天雲【アマグモ】(草花類)
登録番号 | 第5216号 | |
登録年月日 | 1996年 10月 15日 | |
農林水産植物の種類 | かきつばた | |
登録品種の名称及びその読み | 天雲 よみ:アマグモ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 10月 16日 | |
品種登録者の名称 | 古橋壽雄 | |
品種登録者の住所 | 愛知県豊橋市老津町字岩塚107番地の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 古橋壽雄 小笠原亮 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,紅花系の在来種に「折鶴」を交配して育成されたものであり,花は受け咲きで,花色は紫白の地に青紫色の砂子が入る鉢植え,庭園及び花壇向きの中輪種である。 草型は直立,草丈は低,茎の太さは太,長さは中,色は緑,節間長は中である。葉の全体の形及び先端の形は直線,垂れ具合は 0,葉身長及び葉身幅は中,成葉の色は黄緑,苞の色は緑である。花形1は受け咲き,花形2(花弁数からみた花形)はその他(四英を含む),大きさは中,外花被及び内花被の花色パターンは砂子,脈の明瞭度は不明瞭である。外花被の全体の形は楕円形,先端の形は円形,基部の形は鈍形,内花被の全体の形は披針形,先端の形は鈍形,基部の形は楔形である。花被のよじれ及び波打ちは無,反転は中,外花被及び内花被の長さ及び幅は中である。外花被及び内花被の地色は紫白(JHS カラーチャート8001),外花被及び内花被の複色は青紫(同8009),目の大きさは中,色は黄,花被表面の弁質は平滑である。花柱の形は整形,ずい片の大きさは中,先端の切れ込みは少,雄ずいの発達は正常,花糸及び葯の色は白である。茎頂につく花数は3以上,開花の早晩はやや早である。 「折鶴」と比較して,草型が直立であること,外花被の地色が紫白であることで、「蛍雲」と比較して,花形1が受け咲きであること,外花被の花色パターンが砂子であること,外花被及び内花被の地色が紫白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和60年に出願者のほ場(愛知県豊橋市老津町)において,育成者所有の紅花系の在来種に「折鶴」を交配し,63年にその実生の開花株の中から選抜し,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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