2020年度下半期版(2020年11月 - 2021年3月)
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「虎バン」の記事における「2020年度下半期版(2020年11月 - 2021年3月)」の解説
前述した上半期版が好評だったことを受けて、ナイターオフ期間限定番組としてレギュラー放送を再開。放送枠は上半期版と同じ(毎週火 - 金曜日の18:00 - 19:00)で、レギュラーシーズン最終盤の11月6日(金曜日)から翌2021年レギュラーシーズン開幕の前日(3月25日=木曜日)まで放送するとともに、YouTubeの「虎バンチャンネル」でもスタジオ動画のライブ配信を実施している(放送・ライブ配信終了後もアーカイブ動画を公開)。放送日によっては、当番組の本番に続いて、高野と後述するコメンテーターの出演による「虎バン公式チャンネル」限定動画のライブ配信を実施。コメンテーターの役割を担う野球解説者・阪神OBは、火曜日:関本、水曜日:濱中、木曜日:桧山にほぼ固定する一方で、金曜日のみ以下の人物が週替わりで出演していた。2020年11月6日:今成亮太(ABCテレビ『おはよう朝日です』金曜日のスポーツコメンテーターと兼務) 2020年11月13日/2021年1月22日・3月19日(金曜分の最終放送日):下柳剛 2020年11月20日/2021年1月29日・2月26日:岡田彰布 2020年11月27日・2021年3月12日:中西清起 2020年12月4日:吉田義男 2020年12月11日・2021年2月12日:湯舟敏郎 2020年12月18日・2021年2月5日:真弓明信 2020年12月25日:ヒロド歩美 2020年の最終放送(12月30日=水曜日)では、『ラジオで虎バン!スペシャル』というタイトルで佐藤隆太をコメンテーターに迎えた。同日と前日(29日=火曜日)の放送は事前収録で、29日分については、スタジオの動画を放送の終了後にYouTubeで配信。 2021年1月8日・2月19日:有田修三 2021年1月15日・3月5日:中田良弘福本は、『熱血!タイガース党』(濱中が「幹事長」として司会を務めるサンテレビのナイターオフ期間限定番組)の「党首」として20:00から神戸市内の本社スタジオでの生放送に臨む関係で、放送上は当番組への出演を見合わせていた。しかし、2021年3月19日(『熱血!タイガース党』2020年度本放送・『ラジオで虎バン!』2020年度下半期版金曜分の放送最終日)に、両番組のコラボレーションによる動画ライブ配信を「虎バンチャンネル」で実施。『熱血!タイガース党』のスタジオに高野と関本が出向いたうえで、同番組の本番終了直後(20:53)から1時間にわたって配信した。高野は『ラジオで虎バン!』の本番に続いての出演で、『熱血!タイガース党』の出演者からは、福本と湯浅明彦(サンテレビアナウンサー)がライブ配信に同席している。 コーナーの構成については、「ABC天気予報」「ABC交通情報」を組み込まないことを除いて、上半期版を踏襲している。ただし、「タイガース裏選手名鑑」は、1名の選手の人物像を1週間にわたって多角的に紹介する構成に変更。また、日替わりコメンテーター制度を導入したことに伴って、18:40以降の時間帯に「曜日対抗 解説者ダービー」を新設している。ABCラジオが2020年12月第2・3週に設定した「ABCラジオ リスナー大感謝祭」のうち、第3週放送分(15 - 18日)には、阪神の現役選手(15日:青柳晃洋、16日:梅野隆太郎、17日:近本光司、18日:陽川尚将)が日替わりで「スポーツヘッドライン」からエンディングまでゲストで出演。「感動アゲイン」「タイガース裏選手名鑑」についても、ゲストの選手に関する内容で放送した。 「解説者ダービー」では、週替わり(放送期間によっては2週単位)で設けられる全曜日共通のテーマ(クイズ、リスナーからのお悩み相談、阪神戦の中継音源も活用した格付けチェックや即興実況など)に沿って、高野からコメンテーターに共通の課題を提示。コメンテーターには課題達成(クイズへの正解など)のたびに1ポイント(放送上の呼称は「1虎」)を付与したうえで、下半期を通じて獲得したポイントの総数が最も多いコメンテーター(金曜分のみ現役アナウンサーのヒロド・阪神にはコーチとして在籍しただけの有田を含めて「阪神タイガースOBオールスターズ」と総称)を「優勝者」とみなしていた。実際には、2021年3月第3週(19日=金曜日)まで開催した結果、関本が「99虎」で優勝。関本が出演する火曜分の最終回(同月23日)オープニングで、自身が希望していたプレゼントを、放送開始当初のプロデューサーから贈呈された。2020年11月第4週(24 - 28日)には、「クイズ吉田義男」(吉田の私生活に関するクイズ)をテーマに設定。このクイズに合わせて収録した吉田の声(正解のチャイムと誤答のブザーを独特の口調で表現した音源)を、(吉田以外のテーマから出題される)以降のクイズ企画にも流用している。「クイズ吉田義男」については、SNSなどで大きな反響を呼んだことから、2021年にも1月の第3週(12 - 15日)で実施。同年の3月第1週(2 - 5日)には、この企画の岡田彰布バージョンとして「クイズそらそーよ」(「そらそーよ」は岡田の口癖)も放送している。 2021年の初回放送(1月5日=火曜日)では、「感動アゲイン」の代わりに、「感動プリーズ」と称する特別企画を放送。「首位巨人を2位阪神が0.5ゲーム差で追っている状況で迎えたレギュラーシーズンの最終戦(東京ドームにおける巨人と阪神の直接対決)で、阪神が大山悠輔の(前年に僅差で逃したシーズン本塁打王のタイトル獲得を確定させる)ソロ本塁打で挙げた1点を、先発:高橋遥人→セットアッパー:藤浪晋太郎の完封リレーで守り切った末に16年振りのセ・リーグ優勝を達成」という架空実況を、高野と関本のコンビで実現させた。この日から1月8日(金曜日)までの「タイガース裏選手名鑑」は、「別冊」と称して、セ・リーグにおける阪神のライバル球団で2020年シーズンに一軍の4番打者へ定着していた20代日本人選手の分析に充てた(5日:ヤクルト・村上宗隆、6日:巨人・岡本和真、7日:広島:鈴木誠也、8日:DeNA:佐野恵太、ダヤン・ビシエドが主に4番打者を務めていた中日は対象外)。 『ラジオノオト』も火 - 金曜日に放送するが、放送時間を19:00 - 21:00に変更したほか、2019年度まで「虎バンパートナー」として曜日ごとに出演していた野球解説者はレギュラーで登場しない。また、2019年度まで18時台の「スポーツヘッドライン」に日替わりで出演していた「虎バンアナウンサー」は、コーナーごと『ラジオで虎バン!』へ異動している。2017 - 2019年度に『ラジオノオト』の18時台後半で火 - 金曜分を内包していた『菊正宗ほろ酔いイブニングトーク』(ニッポン放送制作・年度下半期限定の事前収録番組、ABCでは月曜分のみ単独番組として編成)は、ニッポン放送が2020年度からレギュラー番組としての制作を見送ったため、月曜分を含めて放送されなかった(同局で火 - 土曜日にレギュラー放送を再開した2021年度も同様に対応)。「虎バンアナウンサー」については、上半期版から小西が離脱(2020年10月から『おはよう朝日です』平日版第1部のアシスタントへ異動)した一方で、中邨・横山太一(『おはようコールABC』のメインキャスターを経て2020年からスポーツ担当へ9年振りに復帰)・大野雄一郎(2020年に朝日放送テレビへ入社)が新たに加わっている。担当は横山以下の中堅・若手がほとんどで、中邨の担当は2020年内で1回、2021年2月に阪神の沖縄一軍キャンプリポートで2回のみ。高野が2021年の阪神沖縄一軍キャンプを取材している期間(2月5日 - 13日および17日 - 19日)は、「虎バンアナウンサー」が日替わりでパーソナリティを担当(5日=金曜日:北條、9日=火曜日:横山、10日・17日=水曜日:小縣、11日=木曜日:大野、12日=金曜日/18日=木曜日:福井、19日=金曜日:中邨)。その一方で、「タイガースヘッドライン」では、高野によるキャンプリポートを放送している。 阪神球団では、2020年11月10日(火曜日)の対巨人戦(甲子園)を藤川球児の引退試合として開催。ABCラジオでは、『ラジオで虎バン!』と『ラジオノオト』を休止したうえで、引退試合と試合後の引退セレモニーを『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル 藤川球児22年間ありがとう緊急特別番組』として完全生中継を実施した(実況:高野、解説:関本、ゲスト:道上洋三)。レギュラーシーズンの最終戦(DeNAとのナイトゲーム)が甲子園球場でが組まれていた11月11日(水曜日)には、北條を報道素材用の実況要員として球場に派遣していたため、1回裏(阪神の攻撃)のみ北條の実況による生中継を『ラジオで虎バン!』のオープニングパートで放送した(当日のパートナーである濱中がABCラジオのスタジオから解説を担当)。11月21日(土曜日)から開幕する日本シリーズについては、阪神・オリックスとも進出の可能性が10月30日までに消滅したため、前年(2019年)に続いて中継を一切放送しなかった。 阪神のレギュラーシーズン最終戦は能見篤史投手(2021年からコーチ兼任でオリックスへ移籍)にとって阪神最後の公式戦でもあったため、2020年内の最終放送に当たる『ラジオで虎バン!スペシャル』では、9回表に能見が登板したシーンを北條が実況した報道素材音源を特別に流した。
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