OVA『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 03:56 UTC 版)
「真ゲッターロボ」の記事における「OVA『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』」の解説
本作における設定は、真ドラゴン護衛用として1機のみ製造されたものというものである。 13年前に発生した早乙女博士の復活時に発射された重陽子ミサイル落着を阻止すべく、流竜馬、神隼人、ゴウが搭乗して宇宙へ上がったが、スティンガーとコーウェンに妨害され、ミサイルは研究所に落着。地球はゲッター線で汚染され、周囲一帯は壊滅。衝撃により真ゲッターもゲットマシンに分離してしまい、竜馬だけは13年後の世界に飛ばされてしまう。13年後、研究所跡にゴウと共に姿を現し、そこに迷い込んだケイと車弁慶も乗せてインベーダーとの本格的な戦いを開始した。弁慶負傷後はガイが搭乗し、3代目ゲッターチームが結成された。太平洋での決戦以降は2代目ゲッターチームである竜馬、隼人、弁慶の3名が搭乗した。 性能は全般的に高いが圧倒的とまでは言えない。早乙女ら初代ゲッターチームの駆るメタルビースト・ゲッターロボGとはほぼ互角。作中終盤に出現した巨大インベーダー軍団の前には苦戦を強いられた。 劇中ではインベーダーの締め付け攻撃により何度も装甲が破壊されており、その度にコクピット内も小規模の爆発などが起こり、パイロットが負傷していることからあまり強度は高くない。 宇宙空間で使用したゲッタービームは周囲にゲッター線が満ちていることもあって、一撃で大量のインベーダーを粉砕するほど強力だが、その分炉心臨界の関係でチャージ時間が設定されており連発は出来ない。 最終話では、真ドラゴンとの連携による攻撃「ファイナルゲッタービーム」「ファイナルゲッタートマホーク」を繰り出し、木星の衛星ごとインベーダーを殲滅した。しかしその余波で真ゲッターも両腕を失うなど多大なダメージを受ける。その後発動した最終兵器「真シャインスパーク」のエネルギー増幅炉となるも、ボロボロの真ゲッターでは真シャインスパークのエネルギーには耐えきれず、光の中で徐々に崩壊していく。その光の中、竜馬達はある目的に気づき、真ゲッターとともに時の狭間に旅立っていった。 本作では、変形すると真ゲッターロボの色が変わるようになっており、真ゲッター1は赤、真ゲッター2は白、真ゲッター3は黄系統のカラーリングとなる。また、『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』では、真ゲッター3に巴武蔵が搭乗。 武装 この作品では、真ゲッター1が「鎌」(ゲッターサイト)、「槍」(ゲッターランサー)を使用している他、ゲッタービームを頭部と腹部の2カ所から発射できる。頭部からのビームは緑、腹部からのビームは赤(ただし、劇中終盤では逆のパターンも見られた)。 真ゲッター2の武装は、ドリルテンペストとミラージュドリルが無くなり、替わりにプラズマドリルハリケーンが実装された。 真ゲッター3の武装は、キャタピラ後部に新設されたコンテナからミサイルを一斉発射するミサイルストームが追加装備されたほか、大雪山おろし二段返しが普通の大雪山おろしへ、肩のゲッターミサイルがゲッターホーミングミサイルへとそれぞれ変更された。また、大雪山おろしの際には、旧ゲッター3と同様、両腕が伸縮してらせん状に敵を絡める。
※この「OVA『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』」の解説は、「真ゲッターロボ」の解説の一部です。
「OVA『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』」を含む「真ゲッターロボ」の記事については、「真ゲッターロボ」の概要を参照ください。
- OVA『真ゲッターロボ 世界最後の日』のページへのリンク