過去作からの主だった変更・追加点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:13 UTC 版)
「デビルメイクライ5」の記事における「過去作からの主だった変更・追加点」の解説
アイテム 後述のシェアードシングルプレイとの都合を兼ねて、メニュー画面を開いて任意で使用し体力回復や敵へのダメージ効果を与える等のアイテム類が廃止された。 代わりに今作では体力及びデビルトリガー回復用のオーブがステージ各所へ多めに配置されている他、戦闘時におけるデビルトリガーゲージ上昇率が従来作よりも高く調整されている。 スタイリッシュランク 本作ではスタイリッシュランクによって自動的にBGMが変化していき、ランクが上がるほど盛り上がる曲調になっていく。外伝作品の『DmC』で採用されたランク表示時のボイスの挿入が実装されており、追加DLCの「EXスタイリッシュランクボイス」を購入することで、汎用ボイスをニコやモリソンの声に変更ができる。 D...Dismal / 陰気な。 C...Crazy / イカれてる。 B...Badass / イケてる。 A...Apocalyptic / 天啓的な。 S...Savage! / 激しいな! SS ...Sick'Skills!! / 最高の腕前だ!! SSS ...Smokin'SexyStyle!! / 熱くて魅力的なスタイルだ!! ステージギミック キーアイテム入手で道を開く仕掛けやパズル要素が簡略化されている。 各種ゲージの回復オーブを排出する破壊可能オブジェクトが、対応した色の鉱石に統一された。 リザルト評価 アイテム使用回数とレッドオーブ獲得量が評価項目から削除。ステージの各戦闘シーンにおける平均スタイリッシュポイント、及びコンティニュー回数などによるボーナス&ペナルティを加味した合計スタイリッシュポイントによりランクが判定される。 シーンごとのランク評価はボーナス&ペナルティを考慮せず、またミッションのランク評価基準は難易度ごとに一律となっているため、シーンごとのランクがA以下であってもミッション全体のランクはSやBという場合がある。 その他、ミッション中に起こした行動によってエクストラボーナスを獲得でき、ランクボーナス分と合わせてレッドオーブがリザルトで付与される。エクストラボーナスの評価項目はミッションクリア時のタイムや戦闘におけるデビルトリガー使用回数など多岐に渡る。 シェアードシングルプレイ 本作で試みられた新たなオンラインプレイ形態。今作では同時間軸同舞台の分かれたエリアが別々のミッションとして収録、異なるキャラクターが一挙に戦うというシチュエーションが多々設けられ、遠くで戦うキャラクターの操作が、オンラインサーバーに登録された別プレイヤーのリプレイであるというもの。プレイヤー名も表示され、ミッションクリア後に「いいね!」で互いの評価を贈り合い、評価数でコンティニュー用アイテムであるゴールドオーブが手に入る。設定でマッチングを許可しない場合は、予めゲーム内に収録された開発スタッフ、または過去の自分ののリプレイが使用される。一部ミッションでは同ステージで一同に会しCO-OPプレイが展開。こちらはマッチングを行わない場合、他プレイヤーキャラはNPC操作となる事がある。後に追加されたバージルモードには適用されない。 カスタマイズ 前作でスキル購入及び強化に必要だったプラウドソウルが廃止され、消費・ゲージ上限追加アイテムと同様にレッドオーブで購入する『3』までの仕様に戻った。スキル購入に際しても、購入前に下記のVOIDで試用可能。購入後は技の着脱やレベルの度合いを任意で調節できる。 オートマチックアシスト 攻撃入力を連続で行うだけで、初心者でも手軽にコンボを繋げることができるモード。過去作ではミッション開始前の画面で選択できたが、今作ではミッション中にR3ボタンを押し込むことでON/OFFを切り替える事ができるようになった。ただし、このモードを利用した場合はリザルトでペナルティ補正がついてしまう。 真魔人 『2』で初登場した真魔人を数十年振りに採用。変身条件は変更され、“死にそうになったときの逆転要素”という、本シリーズの定義における「スタイリッシュ」とは反するところがあった位置づけではなくなった。 パリィ 本作で追加されたアクション。敵の近距離攻撃に合わせて、自分も近距離攻撃を行うことで攻撃を弾き返し、敵をのけぞらせて隙を作ることができる。 フォトモード ゲームプレイ中に自分の好きなタイミングで止めて撮影できるモード。カメラアングルを自由に動かして好みの場面を切り取れる他、撮影した写真をシェアすることもできる。 VOID 練習モード。登場させるザコ敵の種類・行動パターンの任意変更、ダメージ表記、入力コマンド表示等が実装され、アクションやコンボの練習を細かに試せる。 ギャラリー 本作の世界観を楽しめるモードでゲームの進行に合わせて、閲覧できるコンテンツが増えていく。内容は実に多彩で、キャラクターやエネミー、武器やアイテムなどをまとめたニコのレポートをはじめ、ライブラリやコンセプトアート、ゲーム中のBGMをまとめたジュークBOXなどがある。 ブラッディパレス 『2』以降お馴染みとなったミニゲーム。2019年4月1日より無料DLCとして配信された。基本ルールは『4』で確立されたシステムを継承しており、全101階層のステージでひたすら出現する敵と戦う構成となっている。装備やスキル、コスチュームは自由に選べるが、DLC装備は持ち込むことはできない。ネロのデビルブレイカーも通常の選択画面から持ち込めない代わりに、10階層毎にデビルブレイカー補給用の階層が用意される。また、今作からの追加要素として、簡易セーブデータを作成し、途中から再開できる中断機能や、一度到達した階層(これまでの自分の最高到達点の階層まで。クリアは必須ではない)を自由に選択し、何度でも挑戦できる「ウォームアップ」が追加された。これにより、前作『4』のように操作キャラによっては一部の敵キャラやボスとストーリー上で戦闘する機会がなく、対策が難しいといった欠点がある程度解消されている。一定階層毎にボスキャラクターが登場し、本編からゴリアテ、アルテミス、キャバリエーレアンジェロ、マルファス、キングケルベロス、ユリゼン、バージルが選出されている。ボスを倒すと操作キャラの体力が全快するが、最終盤のユリゼンは本編で戦った3形態との3連戦であり、完全に倒しきるまでは回復されない。ブラッディパレスを完全制覇すると、使用していたキャラクター毎に様々な特殊効果を持つスペシャル挑発が解禁される。 スーパーキャラ シリーズでお馴染みのデビルトリガーを無制限で使用できるモード。高難易度モードのDANTE MUST DIEをクリアすることで使用できるが、追加DLCの「スーパーキャラ」を購入すれば初めから使用可能になる。 なおオートマチックアシスト同様スーパーキャラを使用するとリザルトでペナルティがつく。 ネロはイクシードゲージが常に最大になり、カラーアップが自動的に行われる。 ダンテはロイヤルガードゲージが自動的に蓄積され、バルログのイグニッションと魔剣ダンテのソードフォーメーションが時間経過で解除されず、キャバリエーレが常にオーバートップギア状態になる。ただしSDTゲージは無限ではなく時間経過で減少していき、ゲージがゼロになると真魔人化が解除される。 Vは常時ナイトメアを召喚できるようになり、グリフォンとシャドウをオートで行動させてもDTゲージが減らない。 バージルは集中ゲージが始めから最大レベルで走ったり攻撃を空振りしてもゲージが減らず、ドッペルゲンガーを常時使えるようになる。しかしダメージを受けると集中ゲージが大幅に減少し、ワールドオブVを使うとゲージがゼロになる。円陣幻影剣、烈風幻影剣、強襲幻影剣、五月雨幻影剣を使うとDTゲージを消費し、ダンテ同様SDTゲージも無限ではなく、時間経過や秘奥義の使用で減少していく。 レイトレーシング 次世代機に移行した『5SE』で実装された。水面や鏡などの光の反射をもダイナミックに表現し、環境光の反射が加わることで写実的な光と影の表現を実現している。グラフィックオプションから、オン/オフに加えて、オン選択時は、解像度優先とフレームレート優先が選択可能。ただし、ハイフレームレートモード、TURBOモード、及びレジェンダリーダークナイトモード実行時には、オブジェクト描画優先となるため、レイトレーシングは無効になる。 ハイフレームレートモード 『5SE』で実装。次世代機の性能によって、最大120fpsのハイスピード描画で楽しむことができる。 TURBOモード 『5SE』で追加。ゲームプレイのスピードを1.2倍速まで加速させ、スピーディーな戦闘が楽しめる。初出は『3SE』で『4SE』にも実装された。 レジェンダリーダークナイトモード 『5SE』で追加された新高難易度モード。大量に出現する悪魔を殲滅できる爽快感が味わえる。初出はPC版の『4』で後にCS機の『4SE』でも実装されているが、『5SE』のPC版は今の所未発表である。
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