あうとは? わかりやすく解説

あ・う〔あふ〕【会う/遭う/遇う/×逢う】

読み方:あう

[動ワ五(ハ四)]《「合う」と同語源》

(会う・逢う

互いに顔を向かい合わせる。場所を決めて対面する。「客に—・う」「明日いつもの場所で—・おう」

㋑たまたま人と出あう。「駅でばった知人と—・った」

遭う遇う好ましくないことに出あう。「事故に—・う」「強い反対に—・う」

立ち向かう。戦う。「決勝戦で—・うチーム強敵だ」

ある時期めぐりあう

天地(あめつち)の栄ゆ時に—・へらく思へば」〈九九六〉

夫婦になる。

この世の人は男は女に—・ふことをす」〈竹取〉

対する。向かう。

「傍(かたへ)(=カタワラノ人)に—・ひて、御子はおはすやと問ひしに」〈徒然一四二〉

[可能] あえる


あ・う〔あふ〕【合う】

読み方:あう

《「会う」と同語源》

【一】[動ワ五(ハ四)]

二つ上のものが近寄って一つになる。くっつく。「いくつもの川が—・って大きな流れとなる」

よく調和する適合する。「配色がよく—・う」「和室に—・った装飾

二つのものが一致する。くい違いがない合致する。「息が—・う」「気が—・わない」「話が—・う」

ある基準一致する。「寸法が—・わない」「答えが—・う」「道理に—・う」

それだけことをするかいがある引き合う。「—・わない商売

動詞連用形付いて複合語をつくる。

互いに…する。「助け—・う」「取り—・う」

一緒になる。「落ち—・う」

【二】[動ハ下二

他のものに合わせるまた、合わせまじえる

母刀自(おもとじ)も玉にもがもや戴きてみづらの中に—・へ巻かまくも」〈四三七七

重ね合わせるまじえる

鶺鴒(まなばしら)尾行き—・へ」〈記・下・歌謡

[下接句] 息が合う馬が合う気が合う口に合う・反(そ)りが合わない算盤(そろばん)が合う・手に合わない歯の根が合わない・筈(はず)が合わぬ肌が合う平仄(ひょうそく)が合わない間尺(ましゃく)に合わない目が合う割に合う


あ・う〔あふ〕【和ふ/×韲ふ】

読み方:あう

[動ハ下二「あえる」の文語形


あ・う〔あふ〕【敢ふ】

読み方:あう

[動ハ下二

耐える持ちこたえる。→敢(あ)えなむ

秋風に—・へず散りにしならしばむなしき時雨すぐなり」〈秋篠月清集

おして…する。しとげる。→敢えて

(他の動詞連用形付いて)すっかり…する。…しつくす。→敢えず

天雲に雁そ鳴くなる高円(たかまと)の下葉はもみち—・へむかも」〈・四二九六〉

[補説] 現代では副詞化した「あえて」のほか「あえず」の形で用いられる


あ・う〔あふ〕【×饗ふ】

読み方:あう

[動ハ下二飲食物ととのえてもてなす。ごちそうする

高麗の客(まらうと)を朝(みかど)に—・へ給ふ」〈前田本仁徳紀〉


和ふ、韲ふ

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読み方:あう

  1. 会。婚。交合す。古語
  2. 交会す。古語
  3. あわさること。陰陽合体、つまりつがいをしめること。〔風流
  4. あわさること。陰陽合体つまりつがいをしめること。
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あう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 06:20 UTC 版)

ぐしゃ人間」の記事における「あう」の解説

EXEC_CUTYPUMP/. 『アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾くソングオブヒュムノス

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あう

出典:『Wiktionary』 (2021/07/31 06:23 UTC 版)

発音

  • IPA(?): [a̠ɯ̟ᵝ]

語源

古典日本語あふより。原義は、異な複数のものが一箇所でまとまること。

活用

動詞:合う

あうう】

  1. 異なるものが、あたかもひとつのものあるかのうになる
  2. 性質が近い。
  3. 性質適している。
  4. 違和感感じない似合う
  5. 動詞連用形接続し
    1. 互い相手に対して同じ動作をする意を示す。
    2. 別々のところから同じ場に行き着く意を示す。

翻訳

語義3:性質適している

動詞:会う(逢う)

あうう・逢う遇う

  1. 人と同じ場所で時間共有する。会合する
  2. 偶然性の強い場合は「遇う」を使うこともある。遭遇する。

関連語

翻訳:会う

動詞:遭う

あう遭う遇う

  1. (偶然の要素強く物事経験する遭遇する。
















覿

覿







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