矢代久美子とは? わかりやすく解説

矢代久美子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 05:23 UTC 版)

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矢代 久美子(やしろ くみこ、(本名、金澤、かなざわ)1976年7月31日 - )は、日本棋院所属の囲碁女流棋士東京都出身。女流本因坊戦優勝2期など。夫は金澤秀男八段。血液型はB型。趣味は読書[1]

経歴

6歳の時にアマチュア6段の父に囲碁を教えられ、碁会所などで腕を磨く。小学3年の時に木谷会(後に仁風会)に通いはじめ、梅沢由香里小林泉美祷陽子武宮陽光らとともに学ぶ。1989年、中学1年で日本棋院院生になり、翌年幕張の研修センターに入寮し、趙治勲藤沢秀行らの指導を受けた。同室は加藤啓子。中学卒業により退寮して、1993年の女流枠の入段手合により、1994年入段。NHK杯テレビ囲碁トーナメントの記録係も務める。1997年二段。1999年三段、第1期女流最強戦準優勝。2001年四段、2002年五段。2003年は棋聖戦で最終予選進出を果たした。また、女流本因坊戦では挑戦者となったが小林泉美に1-3で敗退した。2004年、女流名人戦で挑戦者決定戦に進出するも敗退する。

2005年、自身2度目となる女流本因坊戦の挑戦手合に出場して知念かおりに3連勝し、自身初タイトルとなる女流本因坊位を獲得する。2006年7月11日に金澤秀男と入籍[2]。また、祷陽子の挑戦を退け女流本因坊戦の防衛を果たす。しかし、2007年の女流本因坊戦では謝依旻の挑戦の前に3連敗し、女流本因坊位を失冠した。2008年第1回ワールドマインドスポーツゲームズ男女ペア戦で、小林覚とのペアでベスト8。

2007年にはNHK教育テレビ囲碁の時間」で講師を務めた。

2018年、第30期女流名人戦の挑戦者となる。2007年に女流本因坊位を失って以来のタイトル戦であったが、藤沢里菜に0-2で敗れ、12年ぶりの女流タイトル獲得はならなかった。

タイトル

登場回数 6回 獲得合計 2期

他の棋歴

参考文献

  • 佐野真「この道を行く 矢代久美子五段」(『碁ワールド』2003年3月号)

脚注

外部リンク

日本棋院 矢代 久美子

夫:日本棋院 金澤 秀男

矢代女流本因坊トークライブ


「矢代 久美子」の例文・使い方・用例・文例

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