常石隆志とは? わかりやすく解説

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常石隆志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/09 03:10 UTC 版)

 常石隆志 五段
名前 常石隆志
生年月日 (1991-05-14) 1991年5月14日(32歳)
プロ入り年 2011年
出身地 神奈川県三浦市
所属 日本棋院東京本院
師匠 小林孝之
段位 五段
概要
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常石隆志(つねいし たかし、1991年5月14日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士。五段。神奈川県三浦市出身、小林孝之三段(本院準棋士)門下。

経歴

小学5年で漫画「ヒカルの碁」のアニメをきっかけに囲碁を知り、中山弘氏が開く子供囲碁教室に通い始める[1]。中学1年からプロを目指して日本棋院の院生となった。年齢制限のため2008年11月で院生を辞める。[2]

2009年7月、第4回朝日アマチュア囲碁名人戦三番勝負において、アマ名人の尹春浩(ユン・チュンホ、当時28歳)に2連勝してアマ名人位獲得[3]。2010年7月第5回朝日アマチュア囲碁名人戦でも、挑戦者の河成奉(ハ・ソンボン、当時28歳)を2勝1敗で破り、アマ名人を防衛[4]

2010年11月、一般のアマチュアが出場する外来予選などを勝ち抜き、冬季棋士採用試験本戦にて、2局を残して12勝1敗とし プロ入りを決めた[5]

2017年、本因坊戦の最終予選に進出するが、1回戦で小林覚に敗れた。

2018年、天元戦の本戦に進出するが、2回戦で呉柏毅に敗れた。

2021年、年間30勝9敗と好成績を残す。本因坊戦の最終予選に進出するが、準決勝で余正麒に敗れた。第47期名人戦の最終予選に進出するが、準決勝で謝依旻に敗れた。

2022年1月、前年の賞金ランキングで四段1位となり、五段に昇段[6]

人物

日本棋院の野球部に所属。[7]

良績

昇段履歴

段位 日付 昇段規定
初段 2011年4月1日 冬季棋士採用試験リーグ戦14勝1敗(1位)[5]
二段 2012年11月18日 勝星対象棋戦通算30勝
三段 2016年2月5日 勝星対象棋戦通算40勝
四段 2019年9月13日 勝星対象棋戦通算50勝[8]
五段 2022年1月6日 賞金ランキング 四段1位[6]

受賞履歴

棋道賞
  • 勝率第1位賞:1回(2021年)

脚注

  1. ^ 4年目で迎える大舞台”. タウンニュース (2014年1月1日). 2022年2月21日閲覧。
  2. ^ 囲碁アマ名人19歳常石さん、プロに 在位中の転身は初”. 朝日新聞デジタル (2010年11月13日). 2022年2月1日閲覧。
  3. ^ 挑戦者の常石隆志さんが今期のアマ名人に決定!”. 朝日新聞デジタル (2009年7月30日). 2022年2月1日閲覧。
  4. ^ 常石さん初防衛/三番勝負第3局 結果速報”. 朝日新聞デジタル (2010年8月2日). 2022年2月1日閲覧。
  5. ^ a b 囲碁王国・神奈川から新たなプロ2人誕生、「世界に認められる棋士に」”. 神奈川新聞 (2011年1月10日). 2022年2月2日閲覧。
  6. ^ a b 2021年賞金ランキング昇段が決定”. 日本棋院 (2022年1月6日). 2022年2月2日閲覧。
  7. ^ 「はい、どうぞ、くうちゃん」 山下敬吾九段の空気を読む力”. NHKテキストビュー (2019年7月5日). 2019年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月2日閲覧。
  8. ^ 【昇段】竹内 康祐四段に、常石 隆志四段に昇段”. 日本棋院 (2019年9月13日). 2022年2月2日閲覧。

外部リンク


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