旧馬鹿田高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:14 UTC 版)
達也たち7人が学校の中心として君臨している。達也と聡、哲也と麻耶は過去にタイマン勝負をしており、そのことが強い絆に繋がっている。学ランは紺色で左肩には馬鹿田校章のワッペンが付いている。 桜木 達也(さくらぎ たつや)〔17〕 演 - 森本慎太郎 番長。キャッチコピーは「最強にアツい男」。髪型はツーブロックで、学ランに白シャツ、ボンタンという昭和風の着こなしを好む。左手首には兄であり先代の馬鹿田トップ桜木蓮から受け継いだブレスレットをしている。戦闘スタイルは殴り技主体で、本郷や海斗をジャンプからのパンチで倒している。趣味は自分が喧嘩で負かした高校のボタン集め。ただし理由もなく他人を傷つけるレイジに対しては強い不快感を抱いていた。基本的には感情で動くタイプであるが、哲也のために岡本に土下座するなど理性的な行動を取ることもある。またトップであることへの責任感は人一倍強く、菊永高校との最終決戦では仲間が退学になることを防ぐためたった一人で戦おうとした。沙耶曰く女性の気持ちに疎いらしく、終盤まで文恵の恋心にもまったく気付けなかった。しかし劇場版においては文恵と手を繋いだことに動揺するなど自身や彼女の恋愛感情に気づいている模様。 浅田 哲也(あさだ てつや)〔17〕 演 - 松村北斗 達也の親友。キャッチコピーは「最強にクールな男」。学ランに黒シャツというシンプルな着こなしを好む。戦闘スタイルは蹴り主体で、得意技の後ろ蹴りによって御子柴を倒している。中学時代までは裕福な家庭で育ち進学校に通っていた。しかし父親が交通事故を起こし逮捕されたことで進学校を辞めることとなる。また母親はそのことでショックを受け病院に入院した。さらに追い打ちを掛けるように同級生だった岡本たちに「犯罪者の息子」呼ばわりされ自暴自棄になった時にバッティングセンターで達也と出会い、その優しさに触れる。これがきっかけで、彼の相棒として常に行動を共にしていくこととなる。現在は家庭をやりくりするために運送業のアルバイトをしている。また麻耶と小百合の駆け落ちに気づいたり、沙耶がシンジに連れ去られた際に最初に助けに来たりしている。恋愛に関しては情熱的で自身の文恵への気持ちが片思いだと理解していながらも彼女にアプローチし続けている。 寺川 麻耶(てらかわ まや)〔17〕 演 - 京本大我 キャッチコピーは「最強にキレる男」。学ランに臙脂のシャツとストール、ヘアバンドといった中性的な服装をしている。また最終回以降はヘアバンドを外している。通常時の戦闘においては美しさを重視した戦いをする。特に靴に対しては拘りが強いようで、戦闘中であってもハンカチで汚れを拭き取ったりする。幼少期母親に女の子として育てられたことがコンプレックスであり、「女」という単語を耳にするだけで我を忘れて暴れまわる癖がある。このキレた状態では力任せに相手を壁に叩きつけたり頭突きをしたりと殺意に満ちた戦い方をする。母は不良である麻耶を勘当しており、そのことが彼を自殺未遂にまで追い込んだ。しかし現在では自分と似た悩みを抱える小百合の存在が彼を支えており笑顔を見せることも増えた。劇場版では小百合と一緒に下校するなど学校生活を楽しんでいる模様。 野口 聡(のぐち さとし)〔17〕 演 - 田中樹 キャッチコピーは「最強にバカな男」。学ランに柄物のTシャツと九分丈のパンツという着こなしをしている。金属バットを持った相手に激怒するなど戦いにおいては素手でのタイマン勝負に強い拘りがある模様。口癖は「俺はつえー」で戦いに勝つ度に叫ぶ。麻耶や祥平と仲が良く、共に行動することも多い。好物は肉まんとあんぱん。また話の中にエヴァンゲリオンやトランスフォーマーといった作品を例として挙げる大のロボット好きでもある。アルバイトはファミレスでの皿洗い。劇中未登場の兄がいる。 里中 ユウキ(さとなか ユウキ)〔17〕 演 - ルイス・ジェシー キャッチコピーは「最強バイリンガル」。学ランにキャップ、パーカー、ヘッドホンというヒップホップなスタイルを好む。トイレであっても音楽を聴き足でリズムを刻む大の音楽好き。また感情が高ぶると英語で話してしまう癖がある。戦いでは常に誠とコンビを組み、回し蹴りといったトリッキーな戦い方をする。誠とは戦闘時だけでなく日常生活でも常に一緒に行動している。最終回では女子生徒と仲の良い達也たちに嫉妬し、誠と共にグループから離脱した。劇場版においては海斗と交戦するものの敗北し誠共々捕らえられてしまう。しかし達也たちに助けられ、そのことで再びグループに戻った。 神保 誠(じんぼう まこと)〔17〕 演 - 髙地優吾 キャッチコピーは「最強お調子者」。学ランに柄シャツ、エンジニアブーツといったチャラい格好を好む。戦闘においてはコンビを組むユウキとは対照的に殴り主体である。ユウキとはいつも行動を共にするが、彼の英語をあまり理解していない。そのことで喧嘩になることもしばしば。 立浪 祥平(たつなみ しょうへい)〔18〕 演 - 髙木雄也(特別出演) キャッチコピーは「最強ええカッコしい」。学ランにタンクトップ、腰にはチェックシャツを巻いている。2年留年していて実は18歳。エロ本が宝物と豪語するくらいの女の子好きで、合併に対しても一人嬉しそうな素振りを見せた。喧嘩はめっぽう苦手で基本的にダンボールなどに隠れてやり過ごす。しかしながら馬鹿田への愛は誰よりも強く馬鹿田が馬鹿にされた際は、相手が刑事であるにもかかわらず大声で怒鳴り散らしている。また本郷たちや菊永高校といったどうしても戦わなければならない敵には覚悟を決めて戦う男気も持っている。このように非常に仲間思いであるため留年しているにもかかわらず周りからは祥平さんと呼ばれ慕われている。半年前から猛アタックを仕掛けてようやく交際に発展したモモコという彼女がおり定期的にデートを楽しんでいたが最終回で振られる。劇場版では古葉と共に真里菜先生に良いところを見せようと奮闘していた。 神山 萌生(かみやま ほうせい) 演 - 白水萌生 達也たちの同級生。 源 春樹(みなもと はるき) 演 - 上川隆也(友情出演) 馬鹿田高校および第二カトレア学院理事長。馬鹿田を変えたいという一心から、西園寺に持ちかけられた合併話を受け入れる。一時は第二カトレア学院に限界を感じ廃校にするつもりでいた。しかし文恵のスピーチによって教育者としての信念や情熱を取り戻し廃校を撤回する。 古葉 純一(こば じゅんいち) 演 - 宮田俊哉 2年C組担任。生徒たちからは名字で呼び捨てられるなど完全に舐められている典型的なダメ教師。しかし廃校の危機に際しては西園寺を制止し文恵のスピーチを続行させるなど教育者らしい行動を取った。劇場版では真里菜先生に好意を抱き男らしい一面を見せようと画策する。
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