2020年度上半期版(2020年4 - 6月)
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「虎バン」の記事における「2020年度上半期版(2020年4 - 6月)」の解説
2020年のプロ野球レギュラーシーズンの開幕が、日本国内における新型コロナウイルス感染拡大の影響で6月19日(金曜日)にまで延期されたことを背景に、4月14日から6月18日まで毎週火曜日 - 金曜日の18:00 - 19:00に生放送。テレビ版の第2代ナビゲーターである高野をパーソナリティに起用したほか、以下の阪神OBが交互にパートナーを務めた(6月4日=木曜日のみ朝日放送テレビ東京オフィスへ赴任中のヒロド歩美が「スペシャルパートナー」として自宅からスカイプ経由で全編に出演)。タイトルの正式表記は『ラジオで虎バン!』で、高野はテレビ・ラジオを通じて、平日の帯番組を初めてレギュラーで進行した。今成亮太(阪神球団事業本部振興部職員・「タイガースアカデミー ベースボールスクール」専属コーチ、4月14日 - 23日、5月12日 - 15日、5月29日)現役引退後にABCラジオの特別番組で、パーソナリティを数回経験。テレビ番組では2020年の阪神沖縄春季キャンプ中にGAORAで『トラツボ2020~ミンナヤル!勝笑Timeへの道~』のMCを担当しているが、ラジオ番組へのレギュラー出演は初めてである。当初は4月に2週間だけ登場する予定だったが、5月にもスタジオ以外の場所からスカイプ経由で延べ5日間出演。 濱中治(2019年まで阪神の打撃コーチを務めた後に、2020年から朝日放送テレビの野球解説者へ復帰、4月28日 - 5月8日および5月26日 - 28日)当初は今成と交互に、2週間ずつ出演することを予定していた。 関本賢太郎(5月19日 - 22日および6月2日・3日・5日、テレビ版のコメンテーターと兼務)NPBがレギュラーシーズン開幕日の再設定に伴って、6月2日(火曜日)から6月14日(日曜日)まで練習試合を組んだため、6月5日(金曜日)には阪神対ソフトバンクの一軍ナイトゲーム(甲子園で18:00に開始)を全編で生中継。放送上のタイトルは『ラジオで虎バン! 阪神戦生中継スペシャル』で、高野が実況、関本が解説を担当した。 福本豊(6月8日) 下柳剛(6月9日、テレビ版のコメンテーターと兼務) 桧山進次郎(6月11日、同上) 岡田彰布(6月12日)オリックス対阪神の一軍ナイトゲームが練習試合として京セラドーム大阪で18:00から組まれたことに伴って、『ラジオで虎バン! 阪神戦生中継スペシャル』として放送したことから、生中継の解説者として出演(実況は高野)。 中西清起(6月16日 有田修三(6月17日) 吉田義男(6月18日) オープニングの直後には、朝日放送が1960年代の前半から2019年までにラジオで中継した阪神戦の実況音源から、阪神にとっての名シーンを「感動アゲイン」と称して再生。リスナーからも、再生して欲しいシーンのリクエストを受け付けていた。プロ野球選手生活を阪急ブレーブス一筋で過ごした福本が出演した6月8日放送分では、福本が現役時代の1972年に公式戦シーズン105盗塁の世界最多記録(当時)を達成したシーン(9月26日に西宮球場で催された対南海ホークス戦3回裏に野崎恒男 - 野村克也のバッテリーから記録、阪急はこの試合の勝利によってパシフィック・リーグ優勝を決定)の実況音源を、福本へのサプライズ企画として特別に再生した(福本は通算106盗塁でレギュラーシーズンを終了)。 プロ野球選手生活の大半を近鉄バファローズで送った有田が出演した6月17日放送分では、自身が現役時代に捕手として出場した1975年9月21日の対阪急戦(西宮球場)で、近鉄が球団史上初めての優勝(当時2シーズン制を導入していたパシフィック・リーグの後期優勝)を達成したシーンの実況音源を特別に再生した。 ABCラジオでは2017年度から、ナイターオフ期間を中心に、『伊藤史隆のラジオノオト』(スポーツアナウンサーの伊藤史隆がパーソナリティを務める生ワイド番組)を毎週火曜日 - 金曜日の18:00 - 21:00に編成。2019年度については、上記の事情から放送期間を1週間延長(2020年3月27日に終了)したうえで、翌週(3月31日)から2週間限定で『伊藤史隆のプレイボールまで待てない』が『ラジオノオト』の放送枠を引き継いでいた。両番組とも18時台に「スポーツヘッドライン」(伊藤以外のスポーツアナウンサーが阪神関連の情報を中心にスポーツニュースを日替わりで伝えるコーナー)を編成していたことから、『ラジオで虎バン』でもこのコーナーを継承。高野・伊藤・中邨雄二以外のスポーツアナウンサー(小縣裕介、山下剛、北條瑛祐、福井治人、小西陸斗、佐藤修平)が日替わりで担当した。高野以下の若手主体だった『ラジオノオト』とは違って、主に小縣と山下が交互に出演。放送期間の前半には、『田淵麻里奈の夜あそびはココから』(火 - 木曜日21:00 - 21:50)のパーソナリティ・田淵麻里奈が体調不良で休演していたことから、出演後に同番組のパーソナリティ代理を兼務する日もあった。 番組の途中(18:30前後)には「ABC天気予報」(高野が担当)、18:50頃には「ABC交通情報」を挿入。両コーナーの前後には、○○という苗字のパートナーを主体に進行する企画(「○○流 タイガースウラ選手名鑑」「○○アカデミー」)を放送していた。「タイガースウラ選手名鑑」でも、ABCラジオの阪神戦中継のアーカイブ音源から、名鑑の対象者に関する実況音源を活用。福本の出演回(6月9日)からは、濱中以外の朝日放送テレビ野球解説者が日替わりで出演することに伴って、「○○アカデミー」を(当日出演の解説者による)セントラル・リーグの順位予想企画に変更している。 当初は5月8日(金曜日)までの4週間限定で放送する予定だったが、放送期間中にもレギュラーシーズン開幕の目途が立っていなかった(期間後に開幕日が改めて6月19日に設定された)ことから、翌週(5月12日=火曜日)以降も開幕の前日まで放送を継続。『ラジオノオト』も12日から『伊藤史隆のラジオノオトはじめました』と称して火 - 木曜日の後枠(19:00 - 21:00)で6月18日まで放送するが、「スポーツヘッドライン」については、再開後も『ラジオで虎バン』の中に組み込んでいた。 上記のレギュラー版に加えて、6月6日(土曜日)の16:00 - 17:00には、『ラジオで虎バン。赤星憲広のオーライオーライ』を編成。『赤星憲広のオーライオーライ』(赤星と高野の出演で年に1回放送される特別番組)との共同企画による生放送番組で、テレビ版のスペシャルコメンテーターを務める佐藤隆太も電話で出演した。
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