漫画版のみ登場のキャラクター
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「ゲッターロボ號」の記事における「漫画版のみ登場のキャラクター」の解説
神隼人 声 - 内田直哉 號たち新ゲッターチームの教官兼指揮官。自衛官であり、一佐の階級を持つ。13年前 北極基地ベガゾーン構想計画に軍人勢として参加したが、計画の提唱者だったランドウの企みを察知し、ベガゾーンを一時壊滅させる。だが、その戦いで全身を負傷したことでパイロット生命を失い、戦闘に体が耐えられなくなっている(見た目も全身傷跡だらけとなっており、普段は見えない顔の古傷も感情が昂ると浮き出てくる)。実は戦争終結後の結婚を誓い合った、山咲(階級は二尉)というフィアンセが居たことが物語中盤に判るが、彼女は自爆メカAV58の爆弾解除の任務に失敗し、モニター越しに隼人の眼前で死亡した。 ダイナミックプロ出身の団龍彦がアニメ版旧作の設定に基づいて書いた小説『スーパーロボット大戦』(講談社ノベルス刊・全3巻)では、かつてのゲッターチーム時代から新型ゲッターについて私的に思案を重ねていたという描写が行われた。その新型ゲッターとは本作において號たちが搭乗するゲッターロボであり、時空を越えた戦場で新型ゲッターと遭遇した隼人は何故自分の考えていたゲッターが存在するのかと少なからず驚愕する。この小説での描写以降ゲーム作品などを中心に、隼人は科学者=ゲッター(號)の開発者という一面も強調されるようになった。 流竜馬 声 - 石川英郎 かつてゲッター1やゲッタードラゴンを駆って活躍していた、旧ゲッターチームのリーダー。通称はかつてと同じく“リョウ”。15年前の真ゲッターロボによる早乙女研究所崩壊時にそのあまりの力を目の当たりにし、ゲッター線の行き過ぎた力は人類を救うどころか滅ぼしかねない危険な代物となると考えるようになって、ゲッターチームを離脱。以降ゲッターロボを忌まわしいものと見なして戦いから身を引き、山奥の空手道場「烏竜館」で隠居していたが、その肉体は今も若々しく、実力に衰えはない。真ゲッター最後の出撃時には3号機のコクピットに座る。 本人は認知していないが内縁の妻がおり、彼女は竜馬の子となる新たな生命を身ごもっていたことがさらなる続編の『ゲッターロボ アーク』にて明かされた。 山岸 號が選ばれた時点での3号機パイロット。階級は二尉。ゲッター開発計画で自衛隊から派遣されるが、3年の間にテスト運用で失敗した同僚の死を目撃し続けた結果、チームメイトどころかゲッターそのものを信用できず、そのストレスから脱落した。 南風渓 隼人の部下であり、その補佐官を務めていた、三尉の階級を持つ[要出典]自衛官。アラスカから日本に帰国した號達と行動を共にし、早乙女研究所に向かっていた自爆メカAV58の無力化に成功する。號とは衝突しつつもいい仲になる。本人によれば女性自衛官の採用試験は主席合格だったという。真ゲッター搭乗時に脳死状態に陥るが、真ゲッターに吸収・同化されつつあった時の剴の口から、彼女の精神もすでにともにあることが號に伝えられる。 ドラマCD『スーパーロボットミュージアム ゲッターロボVSゲッターロボG』では、科学技術省の新エネルギー開発部門から派遣されてきた、研究員として登場(声優:山本百合子)。 OVA『真ゲッターロボ 世界最後の日』のケイや、ゲーム『ゲッターロボ大決戦!』の女性主人公のモチーフでもある。 シュワルツコフ 声 - 安井邦彦 米軍のスーパーロボット「ステルバーα04」のパイロット。通称:シュワルツ、階級は少佐と呼ばれているときと、中尉と呼ばれているときがある。初登場時からしばらくは不遜かつ尊大で好戦的な性格として描かれ、特に初登場時は苦戦していた號たちや半壊状態のゲッターを通信機ごしに罵倒し、その直後に連合軍前線基地で初めて顔を合わせた時も激しく罵るなど、かなり口が悪かった。直ぐカッとなるところはある意味で號と非常に似通っていて、また殴り合いでも號と互角にやり合える程。白人至上主義者だったが、それは弱さや無能さを許せない厳しさと、人類文明の牽引役だった白人種の一員という自負心がそうさせただけであり、號との衝突や翔との出会いを通してその優れた力量と人間的な器の大きさを感じると考えを改める。アラスカ戦線での戦いの中で翔と恋仲となった。 アラスカでの戦闘終盤では激闘の末、ドラゴンタートル内部突入時にステルバーを迎撃されて負傷するが、ゲッターの奮戦もあって生還。以後の戦いでは翔と共にステルボンバーのパイロットとなる。アラスカで號に命を救われたことを「借り」と称し、「今度(=復活した恐竜帝国との戦いで)は借りを返さなくては」と號への友情を感じさせる言葉も口にした。 ジョン・ランバート シュワルツコフのパートナーで、ステルバーα04のガンナー、階級は中尉。大柄で頭の禿げ上がった中年男性。強面な上に顔面に大きな傷があるため見た目は非常にいかついが、性格は極めて紳士的。短気で直情的なシュワルツの抑え役でもある。ランドウ軍団の米軍前線基地襲撃で傷を負い、対ドラゴンタートル戦では虫の息になりながらも、ステルバーによる内部突入時にミサイルをばら蒔くなど最期の力をふり絞るが、ガローンZ54の迎撃を受けた際に死亡したと思われる。 タイール 声 - 佐々木望 新興宗教グリーンアース教の教祖で"救世主(メシア)"と呼ばれていた幼い少年。竜馬を真ゲッターロボのもとに導くべく道場に現れた。攻撃して来た恐竜を宥めたり、ゲッターの意思やゲッター線に取り込まれた早乙女博士の声を號や竜馬に伝えるなど、超能力を持っている。真ゲッターの最後の出撃時には隼人に先んじて2号機のコクピットに乗ってしまう。 続編となる『ゲッターロボ アーク』には弟の山岸獏が3号機パイロットとして登場、タイールも回想シーンで登場する。 ヘルレザー ランドウ軍団・ヤシャ配下の兵士で隊長クラスの男。スキンヘッドに長い後ろ髪を持つ。負傷兵や避難民をかばってボロボロになったゲッターを専用機バトルギガーに乗って追い詰めたが、ステルバーの介入で取り逃がしたため、罰としてヤシャに両目を潰された上に、バトルギガーに体を組み込まれてしまった。元の体に戻る条件はゲッター撃破であるため追撃に躍起になったが、連合軍の反撃に遭い部隊は壊滅、自身もステルバーが放つ翼のブーメランで機体ごと切り裂かれて死亡した。 女帝ジャテーゴ ランドウを影で支援していた、恐竜帝国の女帝(先帝ゴールの血縁者かどうか描写がなく、関係は不明)。ラセツ男爵がランドウを裏切りベガゾーンを乗っ取る終盤に登場。ベガゾーンを自爆させようとしたランドウを抹殺し、先帝ゴールの果たせなかった地上奪還を宣言する。シベリア戦線ではメカザウルス軍団を指揮して連合軍のロボット軍団を壊滅させ、ロシア連邦が核ミサイル使用を決断するまでに連合軍を追い込むが、真ゲッターロボに最終兵器ムウやベガゾーンごと取り込まれ消滅した。 ドラマCD『スーパーロボットミュージアム ゲッターロボVSゲッターロボG』では、地竜一族によるゲッターロボG奪取の黒幕として暗躍していた(声優:鈴木渢)。
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