sip
「sip」とは、「少しずつ飲む」「ちびりちびり飲む」「ひとなめ」「ひとすすり」など飲むという動作に少しずつという意味を加えた英語表現。
「sip」とは・「sip」の意味
「sip」とは、「少しずつ飲む」「ちびりちびり飲む」といった形容詞的な使い方のほかに、「ひとなめ」「ひとすすり」など名詞としても使われる。「sip」は、飲むという動作の中でも、少しずつという要素が加わった英語表現で、熱いものなど一気に飲むことができない飲み物や、高級なお酒などをゆっくり味わいながら飲むイメージの言葉になる。「sip」の語源・由来
「sip」は、「あじわう」「その味を知っている」を意味するラテン語「L.sapere」が語源である。英語では「to taste」の意味となるこちらのラテン語は、「sap-」「sag-」「sav-」「-sip-」が付く英語表現も同じ語源となる。「SIP電話」とは
「SIP電話」の「SIP」は、「Session Initiation Protocol」の略語で、インターネットを介した通話の確立や切断を行う通信プロトコル(規約)の一つである。なお、「SIP電話」は、インターネットで使われるHTTPをベースに開発された技術で、インターネット技術の標準化を推進する任意団体・IETFにより策定された。「SIP電話」はインターネット利用者同士を結ぶ電話システムである。「SIP電話」利用の際は、利用者側は音声を発信できるSIPフォンを持ち、SIPサーバーでデータを中継する必要となる。「SIP電話」と従来の電話回線との接続には、「IP-PBX」を利用する。「SIP(国家プロジェクト)」とは
「SIP(国家プロジェクト)」は、「戦略的イノベーション創造プログラム」を意味する。内閣府総合科学技術・イノベーション会議が司令塔になり、府省の枠や分野を超え、科学技術イノベーション実現のために創設された国家プロジェクトである。「SIP(国家プロジェクト)」の目玉の一つは、本来は国交省管轄の物流や自動運転の分野である。物流に関しては、サプライチェーン全体の最適化を行い、物流・商流のデータを活用して新たな付加価値を生み出す「スマート物流サービス」の実現を目指している。スマート物流サービスは、物流業界や小売業界に深刻な影響を与えている人手不足や生産性の低さを解消する手段として期待されている。
物流とも関連が深い「SIP(国家プロジェクト)」となっているのが、自動運転である。交通事故の低減や交通渋滞の削減、高齢者といった移動の制約がある人の交通手段の確保などの社会課題解決の有効な手段として期待されているのが自動運転であり、ドライバー不足の解消やコスト低減など物流面にも影響する。すべての人が質の高い生活を送れることを目指すのが、「SIP(国家プロジェクト)」の目的となっている。
「sip」の使い方・例文
こちらでは、「sip」を使った例文に加え、インターネット通信関連の用語が使われている例文についても記載する。インターネット通信に使われるSIPに関しては、特許庁の文をそのまま引用する。He was in a hurry , but he had to sip the coffee because it was too hot.
(彼はとても急いでいたが、コーヒーが熱すぎて少しずつ飲むしかなかった。)
熱くて一気に飲み込むのが難しいホットコーヒーなどを飲む様子を表現するのに「sip」を使う例である。
Can I have a sip of your drink?
(あなたの飲み物、一口もらってもいい?)
飲み物をねだるような場面で、日常的に使われる例である。
Some runners came over and asked to the restaurant owner for a sip of beer.
(ランナーたちの中には,レストランのオーナーの所にやって来て,ビールを一口飲ませてくれと頼んでくる人もいた。)
「sip」は、「ひとなめ」「ひとすすり」という意味があり、「ほんのちょっと」という意味合いを出すのにふさわしい表現といえる。
At the detection of an SIP message, the address translator 1 transmits the SIP message to the address translator 2.
(SIPメッセージ検出時、アドレス変換装置1はSIPアドレス変換装置2にSIPメッセージを送信する。)-特許庁
To provide a SIP signal conversion method in which each SIP-ALG independently determine whether the SIP transmission between terminals is the one in an identical private network or not when a SIP signal is relayed by a plurality of SIP-ALGs in the SIP transmission between terminals.
(端末間でのSIP通信においてSIP信号が複数のSIP-ALGを経由するときに、各SIP-ALGに単独で同一プライベート網の端末間でのSIP通信であるか否かの判定をさせる。)-特許庁
エス‐アイ‐ピー【SiP】
読み方:えすあいぴー
《system in package》複数の既存の半導体チップを一つのパッケージに収めたもの。CPU・メモリー・各種制御回路を実装する。半導体チップにすべての機能を集積するSoCに比べ、設計の自由度が高く、低コストという特長がある。
エス‐アイ‐ピー【SIP】
読み方:えすあいぴー
シップ【SIP】
読み方:しっぷ
《session initiation protocol》インターネットなどのコンピューターネットワーク上で、IP電話の通話などを制御するための呼制御プロトコルの一。セッション確立プロトコル。
SIP
読み方:シップ
別名:セッション確立プロトコル
SIPとは、IP電話などで使われる標準的なプロトコルのことである。
SIPは、インターネット技術の標準化を行う組織IETF(Internet Engineering Task Force)によって標準化されている。SIPで定義されているのは、基本的にユーザー同士の接続の開始と変更、終了のみである。通信でやり取りするデータの種類は、種類を互いに確認するための手順はSIPに含まれるものの、種類そのものまでは定義していない。
そのため、SIPに基づく通信では、音声通話だけでなく、映像をやり取りするテレビ電話やテキスト情報をやり取りするインスタントメッセージなども可能となっている。
スパッタイオンポンプ(イオンポンプ) SIP: sputter ion pump,ion pump
Sip
SIP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 02:41 UTC 版)
SIP
- インターネット・ソフトウェア関連
- IETF 標準の通信プロトコル Session Initiation Protocol の略。
- Windows CE 等で使われる入力パネルの SoftwareInputPanel の略。
- ソフトウェア・インストレーション・プログラムの略。 (NEC 社製 PC-9800シリーズ用ソフトウェアのEPSON PCシリーズであるか否かのチェックを回避するために EPSON から配布されていたプログラム) EPSON PCシリーズ#サードパーティー機器・OSを参照のこと。
- 集積回路 (IC) のパッケージングの 1 つ。Single Inline Package の略。
- 集積回路 (IC) の設計手法の1つ。System In Package の略。
- システム整合性保護, System Integrity Protectionの略。rootless。OS X El Capitan以降のmacOSのセキュリティ機能。
- C言語やC++のライブラリに対するPythonバインディング作成ツールSIP
- その他
- 2014年度に内閣府が創設した「戦略的イノベーション創造プログラム(Strategic Innovation Promotion Program)」の略。
- 真空ポンプの一種であるイオンポンプ(Sputter Ion Pump)の略。
- 英語の Simferopol International Airport の略。 ⇒ シンフェローポリ国際空港
- 追加漢字面(Supplementary Ideographic Plane)の略。
SiP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/29 08:54 UTC 版)
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2021年6月) ( |
SiP(英語: system in a package)は、複数のLSIチップを1つのパッケージ内に封止した半導体および製品のことである。対語はSOC(System-on-a-chip)。
概要
従来の集積回路は、1つの半導体チップ上に必要とされる全ての機能(システム)を集積することを目標に微細加工化が進められてきた。この半導体チップをSystem-on-a-chip(SoC)という。SoCの欠点は、拡散プロセスが大幅に異なる機能を組み合わせる必要がある場合、例えばCPUと大容量メモリ、高耐圧電源ICと低電圧CPU、などをワンチップ化するには、拡散プロセスが非常に複雑化し、製造工期が長期化しやすく高い製造歩留りを期待することが難しくなることである。
これを改善する方法としてSiPが生まれた。SiPでは、大幅に拡散プロセスが異なる機能は、それぞれ個別に最適化した拡散プロセスで製造する。パッケージ上でそれぞれのチップを適切に配線することにより、より高度な機能を持った集積回路を、より安定した生産プロセスで製造することができる。
また、従来2パッケージに分かれていたチップを1パッケージに封止する事により、実装面積を小さくすることが出来る為、携帯電話などの小型化を促進する目的にも利用されている。
SoCにも消費電力を抑えられる、極端な広帯域メモリを統合可能、チップ間の配線を別に行う必要がないなどのメリットがあり、SiPと組み合わせて用いられている。
関連項目
SIP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 10:57 UTC 版)
「ケロロ軍曹の登場人物一覧」の記事における「SIP」の解説
アニメ第209話で登場。「Secret Intelligence Party」の略称。時雨が「現代の忍」を復興させるため、忍の仲間を集めて結成した組織。表向きでは企業の良きパートナーを装い、依頼を忠実に遂行しているが、実際には諜報活動や情報工作を行い、社会をコントロールしようとしている。時雨の勧誘により一時的に小雪がメンバーになったが、最終的には小雪の意思によりメンバーを脱退した。
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