うで

デジタル大辞泉

うで【腕】

読み方：うで

１ 人や猿の、肩から手首までの部分。また、手の部分も含めていう。「—が長い」「—を組む」

２ 物事をする能力。技量。うでまえ。「—の見せ所」

３ 腕の力。腕力。転じて、武力にもいう。「—にものを言わせる」

４ 道具などで、横に突き出た部分。腕木(うでぎ)。「クレーンの—」

５ 動物の前足や、タコ・ヒトデなどの物をつかむ働きをする器官。

[補説] 古くは肩からひじまでを「かいな」、ひじから手首までを「うで」と区別した。「かいな」は相撲用語として現代でも用いる。肩からひじまでは「二の腕」ともいう。

[下接語] 片腕・利き腕・五十腕・四十腕・凄(すご)腕・二の腕・細腕・右腕・痩(や)せ腕・両腕

日本語活用形辞書

茹で

読み方：うで、ゆで

ダ行下一段活用の動詞「茹でる」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

茹でる  » 「茹でる」の意味を調べる

用例

薬鑵で茹でた蛸のよう

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世界宗教用語大事典

うで 【腕】

古代エジプトでは腕は力や活動の象徴だった。ツタンカーメン王の玉座の背に太陽神アテンからの光線が腕として描かれている。仏像の千手観音はあらゆることを救うとして千本の腕を持つ（実際の造形では多数でそれを表現）。イギリスの古代英雄ベーオウルフは、怪物の腕を切り落としたというが、日本にも渡辺綱（平安中期の武人）が鬼の腕を切り落とした話がある。

短編小説作品名辞典

うで

作者葵むらさき

収載図書アイドルの秘密
出版社日本文学館
刊行年月2006.6
シリーズ名ノベル倶楽部

うで

作者水谷章三

収載図書ゾンビのレストラン
出版社童心社
刊行年月2007.9
シリーズ名怪談レストラン

収載図書ゾンビのレストラン ハードカバー
出版社童心社
刊行年月2007.9
シリーズ名怪談レストラン

隠語大辞典

うで

1. 草履。〔第七類　雑纂〕
2. 草履を云ふ。
3. 草履。

腕

読み方：うで

1. 汽車電車ノ車掌。〔第二類　人物風俗〕
2. 車掌。腕章より。
3. 電車、汽車の車掌。〔掏摸〕
4. 車掌のこと。腕章より出たもの。

分類 掏摸

腕

読み方：うで

1. 実力のことをいふ。

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JMnedict

生出

姓	読み方
生出	うで

ウィキペディア

腕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/24 06:00 UTC 版)

腕（うで、かいな）とは、人間の肩から手までの部分のこと。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

うで

出典:『Wiktionary』 (2019/02/07 07:32 UTC 版)

名詞

うで【腕】

1. ひじと手首との間。ただむき。
2. 意味1より転じて、肩と手首の間の総称。
3. わざまえ。技量。
   • 熟語:うでまえ
4. 力。
5. 腕木。

類義語

• アーム

関連語

• 複合語: うでずもう

翻訳

• ドイツ語: Arm
• 英語: arm
• フランス語: bras
• ロシア語: рука
• 中国語: 胳膊
• エウェ語:abɔ

漢字辞典

捥

捥	画数：11 音読み：ワン、 ウツ、 ウチ 訓読み：うで、 もぐ、 もぎる ピンイン：wan4 対応する英語：to bend the wrist, come off, be broken

腕

腕	画数：12 学習年：中学校で習う漢字 音読み：ワン 訓読み：うで、 かいな ピンイン：wan4 ハングル：완 対応する英語：arm, ability, talent

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「うで」の例文・使い方・用例・文例

• どうもお掛け間違いのようです
• 「私は間違っていますか」「どうやらそのようです」
• 息子が亡くなって彼女は一気に老けてしまったようであった
• 彼女の返事はどうでした
• ベニスに行った人ならだれでもとてもすばらしい所だと言うでしょう
• 彼が賞を取りそうです
• 「君たちは学生ですか」「はい，そうです」
• この計画に対するあなたの意見はどうですか
• 彼が失敗しようと私にはどうでもよい
• 僕たちに協力した方がいいよ，そうでないと後悔するよ
• 「最近彼はどうしてるの」「いつも眠そうで怒っているよ」
• その子を思うとかわいそうで胸が痛む
• 一度にロウソクを全部吹き消したら，あなたの願いがかなうでしょう
• この道具は真ちゅうで作られている
• 商売はどうですか
• 彼がお金持ちでもそうでなくても気にしない
• あなたの新しい車の調子はどうですか
• そうではないとの証拠がない
• 遅れそうである
• 調子はどうですか