ファミコン
【英】NES, Nintendo Entertainment System
ファミコンとは、1983年7月に任天堂が発売した家庭用の8ビットゲーム機の通称・愛称である。正式には「ファミリーコンピュータ」という。米国では「Nintendo Entertainment System」(NES)の名称で発売された。
ファミコンは日本において本格的に普及した初の家庭用ゲーム機である。1万4800円という低価格や、「スーパーマリオブラザーズ」シリーズや「ドラゴンクエスト」シリーズなどのキラーソフトが数多く発売されたことなどから爆発的に普及した。現在でも、家庭用ゲーム機の代名詞として「ファミコン」の名が用いられることがある。世界市場でもファミコンは圧倒的なシェアを獲得し、欧米などでは「NINTENDO」の通称でファミコンが広く親しまれた。
機能面で言えば、ファミコンは8ビットの6502プロセッサを内蔵した第1世代のゲーム機にあたる。ファミコンの後継機としては、1990年に発売された16ビットのスーパーファミコンがある。
なお、ファミコンの正式名所は「ファミリーコンピュータ」であるが、スーパーファミコンの「ファミコン」の部分は略称ではなく、「スーパーファミコン」が正式名称となっている。
参照リンク
任天堂ホームページ
家庭用ゲーム機: | Gekko バーチャルコンソール バーチャルボーイ ファミコン ファミリーコンピュータ フォースフィードバック Kinect |
Nintendo Entertainment System
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/27 09:28 UTC 版)
Nintendo Entertainment System(ニンテンドー・エンターテインメント・システム、略称:NES)は、日本国外において任天堂より発売された家庭用ゲーム機。
注釈
- ^ コレコは自社の家庭用ゲーム機(コレコビジョン)への『ドンキーコング』の移植については任天堂から正規ライセンスを取得していたが、パソコンへの移植については任天堂の許可を受けずに行なっていたため、このパソコン版『ドンキーコング』の発売は断念された(コレコビジョン移植版は発売)。
- ^ ファミコン互換機の一部は、日本で販売されている商品であってもコスト削減等のために海外向けを流用したことでコネクターがNES用の機種もあり、そうした機種ではファミコン用カセットをNESコネクターに変換するアダプターが標準添付されているケースもある。
- ^ つまりファミコンとは違い、マイク付きのIIコンは無い
- ^ 光線銃相当品
- ^ 米国では発売時の価格でNES-001の89.99ドルから49.99ドルへ値下げ。
出典
- ^ “Classic Systems—Nintendo Entertainment System (http)”. 任天堂アメリカ法人. 2007年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年2月11日閲覧。
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- ^ 「米国では9月発売 任天堂「ファミコン」、北米仕様「NES」で」『ゲームマシン』第265号(アミューズメント通信社)、1985年8月1日、2面。
- ^ 「"ファミコン"の米国版"NES" 全米で本格展開 米国任天堂がいよいよ9月から開始」『ゲームマシン』第291号(アミューズメント通信社)、1986年9月1日、1面。
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- ^ Nielsen, Martin (1997年). “The Nintendo Entertainment System (NES) FAQ v3.0A (http)”. ClassicGaming.com's Museum. 2006年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2005年1月5日閲覧。
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- ^ a b 「スーパマリオブラザーズ」など30種類のゲームソフトを収録 GAME Watch 2016年7月15日
- ^ a b c d e Nintendo Entertainment System: NES Classic Edition - Official Site Nintendo
- ^ Nintendo Classic Mini Nintendo UK
- ^ 任天堂の新ハードは手乗りファミコン、マリオなど30本入りの『NES Classic Edition』を60ドルで11月発売, オリジナルの2019-11-20時点におけるアーカイブ。
- ^ 小型ファミコン“Nintendo Classic Mini”が発表!! ファミコンタイトル30種類を内蔵し、11月11日に発売【海外ニュース】 ファミ通.com 2016年7月15日
- ^ 任天堂の激レアファミコンゲーム、ネットオークションで約1000万円に ねとらぼ 2014年1月27日20時5分
- 1 Nintendo Entertainment Systemとは
- 2 Nintendo Entertainment Systemの概要
- 3 仕様
- 4 復刻版
- 5 問題点
- 6 生産終了後の動向
Nintendo Entertainment System
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 04:15 UTC 版)
「マルチタップ (コンピュータゲーム)」の記事における「Nintendo Entertainment System」の解説
いずれも製造元はHORIだが、販売は任天堂が行った。 NES Satellite - 端子4個、4人同時プレイ対応。無線式で、タップ側のボタンにより連打機能も追加される。 NES Four Score - 端子4個、4人同時プレイ対応。satelliteより後に発売された有線式。連打機能が追加される点は同様。
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