歯牙にもかけない

実用日本語表現辞典

歯牙にもかけない

歯牙にもかけない（しがにもかけない）とは、関心を示さない、または無視するという意味を持つ言葉である。この表現は、歯牙という言葉が「歯」と「牙」を重ねて表現したもので、ここでは「全く」という意味の強調表現として使われている。また、「かけない」は「関心を寄せない」という意味である。したがって、「歯牙にもかけない」とは、「全く関心を寄せない」または「全く問題にしない」という意味になる。この表現は、日常会話や文章などで広く用いられており、特定の人や事柄に対する無関心や軽視を表現する際に使用される。

（2023年9月16日更新）

歯牙にもかけない

読み方：しがにもかけない

相手にしない、全く問題にしない、意に介さない、などの意味の表現。「歯牙にも掛けない」とも書く。

（2010年10月22日更新）

デジタル大辞泉

歯牙(しが)にも掛(か)け◦ない

読み方：しがにもかけない

問題にしない。無視して相手にしない。「世間のうわさなんか—◦ない」