その他の魔女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 09:21 UTC 版)
「おジャ魔女どれみの登場人物」の記事における「その他の魔女」の解説
デラ 声 - 桜井ちひろ いくつかの例外を除いて、ミュージカルのように歌に乗せたセリフと煙と共にどこからともなく出現する。全シリーズを通して定期的に登場している準レギュラー級の魔女。卸問屋もしくは配送業を営んでおり、MAHO堂で製作する商品の材料や雑品(第2期では、ハナの育児用品も調達)は、ほとんど彼女を通じて仕入れている。魔女界に関する情報の販売も行う。値引きに中々応じてくれなかったりと少々お金にシビアな一面もあるが、ツケ払い(ほとんど月末払い)には応じてくれたり、第2期序盤で開店準備に必要な多量の品物を安値で販売したりと気前のいいところも見せている。しかし、第3期開始早々、ももこによってぼったくりを暴かれたため、このとき本当に破格値だったかどうかは結局謎のままである。 おだてに弱いタイプらしく、ぽっぷの巧みな話術にあっさりと踊らされたりすることもあった。一度、関先生を誤魔化すためあいこの親戚の老婆に変装したこともある。どれみの9級不合格を魔女界中に広めた張本人。野球のルールを知らないことをおジャ魔女たちに指摘された時、宇井一小学校(魔女という意味のウィッチからとっている)という架空の小学校を作り、誰がどう見ても小学生に見えない選手ばかりの野球チームを率いておジャ魔女達に野球勝負を挑み、裏で自ら胴元となって野球賭博も取り仕切った。 第3期第21話では、魔女界で夏風邪が流行して、デラも風邪をひいてしばらくの間仕事を休んでいた。この時、魔女問屋の手伝いをして、途中、あるアパートの1室に住むデラへの配送に伺ったどれみ達が見たデラの部屋は足の踏み場もないほどの惨状(軽いゴミ屋敷のよう)で、それを見たどれみ達は、薬に頼るのではなく、きちんと栄養のあるものを食べることが大事とあいこ特製のお粥を食べさせ、さらにデラの部屋の掃除をしたことで、デラは程なく風邪から回復した。 第6期早々MAHO堂再開の情報を手に入れ御用聞きに来た時には、魔法粘土の価格を7年前(第1期時点)と比べると3割ほど上げているのが、あいこによって見抜かれた(関西人の性格から、値段には非常に敏感)。だが、ももこが合流して(魔法グッズの)MAHO堂からSWEET HOUSE MAHO堂に再び改装したとき、あいこはまたデラがぼったくろうとしてると疑ったが、ももこによると「以前頼んだ時より、ちょっぴり安くなってる」とのこと。また、デラから仕入れる素材(特にお菓子作りの材料)は、人間界では良質な素材や入手がなかなか難しいものばかりで、デラの仕入れ(というよりも正しくは魔女問屋の仕入れ)の腕は確かである。 正式の魔女名は「マジョデラ」だが、スタッフロールでは「問屋魔女デラ」と表記されている。 モタ、モタモタ 声 - 川崎ユウコ(モタ)(放送開始当初は川崎裕子)、YOKO[要曖昧さ回避](モタモタ) 水色の髪をで小柄な方がモタで緑色の髪で大柄がモタモタである。その名の通り二人ともモタモタしている。2人で魔女見習い試験の試験官を務める。のんびりしたしゃべり方が特徴。年齢はモタモタは第1期の時点で999歳になったが、モタについては不明。どれみたちの善行を評価して女王自ら認定玉を授与するという特殊な例を除けば、一貫してどれみたちの魔女見習い試験担当者はこの二人だった。シリーズを通して二人一緒に登場することがほとんど。名前の通り、二人とも行動や言動が極度にゆったりしているためどれみ達をよくいらだたせる。また第2期で、それぞれ養い子を引き取り、どれみたちと一緒に検診を受けていたが、魔法に頼りすぎた子育てや、寝かしつけをちゃんとしなかったためマジョハートに咎められ不合格になりかけたこともある。スタッフロールでは「試験官魔女モタ」「試験官魔女モタモタ」と表示された。また、「カメ」という名の亀とウサギを飼っている。ぽっぷ及びハナちゃんの魔女見習い進級試験も担当。 ほうき魔女 声 - 尾小平志津香 第1期第8話に登場。どれみの9級試験追試の際、ほうきの森に現れ、なぞなぞを出題してどれみ達の行く手を塞いだ。 マジョ松(マジョまつ) 声 - 尾小平志津香 300年に1度の大嵐が吹いた日、落雷によって閉鎖していた扉が破壊され人間界にやってきたマジョガエル軍団のリーダー格。先々代女王様の復活後は元に戻った。 マジョ竹(マジョたけ) 声 - サエキトモ マジョガエルの村の住人。第6期にて、魔女ガエルの呪いが解けた後、余生を過ごすべく人間界に移住。友人たちと糸満市内で新居を探している途中に偶然マジョアヴェニールとユメちゃんに接触。後を追ったが琉球ガラス村付近で見失った。マジョリカ経由でこの出来事を知ったどれみ達は沖縄へ飛ぶ。 マジョ梅(マジョうめ) 声 - 橘U子 マジョガエルの村の住人の中でも随一の行動派。先々代の女王様の悲しみに囚われ、気力が消沈していた折、療養のためにマジョリカたちによって一時期MAHO堂へ引き取られていた。 マジョラン 声 - 朴璐美 第2期第42話で登場。今の魔女界のあり方をよく思っておらず、人間界との交流再開を望む数少ない魔女。幼少期に2人目の母であるマジョハートと一緒に人間界で暮らしていた経験がある。魔女界で自動車(MT車)を乗り回したりすることから魔女界では異色の存在である。また、安易に魔法に頼ることを自らに禁じている。人間界との交流再開を女王様に直訴したが、その際門番を振り切り無断で女王様の庭園に立ち入った咎めを受けて人間界へ追放されるという制裁を受けた。ただしこの制裁は彼女の意志を理解した上での女王様の計らいによるところが大きい。この大胆不敵な行動はマジョハートに少なからぬ影響を与えた。 マジョロクサーヌ 声 - 久保田民絵 先々代の女王様の在位時代から仕えていた魔女の一人。彼女の専属シェフを務め、現在は魔女界一のレストラン「レストランロクサーヌ」のオーナーを務めている。元老院のメンバーではないものの、現役の元老であるマジョバニラから「様」付けで呼ばれるほど格の高い魔女でもある。そのレシピ日記内部の超大量の蔵書は、彼女が魔女界及び人間界から手に入れたもの。 第3期中盤で登場し、外界から完全に心を閉ざしていたが、どれみ達が作った楽器型のケーキを食べたことにより、記憶の奥底に封印されていた先々代の女王様のオルゴールの音色を思い出せたことにより、どれみ達に自身のレシピ日記を託し、陰ながら彼女達を支援した。この時託したレシピ日記は幻のレシピが欠けており、未完成であったが、どれみ達の手によって幻のレシピが再現され、レシピ日記は完成した(更に、ハナの野菜嫌いを克服するレシピもレシピブックに追加された)。 マジョパーラー 声 - 中山りえ子 マジョロクサーヌの一番弟子を自称する(が、マジョロクサーヌは単に直弟子としか言っていない)。料理人の腕は一流であり、(どれみたちと対決するまで)料理勝負で負けたことはない。どれみは「レストランでステーキを焼いていた人」として認識している。レシピ日記の継承を賭けてどれみ達との勝負に挑むが、自身の隠し切れぬほどの傲(おご)りが災いし敗北する。 マジョトロン 声 - ゆきじ(現・鈴木晶子) 第4期のどれみ達のポロン「ジュエリーポロン」の生みの親。発明家でいろいろな物を研究しているが、失敗が多い。どれみ達は魔法のエナジーを得るためだけに、彼女の実験の手伝いをさせられ、さんざんな目にあわされた。 マジョクロス 声 - 光明寺敬子 先々代の女王様の在位時代から仕えていた魔女の一人。先々代の女王様を除けば、機織り機を扱える唯一の魔女。気むずかしい性格で、いかにも職人気質という雰囲気を醸し出している。 先代の女王様 声 - 大谷育江 第2期に過去の話として1回だけ登場する。魔法使い界の先代の王様と領土を賭けたトランプ賭博(ポーカー)に勝ち、魔法使い界の領土の大半を奪った。 その在位期間は、先々代の女王様が約1000年前に退位してから現在の女王様が約100年前に即位するまでの約900年間に及んでいる。 TVシリーズ及び第5期までは上記の挿話以外の事跡や人となりは全く明かされなかったが、第6期第3巻第1章において、先々代の女王様の妹で、名が「マジョヴァーグ」であったことが、マジョリカから明かされた。 マジョドロン 声 - 徳光由禾 300年ほど前、マジョリカに育てられていた魔女。マジョリカが育児に魔法を使いまくったため、ワガママに育ってしまい、無断で人間界へ行き、人間に正体を見破られ魔女ガエルになってしまった上、その人間にも見放されてしまったため現在も魔女ガエルのままである。現在は心を入れ替え、魔女界ハワイアンセンターのエステサロンで、マッサージ師として真面目に働いている。マジョリカがララとよくエステに行くのは、娘であるマジョドロンに会いに行くためのようである。 門番 声 - 池田千草 魔女界の女王様の城の番人。
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