インド密教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 02:54 UTC 版)
8世紀、ブッダグヒヤ(英語版)は『大日経』の解説書である『大日経広釈』の中で、タントラを所作(kriyā 〔クリヤー(英語版)〕)、行(caryā 〔チャリヤー〕)、瑜伽(yoga 〔ヨーガ〕)の3種に分類している。また、10世紀に成立したと考えられる『智金剛集タントラ』においては大ヨーガ、両、行、所作、儀軌の5つに分類している。 また、11世紀には後にチベットに訪れたアティーシャが所作、行、儀軌、両、ヨーガ、大ヨーガ、無上ヨーガ(無上瑜伽タントラ)の7種に分類している。この分類はインドの経典においては最も一般的なものであるが、他にもさまざまな分類が乱立しており、学者の間で統一された分類というものはない。
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