武宮 陽光
武宮陽光
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/25 13:13 UTC 版)
武宮陽光 六段 | |
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名前 | 武宮陽光 |
生年月日 | 1977年4月29日(47歳) |
プロ入り年 | 1998年4月1日(20歳) |
出身地 | 東京都 |
所属 | 日本棋院東京本院 |
師匠 | 武宮正樹九段 |
段位 | 六段 |
概要 |
武宮 陽光(たけみや ようこう、1977年4月29日 - )は、日本棋院所属の囲碁棋士。日本棋院理事長(2024年7月9日 - )[1]。東京都出身。筑波大学附属高等学校卒業。
母方の祖父である梶和為九段に師事した後、実父・武宮正樹九段の門下となる。
経歴
5歳くらいの時、家にある碁の本を並べているうちに碁を覚えた。祖父の梶和為から本格的に手ほどきを受け、小学校1年の時には木谷会に通い、5、6級で打てるほどになった[2]。
小学校5年の時に父から「やってみる? 入ってみたら」といわれ院生となった。父には院生で打った碁を見てもらっていたが、打ってもらうことはほとんどなく「どうしてもプロになれ」という感じではなかったが、あるとき父が世界アマ選手権で3位入賞したこともあるオランダのロナルド・シュレンパーから「子供に碁を教えるのは親の義務、教えなさい」と言われ、それから毎日朝5時に起き学校に行く前に父と20秒碁を1、2局打つ生活となった[2]。
入段する直前には祖父に互先で勝つようになっていた。入段試験では4勝4敗と絶不調で父に一喝され、それから息を吹き返し10連勝してプロとなった[2]。
2007年度前期、NHK『囲碁の時間』の講師を矢代久美子と担当。
2016年6月7日、北九州市で開かれた人工知能学会の公開イベントでコンピュータ囲碁プログラム「Zen(ゼン)」と二子局(Zenがあらかじめ黒石2個を置くハンデ)で対戦し敗れた。
2016年7月8日放送のNHK『ドキュメント72時間』(新宿・歌舞伎町の24時間営業の碁会所「秀策」が舞台の回)で、撮影2日目の夜にたまたま碁会所に来店し出演を果たした[3]。
2024年7月9日、小林覚の後任として日本棋院の新理事長に就任。任期は2026年6月まで[1]。全日本囲碁連合の理事・副会長も、小林から引き継いで就任。
趣味は麻雀で、2023年、第4回囲碁・将棋チャンネル杯・麻雀王決定戦に出場した。
各種記録
昇段履歴
受賞履歴
- 2002年 通算100勝達成
著書
- 「やっしー&陽光の置き碁で上達」(矢代久美子との共著、NHK出版、2008年)
脚注
外部リンク
「武宮 陽光」の例文・使い方・用例・文例
- 太陽光線が水晶に当たってにじ色に光った
- 太陽電池は太陽光線を電気に変える
- 太陽光線
- 一条の陽光
- かすかな陽光
- 太陽光線や風がそろそろ夏の終わりを告げる
- 太陽光によるコジェネレーションシステム
- 陽光の照りつける熱帯の楽園
- 政府は発電所規模の太陽光利用設備を計画している。
- 太陽光エネルギーはキロワット時あたり50セントで買い取られる。
- ソーラーカーは太陽光を利用する。
- 太陽光発電の技術はブレークスルーの手前まで来ていると考えております。
- 太陽光の浴びすぎは、皮膚に有害だ。
- 青い麦畑には暖かい陽光が満ちている。
- 春の陽光の下で芝生にすわっているのはとてもすばらしかった。
- 丘は陽光をいっぱいに浴びていた。
- より温暖な気候の中でゴルフやテニスといったスポーツを楽しもうと陽光地帯(サンベルト)へ引っ越す退職者も多い。
- ギリシャの陽光に満ちた風土。
- 1平方メートルの太陽光発電パネルの出力は約1ワットであり、今のところ大規模に太陽電力を利用するのは困難である。
固有名詞の分類
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