聖闘士・聖域関連とは? わかりやすく解説

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聖闘士・聖域関連

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:55 UTC 版)

聖闘士星矢」の記事における「聖闘士・聖域関連」の解説

聖闘士セイントこの世には邪悪はびこるとき、必ずや現れるといわれる希望存在女神アテナを守るために戦う闘士たちの総称アテナ仕えることから「アテナ聖闘士」ともいう。その存在俗人には伝説とされ「その拳は空を裂き、その蹴り大地を割る」と言い伝えられる超人的な能力有している。 自己の実力及ばないところを天佑によって補うため、それぞれ天空星座守護に持つ。88星座それぞれに対応し88人の聖闘士存在する彼等自分守護星座を称号としており、その称号の下に聖闘士それぞれの名が呼ばれる守護星座は、星座の形がそのまま自らの急所星命点」となるなど、聖闘士運命にも大きく影響をおよぼす。 聖闘士志す者は、上級聖闘士などのもとで数年間の修行経た後、その実力と守護星導きに応じて聖闘士の証である聖衣クロス)と呼ばれる鎧を与えられる聖闘士はその聖衣種別後述に応じて黄金聖闘士ゴールドセイント)、白銀聖闘士シルバーセイント)、青銅聖闘士ブロンズセイント)の3階級に分けられる。そのさらに下位には、聖衣持たない雑兵がいるが、彼らも聖闘士呼ばれることがある88人の内訳黄金12人(黄道十二星座に対応)、白銀24人、青銅48とされるが、総数が揃うことはありえず、常にいくつかの聖衣所有者不在となっている。おおむね拳速がマッハ1前後のものが青銅2 - 5白銀光速黄金標準的な実力である。 アテナ武器を嫌い、それを持って戦うことを禁じているため、聖闘士となる者は修行で己の肉体極限まで鍛え原子を砕くという破壊究極身に付けている。アンドロメダ星座星雲鎖(ネビュラチェーン)や地獄の番犬星座鋼球鎖、御者星座円盤ソーサー)など武器のような装備品を持つ聖衣もあるが、これらはあくまで下級聖闘士上級聖闘士任務補助するため、もしくは自身の拳を振るう前の牽制用の装備品として位置づけられている。 「聖闘士に同じ技は二度と通用しない」といわれ、一撃目はなすすべもなくやられた強力なに対しても、二度目見切る(あるいは対戦前一度技を見ていた場合など)ことも可能。ただしあまりにも実力差がある場合例外的なケースもある。 本来、聖闘士女神であるアテナ守護する少年達という意味合いから、男性しかなることが出来ない女性聖闘士となる場合は、女であることを捨てて常に仮面を被る必要がある女性聖闘士にとって素顔見られることは、裸を見られるよりも屈辱であり、素顔見られ場合その人間を愛するか殺すという2つ条件課せられる聖衣クロス聖闘士身にまとう防具各々守護星座の形を象ったオブジェ形態から分解変形して聖闘士身体を包む防具になる。装着者である聖闘士闘争心がないなど小宇宙が低いときにはただの重い防具に過ぎないが、小宇宙高まりに応じて軽くなり攻撃力が増す。聖衣階級別に青銅聖衣(ブロンズクロス)、白銀聖衣シルバークロス)、黄金聖衣(ゴールドクロス)の3種類がある。 黄金聖闘士の血を浴びた聖衣は、纏う聖闘士小宇宙コスモ)をセブンセンシズまで高めることによって、形状は元の聖衣のままで、黄金色輝き硬度増した状態の「黄金聖衣限りなく近い聖衣」となる場合がある(ポセイドン編星矢達が該当アニメでは一輝も含む)。さらにアテナの血を浴びることで(牡羊座のシオン曰く)「最強最後聖衣」となり、ハーデス結界による弱体化影響受けず神々しか通行できない超次元移動が可能となる、神聖衣(ゴッドクロス、後述)へ進化するといった特別な能力発揮する。なお、非装着時は聖衣箱(パンドラボックス、またはクロスボックス)と呼ばれる専用の箱に収納されている。 「パンドラボックスの意味合いは文字通りパンドラの箱指しており、私利私欲による戦闘での聖衣装着厳禁とされ、その禁を破った聖闘士には災いが起こるという。アテナ教皇許可得た時の装着することが出来るが、自身の身が危な時に自己防衛のための装着許されている。また聖衣聖闘士としての正装でもあり、アテナ教皇直接面通しする際には装着する聖衣には生命があり、少しの破損なら自己修復できる。しかし、それができないほど激しく破損した場合修復技術持った者による修復が必要であり、長い間装着者が不在する期間が続くと死んでしまうこともある。死にかけ聖衣復活させるためには、大量聖闘士血液必須鳳凰星座の聖衣例外鳳凰星座の一輝#聖衣参照原作では述べられていないが、聖衣は元々アテナ第一次聖戦時に海闘士マリーナ)が纏う鱗衣スケイル)に対抗して天空星座設計図としてムー大陸錬金術師たちによって作られたもの。材料オリハルコン、ガマニオン、銀星砂(スターダストサンド)を用いる。しかし、ムー大陸沈没した際に、聖衣制作修復技術はほとんど失われてしまい、聖衣修復できるのは牡羊座黄金聖闘士ムウだけとなった冥王ハーデスとの戦いで彼が戦死した後は、城戸沙織の命を受けたグラード財団誰かが修復引き継いでいる。書籍聖闘士星矢大全」には彫刻星座青銅聖闘士存在記されており、戦闘支援目的とし彫刻星座聖闘士と共に聖衣修復任務当たっていたとの記述がある。 神聖衣(ゴッドクロス) 通常の聖衣アテナの血を浴び小宇宙極限まで高めることにより誕生する青銅白銀黄金全て超えオリンポス十二神のみの装備とされる神衣カムイ)に限りなく近い防具形状は元となる聖衣意匠引き継ぎつつ神々しい装飾となり、全身を覆う形となる。また超次元を飛ぶための翼が生える、神の攻撃受け止める程の防御力をもつなど、特別な能力発揮する眠り司るヒュプノス発言によれば現代星矢達5人が復活させるまでは、遥か神話の時代1度見たことがあるだけという。沙織曰く聖衣究極形態まぼろしの形」であり、役目終えると通常の聖衣に戻る。 聖域サンクチュアリギリシアにあるアテナ神殿周辺地域結界守られているため、一般人間立ち入ることができず、その存在すら知覚することができないアテナ神殿にたどり着くためには十二宮全て教皇の間突破する必要がある聖闘士発祥の地として、ここから輩出した聖闘士多数上る黄金十二宮おうごんじゅうにきゅう聖域にある黄道十二宮の名がつけられ12宮殿アテナ神殿を守るための結界であり、それぞれ黄金聖闘士守護している。頂上にあるアテナ神殿にたどり着くためには白羊宮から順番上っていかねばならず、テレポーティションなどの間接的移動不可能。 教皇の間 十二宮通過した後にある聖闘士頂点に立つ教皇居住する場所で、この先アテナ神殿がある。聖戦時には聖闘士頭脳となり司令室として機能するアテナ神殿 聖域頂上にある神殿巨大なアテナ神像安置されているが、この神像正体アテナ聖衣である。 スターヒル 教皇のみが出入り許されている禁区で、ここで星の動き観測することで大地吉凶を占う。鋭角状のひときわ高い丘に小屋建っている。また、地上で月に最も近い場所でもある。 教皇きょうこう聖闘士総本山とも言うべき聖域統治し聖闘士資格与える者を見極めることを使命とする。アテナ不在のときは全ての聖闘士をまとめ、聖域統治するアテナ不在時の代理である聖域最高権力者新教皇の選出通常黄金聖闘士の中から人(仁)・知・勇兼ね備えた者を先代教皇直接後継指名することによる近隣の村落を訪問することも仕事の内で、その他に聖域内で聖闘士決定戦には最下級の青銅聖闘士の者であっても立ち会うことになっており、職務多忙である。 聖戦せいせん数百年に一度アテナ聖闘士たちがその総力をあげて臨まなけれならない戦い前回聖戦243年前にハーデス率い軍勢との間に起こり勝利したものの生き残った聖闘士2人けだったという。 アテナ 聖闘士束ねる戦いの女神アテナは、人間身体借りて地上降臨する本作では城戸沙織その人物に該当アテナ降臨するのは聖戦近いうちに起こる前触れとされている。聖闘士継続的に継承されて行くが、平和な時代にはアテナ不在時代存在する

※この「聖闘士・聖域関連」の解説は、「聖闘士星矢」の解説の一部です。
「聖闘士・聖域関連」を含む「聖闘士星矢」の記事については、「聖闘士星矢」の概要を参照ください。

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