アンティル諸島とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 地域・地名 > 地形・地勢 > 島嶼 > 西インド諸島 > アンティル諸島の意味・解説 

アンティル諸島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 03:36 UTC 版)

アンティル諸島

アンティル諸島(アンティルしょとう、英語フランス語: Antillesスペイン語: Antillasオランダ語: Antillen)は、中央アメリカに位置し、西インド諸島の主要部を構成する諸島フロリダ南方から南米大陸近海まで3200キロメートルにわたり伸び、カリブ海大西洋メキシコ湾から分けている。

名称

アンティルはアンティリア (Antilia) の複数形で、ヨーロッパ中世の地図に描かれた空想上の列島である。カナリア諸島アジアの間にあるとされた。Antilia は古いラテン語の ante(前)と insula(島)の合成語で、「(アジアの)前の島」という意味である。

いくつかの言語ではカリブ海のことを「アンティル海 (Sea of the Antilles)」とも呼ぶ。

地理

大アンティル諸島
小アンティル諸島

バハマ諸島などと共に西インド諸島(カリブ諸島)を構成する。

アンティル諸島は、西北部の大きな島々からなる大アンティル諸島 (Greater Antilles) と、東南部の小さな島々からなる小アンティル諸島 (Lesser Antilles) に区分される。小アンティル諸島はさらにリーワード諸島 (Leeward Islands) とウィンドワード諸島 (Windward Islands) に区分される。ウィンドワード、リーワードとはそれぞれ英語で風上・風下という意味であるが、英語圏とその他の欧米言語圏では「風上」「風下」について指す範囲が異なるため注意が必要である。

大航海時代以降、大アンティル諸島はスペイン、小アンティル諸島はオランダフランスイギリスに征服された。その後彼らの持ち込んだ疫病により先住民は絶滅したため、今の住民は入植者とその奴隷、移民の子孫である。

国と地域

北西端から時計回りに述べる。

大アンティル諸島

小アンティル諸島

関連項目

脚注



「アンティル諸島」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アンティル諸島」の関連用語

アンティル諸島のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アンティル諸島のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアンティル諸島 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS