大日本住友製薬株式会社
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「住友ファーマ」の記事における「大日本住友製薬株式会社」の解説
2005年(平成17年)10月1日 - 大日本製薬を存続会社として、住友製薬株式会社と企業合併し「大日本住友製薬株式会社」に会社発足。これにより商標を、大日本製薬が用いていたマルピーマーク、住友製薬が用いていた井桁マークから別のものに変更(後述参照)。 2006年(平成18年)3月31日 - 旧・大日本製薬の子会社だった「マルピー薬品株式会社」を清算・解散した。 4月 - 米国法人の「大日本製薬USAコーポレーション」が「住友製薬アメリカ・リミテッド」を合併し「大日本住友製薬アメリカ・インク」に商号変更、同月3日にはヨーロッパ法人の「住友製薬ヨーロッパ・リミテッド」を「大日本住友製薬ヨーロッパ・リミテッド」に商号変更(なお、旧・大日本製薬のロンドン事業所は閉鎖)。 6月1日 - 旧・住友製薬の100%子会社であった住友製薬バイオメディカル株式会社の商号をDSファーマバイオメディカル株式会社に変更。 7月1日 - 旧・大日本製薬の100%子会社であった株式会社マルピー物流サービスの商号を株式会社DSP物流サービスに変更。 8月 - 旧・大日本製薬の台湾法人であった「台湾大日本製薬股份有限公司」を清算・解散。 10月1日 - 100%子会社のニチエイ産業株式会社がエスピー・マルチサービス株式会社、日栄殖産株式会社、株式会社マルピーツーリストを吸収合併(商号変更はなし)。 2007年(平成19年)4月1日 - 当社のラボラトリープロダクツ部を、吸収分割により子会社のDSファーマバイオメディカルへ継承。 2008年(平成20年)11月 - 名古屋証券取引所上場廃止。 11月28日 - 協和キリン株式会社が保有していた中国法人「協和発酵医薬(蘇州)有限公司」の全株式を譲受。 2009年(平成21年)7月 - アメリカにおける持株会社「大日本住友製薬アメリカホールディングス・インク(以下、DSPAHD社)」を設立し、「大日本住友製薬アメリカ・インク」を同社の傘下に収める。 10月20日 - アメリカの「セプラコール・インク」を買収子会社を通じて買収、その後、「セプラコール・インク」は買収子会社を吸収合併し、DSPAHD社の完全子会社となる。 2010年(平成22年)4月 - アメリカの「セプラコール・インク」が「大日本住友製薬アメリカ・インク」を吸収合併。 7月1日アニマルサイエンス事業を新設分割により分社化し、DSファーマアニマルヘルス株式会社を設立。 フード&スペシャリティ・プロダクツ事業を、吸収分割により子会社の五協産業株式会社へ継承。同社はDSP五協フード&ケミカル株式会社へ商号変更。 成長ホルモン事業を日本ケミカルリサーチ株式会社へ事業譲渡。 10月12日 - DSPAHD社傘下の「セプラコール・インク」の商号を「サノビオン・ファーマシューティカルズ・インク」に変更。 12月14日 - 旧・住友製薬の中国法人「住友制葯(蘇州)有限公司」が「協和発酵医薬(蘇州)有限公司」を吸収合併。 2011年(平成23年)4月1日 - 「レーダーサーク(多機能心電計)」事業を日本光電工業株式会社へ事業譲渡。 9月 - 旧・東京事業所(東京都台東区谷中、旧・大日本製薬の施設)跡地を住友商事に売却。建物は解体され、分譲マンションが建設される予定。 2012年(平成24年)4月25日 - がん幹細胞領域の研究開発に特化したアメリカのベンチャー企業「ボストン・バイオメディカル・インク」を買収し、子会社化。 9月6日 - 当社アメリカ子会社の「サノビオン・ファーマシューティカルズ・インク」が「エレベーション・ファーマシューティカルズ・インク」を買収して子会社化し、「サノビオン・リスピレイトリー・ディベロップメント・インク」に商号変更。 2013年(平成25年)1月21日 - 東南アジア地域における活動拠点として、シンガポールに「サノビオン・アジア・パシフィック社」を設立。 4月2日 - 欧州子会社の「大日本住友製薬ヨーロッパ・リミテッド」を「サノビオン・ファーマシューティカルズ・ヨーロッパ・リミテッド」に商号変更。 7月1日 - 東京都中央区京橋の「東京支社」を「東京本社」に、大阪府大阪市中央区道修町の「本社」を「大阪本社」にそれぞれ改称し、東西両本社制に移行。 7月31日 - 日本ビーシージー製造株式会社との共同出資により、株式会社クリエイトワクチンを設立。 10月 - DSPAHD社がアメリカにおける抗がん剤の製造販売を担う子会社として、「ボストン・バイオメディカル・ファーマ・インク」を設立。 2014年(平成26年)6月19日 - 商号の英文表記を「Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd.」から「Sumitomo Dainippon Pharma Co., Ltd.」に改め、同時に定款に記載される事業目的から実験用動物の飼育および売買を削除し、主事業の製造、加工、売買および輸出入の欄に「再生医療等製品」を明記した。 9月 - 遊休資産となっている固定資産を譲渡し、大阪府大阪市北区の「堀川ビル」を住友不動産株式会社へ、兵庫県西宮市丸橋町の「西宮寮」を大和ハウス工業株式会社へ、大阪府高槻市宮野町の「高槻社宅」を阪急不動産株式会社へそれぞれ売却。 12月 - 遊休資産となっている固定資産を譲渡し、大阪府大阪市福島区の旧・大阪総合センターを阪神電気鉄道株式会社へ売却。 2015年(平成27年)10月1日 - 合併10周年を機に、グローバルスローガンとして「Innovation today, healthier tomorrows」を制定。医薬事業の海外グループ会社も同じスローガンに統一(本スローガンは住友ファーマへの商号変更後も踏襲されている)。 2016年(平成28年)10月21日 - 当社アメリカ子会社の「サノビオン・ファーマシューティカルズ・インク」がカナダの医薬品ベンチャー企業「シナプサス・セラピューティクス・インク」を買収して子会社化。 12月1日 - オーソライズド・ジェネリックなどのプロモーションを行う子会社として、DSファーマプロモ株式会社を11月に設立し、事業を開始。 2017年(平成29年)1月25日 - 当社アメリカ子会社のDSPAHD社がアメリカのバイオベンチャー企業「トレオ・ファーマシューティカルズ・インク」を買収して子会社化。 4月1日 - 当社子会社の「ボストン・バイオメディカル・インク」がDSPAHD社子会社の「ボストン・バイオメディカル・ファーマ・インク」を吸収合併。同時に、「ボストン・バイオメディカル・インク」の全株式をDSPAHD社へ譲渡し集約。 7月5日 - 当社アメリカ子会社のDSPAHD社が「スミトモダイニッポンファーマアメリカ・インク」に商号変更。 12月21日 - 合弁会社の株式会社クリエイトワクチンの解散を発表(2018年3月に清算手続きを完了)。 2018年(平成30年)1月1日 - ゲノム科学研究所の研究機能を、住友化学が新設した「バイオサイエンス研究所」へ移管。 3月31日 - 株式会社クリエイトワクチンを解散。 4月 - 当社および国内グループ会社の間接事業を担うシェアードサービス子会社として、DSPビジネスパートナーズ株式会社を設立。7月1日より事業を開始。 10月9日 - 住友ベークライト株式会社との合弁で、体外診断用医薬品事業を担うSBバイオサイエンス株式会社を設立。 2019年(平成31年/令和元年)1月15日 - サノビオン・アジア・パシフィック社の子会社として、タイにおける医療用医薬品の情報提供や収集を行う「スミトモ・ファーマシューティカルズ(タイランド)・カンパニー・リミテッド」を設立。 4月1日子会社のDSファーマバイオメディカルの体外診断用医薬品事業をSBバイオサイエンスへ継承、同じく子会社のDSファーマプロモを吸収合併し、DSファーマバイオメディカルはDSファーマプロモ株式会社(2代目)へ商号変更(逆さ合併による統合)。 子会社のニチエイ産業株式会社をDSPアソシエ株式会社に商号変更。 「サノビオン・アジア・パシフィック社」を「スミトモ・ファーマシューティカルズ・アジア・パシフィック・プライベート・リミテッド」に商号変更。 10月31日 - ロイバント・サイエンシズ・リミテッドとの戦略的提携契約を締結。 12月27日 - 前述のロイバント・サイエンシズ・リミテッドとの戦略的提携に伴う株式譲渡などの手続きが完了し、同社が保有していた「マイオバント・サイエンシズ・リミテッド」、「ユーロバント・サイエンシズ・リミテッド」、「エンジバント・セラピューティクス・リミテッド」、「アルタバント・サイエンシズ・リミテッド」、「スピロバント・サイエンシズ・リミテッド」の5社を提携契約締結前の同年10月25日に当社100%出資による子会社として設立された「スミトバント・バイオファーマ・リミテッド」の傘下に収め、子会社を含めた33社が当社の連結子会社となる。 2020年(令和2年)7月1日 - 共に「スミトモダイニッポンファーマアメリカ・インク」の子会社である「ボストン・バイオメディカル・インク」と「トレオ・ファーマシューティカルズ・インク」を統合。存続会社となった「ボストン・バイオメディカル・インク」は同日付で「スミトモダイニッポンファーマオンコロジー・インク」へ商号変更。 9月1日 - 住友化学との合弁で、再生・細胞医薬分野の製法開発、製造などの受託(=CDMO)事業を行うS-RAMCO株式会社を設立。10月8日より業務を開始。 9月15日 - 子会社の「スミトモ・ファーマシューティカルズ・アジア・パシフィック・プライベート・リミテッド」が、台湾における医療用医薬品販売および医療従事者への製品情報の提供・収集を行う100%出資による現地法人として「台湾住友医薬股份有限公司」を設立。 10月 - 2019年4月に鈴鹿工場(三重県鈴鹿市)への生産機能移管に伴い閉鎖し、遊休資産となっていた大阪府茨木市の旧・茨木工場を譲渡。 2021年(令和3年)3月29日 - 子会社の「スミトバント・バイオファーマ・インク」が「ユーロバント・サイエンシズ・リミテッド」を完全子会社化。 5月12日 - 2022年半ばを目途に、東京本社を東京都中央区日本橋の「東京日本橋タワー」へ移転することを発表。 8月19日 - 「サノビオン・ファーマシューティカルズ・ヨーロッパ・リミテッド」の全株式を譲渡 12月7日 - マレーシアに当社100%出資による現地法人「スミトモ・ファーマ・マレーシア・スンディリアン・ブルハド」を設立。
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