ロスチャイルド‐け【ロスチャイルド家】
読み方:ろすちゃいるどけ
《Rothschild》ユダヤ系の国際的金融資本家の一族。18世紀にフランクフルトで両替商を営んでいたマイヤー=アムシェル[1744〜1812]が宮廷銀行家となって巨富の基礎を築き、五人の息子がヨーロッパ各地に商会を開いて事業を拡大。19世紀には各国の財政に関与して金融市場を独占、政治的にも影響力をもった。ロートシルト。
ロートシルト【Rothschild】
読み方:ろーとしると
ロスチャイルド家
(Rothschild から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 02:04 UTC 版)
ロスチャイルド家(ロスチャイルドけ、Rothschild、「ロスチャイルド」は英語読み。ドイツ語読みは「ロートシルト」。フランス語読みは「ロチルド」[1])は、フランクフルト出身のユダヤ人富豪で、神聖ローマ帝国フランクフルト自由都市のヘッセン=カッセル方伯領の宮廷ユダヤ人であったマイアー・アムシェル・ロートシルト(1744-1812)が1760年代に銀行業を確立したことで隆盛を極めた[2]。それまでの宮廷関係者とは異なり、ロスチャイルドは富を遺すことに成功し、ロンドン、パリ、フランクフルト、ウィーン、ナポリに事業を設立した5人の息子[3]を通じて国際的な銀行家を確立した。一族は神聖ローマ帝国やイギリスの貴族階級にまで昇格した[4][5]。ロスチャイルド家の歴史は16世紀のフランクフルトに始まり、その名は1567年にイサク・エルチャナン・バカラックがフランクフルトに建てた家「ロスチャイルド」に由来している。
- 1 ロスチャイルド家とは
- 2 ロスチャイルド家の概要
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