2020年度クラブライセンス審査結果
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「2019年のJリーグ」の記事における「2020年度クラブライセンス審査結果」の解説
「Jリーグクラブライセンス制度#2019年」も参照 2019年9月27日、Jリーグは2020シーズンのクラブライセンスのうち、J1・J2のライセンスについて、クラブライセンス交付第一審機関 (FIB)による審査結果を発表した。J2ライセンス以上についてはJ1・J2の40クラブ、J3の8クラブ (秋田・群馬・富山・長野・鳥取・讃岐・北九州・熊本)の計48クラブから申請があり、申請した48クラブ全てにライセンスが交付された。水戸は前年に続き解除条件付きのJ1ライセンスとなったほか、町田・鹿児島・琉球は2018年改定で新たに加わった「施設基準の例外規定 (5年以内のスタジアムの新設)」適用申請が認められ、初のJ1ライセンスを交付された。なお、水戸は最終順位が7位となりJ1昇格の可能性がなくなったことから、スタジアムの短期改修工事を行わないため、J2ライセンスとすることが確定した。 なお水戸以外のJ2ライセンス交付となった4クラブについては、いづれもトレーニング施設がJ1基準を充足していないこと、鳥取は加えてホームスタジアムの入場可能人数がJ1基準を満たしていないことを理由としてJ2ライセンスの発給となった。 一方、J3クラブライセンスについては、まず2019年9月24日に「J3入会を希望するクラブ」に対するJ3クラブライセンス申請の審査結果が公表され、申請のあった4クラブに対してJ3ライセンス交付の判定となったことを発表した。青森と武蔵野は初のJ3ライセンス交付となり、武蔵野については2018年改定で新たに加わった「施設基準の例外規定 (5年以内のスタジアムの新設)」適用申請が認められた形となった。(なお武蔵野は上記の通りJ3入会の案件である「J3ライセンス」「JFL4位以内、かつ百年構想クラブ上位2番目まで」をクリアしているが、当時のもう一つの入会案件であった「1試合平均2000人以上」の条件を満たせなかったため、昇格を見送っている。) 2019年10月24日には、J2以上のライセンスを取得していない、J3リーグに参加している7クラブ (八戸・盛岡・福島・YS横浜・相模原・藤枝・沼津)に対するライセンス申請の審査結果が公表され、すべてのクラブにJ3ライセンス交付の判定の結果となった。なお、Jリーグ百年構想クラブのうち、JFLに所属するテゲバジャーロ宮崎は一旦申請したものの、2020年シーズン開幕までに完成予定だった新ホームスタジアムの完成が遅れる見通しとなり申請を取り下げた ほか、地域リーグ・関東サッカーリーグ1部に所属する栃木シティフットボールクラブと、関東サッカーリーグ2部のtonan前橋(7月31日付で百年構想クラブ資格返上)はJ3ライセンス申請を行っていない。 クラブ名の後ろに「」が付いたクラブは当該ライセンスを初めて交付されたクラブ。「(例外)」はスタジアムや練習場の上位ライセンス基準を充足するための改修・改築、ないしは新設計画があることによる例外規定を適用した特例で上位ライセンスを取得したクラブ。 J1ライセンス (44クラブ→43クラブ) - 札幌、仙台、山形、鹿島、栃木、群馬、浦和、大宮、千葉、柏、FC東京、東京V、町田(例外)、川崎F、横浜FM、横浜FC、湘南、甲府、松本、新潟、富山、金沢、清水、磐田、名古屋、岐阜、京都、G大阪、C大阪、神戸、岡山、広島、山口、徳島、愛媛、福岡、北九州、鳥栖、長崎、熊本、大分、鹿児島(例外)、琉球(例外) J2ライセンス (4クラブ→5クラブ) - 秋田、水戸 (条件付きJ1ライセンス→J2ライセンスに変更)、長野、鳥取、讃岐 J3ライセンス (11クラブ) - 青森、八戸、盛岡、福島、武蔵野(例外)、YS横浜、相模原、藤枝、沼津、奈良、今治
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