旧駅 1840年 - 1955年とは? わかりやすく解説

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旧駅 1840年 - 1955年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 14:01 UTC 版)

ハイデルベルク中央駅」の記事における「旧駅 1840年 - 1955年」の解説

1840年9月12日に、マンハイムからのバーデン本線最初区間終点として、ハイデルベルク当初頭端式の駅が開業した頭端式形態選ばれたのは、駅をできるだけ町に近づけられるようにするためであった。駅はこんにちポスト通りとバーンホーフ通りの間に位置し駅前広場はローアバッハ通り面していた。建築家のフリードリヒ・アイゼンローア(ドイツ語版)が設計した駅は、装飾によってロマン主義添えられた、いくつかのシンプルな新古典主義建物構成されていた。主な駅舎は市街地側に建てられており、赤いネッカー砂岩スレート作られ屋根対照をなしていた。2径間トレインシェッド合計4線の番線覆い全長75 m、幅28 mで当時としては大変大きかった。このトレインシェッド木造であった大きな径間実現するために、アイゼンローアは後に鋼製構造物用いられるのと似たような構造採用した。駅から線路出ていくところは両脇2つの塔が建てられており、高架水槽として利用されていた。駅構内には6か所の分岐器15か所の転車台設置されており、転車台では軽い車両載せて手作業回転させることができた。当初時刻表によれば1日に4本の列車マンハイム運転されており、所要時間35分から40であった1843年ハイデルベルクからカールスルーエまでの路線開通した1846年フランクフルト・アム・マインまでマイン-ネッカー鉄道開通し1848年には2番目の駅が「建築的模範的な形態で」開設され既存駅の施設統合された。この駅もアイゼンローアによって設計され既存の駅施設に対しておおむね対称的な形で設計され、また将来的北側拡張余地あるよう建設された。バーデン大公国邦有鉄道が1,600 mm広軌であったに対してマイン-ネッカー鉄道標準軌開通したため、バーデン大公国邦有鉄道1855年4月改軌するまでの間、駅の中央付近に設けられ貨物上屋においてすべての貨物積み替えなければならなかった。2つ主な駅舎を連絡してアーケード設けられており、その中央部分が駅への主要な入口として機能していた。これに加えて、2か所に三線軌条分岐器通って通じていた扇形庫と、トラバーサーによって通じていた車庫があった。駅では1854年から、大学書店であるカール・シュミット営業による駅構内書店があり、これはドイツでも初期のもので、100年後までその基本的な形態保持していた。 1862年オーデンヴァルト線が開通した際に駅は通過式の配線になり、またこの機会南側わずかに拡張された。1873年にはハイデルベルクシュヴェツィンゲンからシュパイアーへの支線ドイツ語版)のターミナルともなった1864年には駅の容量救済するためにマンハイムへの路線カールスルーエへの路線を結ぶ連絡線使用開始した。また1873年にはレーマー通りの西、マンハイムへの路線沿って新し貨物駅操車場設置された。

※この「旧駅 1840年 - 1955年」の解説は、「ハイデルベルク中央駅」の解説の一部です。
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