでさぼり屋。ほとんど働かず、ゆきのやくまくまたちが働いて食い扶持を稼いでいる。酒好き。ゆきの曰く、「朝寝朝酒朝湯が大好きなダメダメ人間」。 「ちゃん」づけで呼ばないと怒る。 親としての自覚に欠けているわけではなく、ゆきのがすずを巻き込んで問題を起こした際には、彼女を厳しく叱っている。 たかたかとは幼馴染みで、娘と共に親子2代に渡る長い付き合い。このため、たかたかもかがみの頼みにはあまり逆らえない。 洋館の出身で、先代の図書管理人。ちかげの父・清正は実兄。昔はかなりのブラコンであった。ちかげの母しずかとの力関係は、親子共々変わっていない。過去紅夜叉に何度も酷い目に遭わされ、紅夜叉現ると聞くだけで押し入れに引きこもるほどのトラウマになっている。 くまくま 声 - 宮崎優子 雌のツキノワグマ(ただし「胸に月の輪があるくまは珍しい」とのことなので、別のクマの可能性もある)。ゆきのがよく乗っている。性格は穏和で臆病。キレイ系というより、カワイイ系らしい。ちかげが引き起こした変身魔法騒動の際は、ゆきのと同い年ぐらいの女の子になっていた。 ゆきのが6歳の時からの友だち。同居している動物たちの中では、一番付き合いが長く、登場頻度も多い。 頭をぐりぐりする「くまぐり」が得意技。他にも「くまちょっぷ」や「にくきゅーちょっぷ」などの技がある。狩り物競争の際は、ゆきの・遠野さんとのコンビネーション技「すーぱーくまだいびんぐ」を披露。 基本「ぐる〜」という声しか出せないが、一度アニメ同様「うばっ」と声を出した。 食いしん坊で、好物はハチミツや葡萄ジャムなどの甘い物。 たかたか 声 - 鈴木琢磨 鷹。同居している動物の中では最古参で、ゆきのが移動の際によく乗っている。かがみとは幼なじみで、時々、かがみも乗っており、ゆきのよりもかがみの方を優先するらしい。土佐弁でしゃべるらしく、語尾に「〜ぜよ」とつける。 「疾風の暗翼(しっぷうのあんよく)」という異名を持つ実力者で、からあげとは親友かつ最大のライバル。かつて西のぬしの座を懸けてからあげと争い、現在も当時受けた傷が左目に残っている。 若い頃は不良で、からあげや皇とつるんで「死利鳥(しりとり)団」を結成し、よく悪さをしていた。しかし当時からかがみ、そしてすずらんだけには頭が上がらなかったようで、すずらんには度々からあげと一緒におしおきをされていたようである。一度半殺しにされてからは、からあげ同様、すずらんを「姐さん」と呼んでいた。 妻子持ちのからあげとは対照的に独身主義。かがみには「甲斐性なし」とからかわれている。 いぬいぬ 声 - 白石涼子 犬。ゆきのが「彼女」と言っていることから女の子らしい。鼻が利くので何かを探す時には引っ張り出されることが多い。 いのいの 声 - 白石涼子 イノシシ。ゆきのが時々乗っている。鼻が利く。すずとゆきのが青い鳥を探しに山に入ったまま戻らなかった時は捜索に参加した。 うさうさ 声 - 飯塚雅弓 ウサギ。時々ゆきのの頭に乗っている。 長い耳を手のように使う。足も速く、青い鳥騒動の時はゆきのから行人への伝言を頼まれ、捜索の際も行人に同行した。 かもかも 声 - 千葉紗子(細野雅世) カモ。ゆきのがたまに乗っている。性別は不明だが一人称は「ぼく」。ミミズが大好物。食い意地が張っている。掃除が得意。鼻が利く。鴨であるため飛べるのだが、歩いてばかりいるため、自分でも飛べるということを忘れていた。 きつきつ 声 - 三宅華也 キツネ。 同居している動物の中では一番のイタズラ者。何かと一言多い。“せくしぃー”な女性が好きらしい。 はむはむ 声 - 三宅華也 ゆきのがたまに乗っている巨大ハムスター。女の子。ほお袋には、ゆきのが入ることができる。甘いもの好きで食いしん坊。ゆきのの身体検査の際は、くまくまと一緒に「ほっとけーき」と「はにーとーすと」で買収された。 はりはり 声 - 高橋美佳子 ゆきのがたまに乗っているハリネズミ。その状態で全身の針を逆立てたら大変なことになるのではないか、と行人は「怖い想像」をしているが、この想像は、14巻収録の第75話で現実のものとなる。 フクフク 声 - 吉川友佳子 フクロウ。夜目が利く。梅梅の食料泥棒騒動の時に実力を発揮した。青い鳥騒動の際にも捜索に参加した。コミック内では「フクフク」だが、パーフェクトガイドブックでは、ひらがなで「ふくふく」と紹介されている。アニメのクレジットでも「ふくふく」。 ぺんぺん 声 - 伊藤静 寒いのが苦手で水ギライなペンギン。ゆきのが時々乗っている。色々な本をよく読んでいて、行人と推理小説の貸し借りをするほど。怪しい外国人のような口調でしゃべる(一人称が「ミー」など)。遠野さんが好きらしい。海龍様の目。
※この「ゆきの一家」の解説は、「ながされて藍蘭島の登場人物」の解説の一部です。
「ゆきの一家」を含む「ながされて藍蘭島の登場人物」の記事については、「ながされて藍蘭島の登場人物」の概要を参照ください。
- ゆきの一家のページへのリンク