稲葉かりんとは? わかりやすく解説

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稲葉かりん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/09 14:16 UTC 版)

稲葉 かりん(いなば かりん、1999年3月17日 - )は、関西棋院所属の囲碁棋士。二段。大阪府出身、矢田直己九段門下。

経歴

囲碁に興味を持ったのは4歳のころで、おもちゃ屋で見つけたミニ碁盤がきっかけとなった[1]。両親ら身近な人物に囲碁を打てる人はいなかったが、父とともに囲碁のルールを覚え、関西棋院の囲碁サロンや子供向け教室に通って腕を磨いた[1]。小学6年生から中学1年生にかけては単身で韓国に渡り、李世乭らを輩出したソウルの道場で囲碁の勉強に励んだ[1]。帰国後に関西棋院の院生となり、2015年4月、16歳で入段。16歳での入段は、関西棋院の女流棋士としては2番目の年少記録[2]

2016年には予選を勝ち上がり、第3回会津中央病院杯・女流囲碁トーナメント戦で本戦に進出したものの、1回戦で前回優勝者の王景怡会津中央病院杯に敗退[3]

また、2017年には第36期女流本因坊戦で本戦準決勝まで進出した(準決勝で吉原由香里六段に敗退)[4]

2019年4月から2021年3月まで、『囲碁フォーカス』(NHK E)の聞き手を務めた[1]

2024年より休場。

人物

あだ名は「かりぽん」[5]。囲碁のどんなところが好きか、という問いには「答えがはっきりしないところです」と答えている[1]

脚注

  1. ^ a b c d e 仲邑菫初段で注目「女性囲碁棋士」どんな人 大森らん初段、稲葉かりん初段、2人に聞く”. 産経ニュース (2019年5月23日). 2019年12月14日閲覧。
  2. ^ 深松真司 (2016年11月30日). “(やってみなはれ)韓国修業経験、高2でプロに”. 朝日新聞デジタル. 2019年12月14日閲覧。
  3. ^ 第3回 会津中央病院杯・女流囲碁トーナメント戦”. 日本棋院. 2019年12月14日閲覧。
  4. ^ 第36期 女流本因坊戦”. 日本棋院. 2019年12月14日閲覧。
  5. ^ 注目の女流囲碁棋士10人がクラファンで写真集を発売した理由 5”. NEWSポストセブン (2019年11月17日). 2019年12月14日閲覧。

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