教義概要
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「GLA (宗教法人)」の記事における「教義概要」の解説
宗教法人GLAでは、一切の源なる生命にして、宇宙の意志たる「大宇宙大神霊・仏」ともいうべき「大いなる光」を崇拝の対象としている。 そして、「自己の確立」と「世界の調和」を生きる一人ひとりを通じて、神の光はこの世界に現れてゆくとする。 人間存在の原点回復を導く新たな人間観・世界観を「魂の学」として集成。 GLAは、その真実の人間観、世界観を世界に発信し、一人ひとりが本当の自分に目覚め、魂として抱いた固有の目的と使命(ミッションワーク)を果たし、より輝ける人生を取り戻してゆけるように研鑽をかさねている。そして、一人ひとりの「魂の学」の実践を助力し、会員の家庭や職場、社会が調和され、よりよい世界を創造してゆくことがGLAの願いであるとしている。 また、「魂の学」の実践 (魂主義を生きる)とは、「どうあらんとするか」という問いを発し続ける生き方であるとされている。
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教義概要
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「四元素#対応関係」も参照 黄金の夜明け団の教義は、古今東西の隠秘学知識の綜合体とも言うべきものある。ユダヤの秘教哲学であるカバラを中心にして、エノク語、エジプト神話学、グリモワール、古典元素、タロット、占星術、ジオマンシー、錬金術、薔薇十字伝説、近代神智学系の思想、タットワを含むインド密教などあらゆる知識が習合されていた。なお、彼ら英国人にとって最も身近な隠秘学であるはずのキリスト教神秘主義は、創設者たちがメイソン系団体の方で手掛けていた事情からあえて避けられており、これは同時に一つの方向性を示す事にもなった。カバラに内包される生命の樹が団内の聖典的な象徴図表とされ、上述の各分野から引用される多種多様な知識は生命の樹の各要素に対照させる形で分類され整理された。その中にはこじつけ的な照応も散見されるが、あらゆる隠秘学および神秘思想分野から蒐集された知識群の比較的高度な体系化が黄金の夜明け団教義の最大の特徴であった。また「埋蔵金発掘や個人的な復讐など俗世の欲に基づく低俗な目的で魔術は使わない」「魔術師は常に知識や技術を習得する事での全能感、己の心と戦い続けながら清廉に生きるべし」という規律を掲げていた。 上述の知識群は、創設者をはじめとするアデプトたちが言わば自由研究的に持ち寄って考察を加えた後に、団体の方向性に沿う形で再解釈され、必要に応じて団内のカリキュラムに組み込まれた。魔術の研鑽に必要とされる様々な知識は、アデプトによってテキスト化されて秘儀参入者たちに学ばれた。団内ではアデプト一人一人の独自研究が奨励されており、それぞれの研究成果は「飛翔する巻物」と題された団内文書の各巻に編集されてアデプトたちの間で相互に閲覧された。この自由な知識探究の気風は団内の教義を発展させる原動力となったが、他方で迷走の一因にもなった。団内ではマグレガー・メイザース考案の教義が最も大きな影響力を持っており、極端に言えば黄金の夜明け魔術とはメイザース思想の体現物と言えた。中でもエノク語を土台にしたエノキアン魔術(英語版)は彼の奥義と言えるものであり、5枚のタブレットに記された合計644の区画からなるエノク文字図表は、前述の生命の樹をも包括した更に高度な万物照応による知識の体系化を実現していた。後にメイザースから離反した団体の者でさえ彼の考案物には一目置き、またある者は彼のブランドを積極的に利用した。 秘儀参入者たちは団内で得た知識を口外せぬよう誓約していたのでその教義内容が公にされることはなかった。しかし第一次世界大戦後の混乱と世界恐慌に見舞われた大戦間期の社会情勢の中で魔術結社の活動も下火になり、それらの解散に伴う知識そのものの喪失を危惧したイスラエル・リガルディーが団内文書を書籍にまとめて公開出版するという手段に踏み切ったことで、黄金の夜明け団教義の大部分が一般に入手できるようになった。この英断または独断は魔術関係者の間で大きな賛否を巻き起こしている。なお、リガルディーは1969年に自宅を魔術マニアに荒らされ数々の貴重なコレクションを盗まれるという憂き目に合っている。魔術関係者の中にはこれを天罰と見る者[誰?]もいた。 錬金術三原質四元素性質占星術四大精霊方位大天使シンボル硫黄(形相・不揮発性原質) 火(不可視・微細で精妙な状態) 熱+乾 白羊宮獅子宮人馬宮 サラマンダー 南 ミカエル 🜂 土(可視的・固体的状態) 冷+乾 金牛宮処女宮磨羯宮 ノーム 北 ウリエル 🜃 水銀(質料・揮発性原質) 気(不可視・気体的状態) 熱+湿 双児宮天秤宮宝瓶宮 シルフ 東 ラファエル 🜁 水(可視的・液体的状態) 冷+湿 巨蟹宮天蝎宮双魚宮 ウンディーネ 西 ガブリエル 🜄 塩(運動・媒介) 第五元素(エーテル)
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