他社に吸収(合併・統合・譲渡)された会社
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ソニー・ミュージックエンタテインメントグループと合併 BMG JAPAN ソニーBMG(旧BMG)の日本法人。旧:BMGビクター(当時は日本ビクターとの合弁会社)→BMGファンハウス。2009年10月に邦楽部門はアリオラジャパン、洋楽部門(RCA/JIVEグループ)をソニー・ミュージックジャパンインターナショナルに承継の上、ソニー・ミュージックエンタテインメントに吸収合併。RCAビクター/RVC 1975年にビクター音楽産業(当時)のRCAレーベルが独立。1987年にBMGビクター(当時)に事業譲渡、解散。『RCAアリオラ・ジャパン』→『RCAアリオラ/アリスタレコード』。 ファンハウス 1984年に東芝EMIから独立して設立。後にEMIから完全独立し東急グループに加入するも、1999年にBMG JAPANに吸収合併された。 ダブル・オーレコード(Oo Records) ソニー・ミュージックエンタテインメント傘下。大滝詠一が設立に参画し、鈴木蘭々、泉川そら(現・イズミカワソラ)も在籍していた。1997年に親会社・ソニー・ミュージックエンタテインメントに吸収。 アンティノスレコード ソニー・ミュージックエンタテインメント傘下。2002年にEPIC Recordsに吸収合併されレーベルとして存続していたが2004年に運営終了。アンティノスマネージメントもソイツァーミュージックと合併しブルーワンミュージックに。 ソニー・ミュージックレーベルズに統合 ソニー・ミュージックレコーズ(旧:CBSソニー) エスエムイーレコーズ(ソニー・ミュージックレコーズから独立) ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ エピックレコードジャパン(旧:EPICソニー。かつて子会社として設立していた時期があったが、「CBSソニー」に吸収されたため2度目の分社だった) アリオラジャパン(旧:BMG JAPAN邦楽部門) デフスターレコーズ(SMEの持株会社化以前に分社。2015年にエスエムイーレコーズに統合され廃止) キューンミュージック(旧:キューンレコード) ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(エスエムイーレコーズとエピックレコードジャパンの洋楽部門(米Columbia・Epic)とソニー・ミュージックレコーズのクラシック音楽部門のSony Classicalを集約。2009年9月には旧BMG JAPANの洋楽部門のRCA/JIVEグループも合併) ユニバーサルミュージックに統合 ポリドール・レコード 戦前から存在していたレコード会社。後に富士電機と資本提携し古河グループ(1984年提携解消)となり1998年にユニバーサルミュージックへ統合。ロンドンレコード 旧デッカ・レコード。主に洋楽中心のレコード会社。1981年にポリドール・インターナショナル(現:ユニバーサルミュージック)が日本法人の子会社として設立。しかし、1984年に親会社ポリドール・レコードに吸収合併された。邦楽部門では忌野清志郎等が在籍していた。 トーラスレコード 旧ポリドールから独立。1997年ニュートーラスに社名変更するも1998年にユニバーサルミュージックに吸収合併される形で消滅。 フィリップスレコード(日本フォノグラム)後にマーキュリー・ミュージックエンタテインメントと社名変更し、2000年にキティレコードと統合しキティMMEとなる。最終的にユニバーサルミュージックに統合され消滅。キティレコード ポリドールから独立して設立したレーベル。マーキュリー・ミュージックエンタテインメントに吸収統合。安全地帯が1980年代に在籍。 MCAビクター MCAレコードの日本法人。総合娯楽企業MCAの音楽部門。後にユニバーサルビクターに社名変更し、2000年にユニバーサルミュージックに統合。 EMIミュージック・ジャパン(東芝EMI) EMIグループの日本法人。旧東芝音楽工業として発足のちにEMIが資本参加、2007年まで東芝EMIという社名だった。2013年4月にユニバーサルミュージックに吸収合併し"Virgin Music"や"EMI Records"などのレーベルにその名を残している。 エイベックス・グループと合併 cutting edge 1993年に設立。1997年にエイベックス・ディー・ディー(現:エイベックス・マーケティング)に吸収合併。以後は同社のレーベルとなっている。 ハッチ・エンタテインメント エイベックスとNTTスマートコネクトの共同出資。2011年2月にエイベックス・マーケティングに吸収合併 ワーナーミュージック・ジャパンと合併、譲渡 イーストウエスト・ジャパン 旧MMG。1990年にマザーアンドチルドレンとアルファムーン、マネジメント事務所のガーランドが合併し発足。1993年にイーストウエスト・ジャパンに社名変更。2003年にワーナーミュージック・ジャパンと合併。マザーアンドチルドレン 尾崎豊・HOUND DOGのマネージメント会社であったマザーエンタープライズにより設立。 アルファ・ムーン 山下達郎・竹内まりや・飯島真理などが所属。 マイカルハミングバード 設立時の社名はハミングバード。親会社で大手スーパーだったマイカルが同事業見直しのため、1994年にワーナーミュージック・ジャパンへ事業譲渡。中村あゆみ、浅香唯、ピンクサファイアなどに加え、一時草地章江も所属していた。ハミングバード 仙道敦子・山口弘美などが所属。ビクターエンタテインメントが業務を提携していた。 徳間ジャパンコミュニケーションズと合併 ジャパンレコード 1980年に設立した会社。1983年に徳間音楽工業(当時)と合併し、徳間ジャパンに。 ガウスエンタテインメント 第一興商が1997年に演歌系レーベルとして設立した会社。2005年に徳間ジャパンコミュニケーションズに吸収合併。一時中森明菜も所属していた。2社とも現在は徳間ジャパンコミュニケーションズのレーベルとなっている。 ポニーキャニオンと合併、譲渡 NAVレコード 1973年に設立。キャニオン・レコード(当時)の子会社だった。1980年に親会社に吸収合併された。その後はキャニオン・レコードのレーベルとして存続していたものの1982年10月に活動を終了した。 メディア・レモラス 旧ヴァージン・ジャパン。英ヴァージン・レコードとポニーキャニオンが共同出資した日本法人。1997年に親会社となっていたポニーキャニオンに事業譲渡。 合併しアップフロントワークスを設立 ゼティマ 1998年にワン・アップ・ミュージックとY.J.サウンズが合併して設立。販売網はソニー・ミュージックエンタテインメント(現:ソニー・ミュージックソリューションズ)に委託。2004年3月に同社を存続会社とし、ハチャマ、ピッコロタウンと合併、現在のアップフロントワークスとなる。ワン・アップ・ミュージック 1993年にワーナーミュージック・ジャパンとアップフロントグループの合弁で設立。販売網はワーナーミュージック・ジャパンに委託。森高千里等が所属していた。 Y.J.サウンズ 1995年にポリスターから独立して設立。販売網はポリスターに委託。堀内孝雄等が所属。 ハチャマ 2001年4月に設立。販売網はポニーキャニオンに委託。2004年3月にゼティマ(存続会社)、ピッコロタウンと合併しアップフロントワークスとなる。 ピッコロタウン 2001年4月に設立。販売網はキングレコードに委託(アップフロントワークスの社内レーベル化以降はその後、販売網をポニーキャニオンに変更)。2004年3月にゼティマ(存続会社)、ハチャマと合併しアップフロントワークスとなる。 ランティスと合併 アートバンク 元グルーヴコーポレーション(現:ケンメディア←ケングルーヴ)の傘下にあった会社で、ランティスとも提携関係にあったが、2003年、親会社の倒産により提携先のランティスに吸収合併された。 オンザラン 2004年にランティスとジェネオンエンタテインメントの共同で出資。2006年8月にランティスに吸収合併される。 日本コロムビアに再吸収 フォルテ・ミュージックエンタテインメント 日本コロムビアのANIMEXレーベルの特撮部門が1993年頃に独立。しかし、1995年頃に債務超過に陥り親会社日本コロムビアのANIMEXレーベルに再び吸収された。 ヒートウェーブ 日本コロムビアが1998年に子会社として設立したJ-POP系レコード会社。しかし、2001年3月に債務超過に陥り清算の上、親会社の日本コロムビアへ吸収され、現在はレーベルとして残る。 上記以外のレコード会社 NECアベニュー NECグループのレコード会社。同社の再編の一環で1998年に同グループのNECインターチャネルに音楽事業を譲渡し活動休止。ただし、関連会社のNECアベニュー音楽出版は2005年にアイシーアベニュー音楽出版→インデックスミュージック→ティー ワイ エンタテインメントに社名変更し2015年現在も存続している。 カプコンセルピューターレーベル 2000年代にカプコン本体に一旦吸収合併されるものの、その後に同社名で再度分社化する。 サイトロン・デジタルコンテンツ 旧サイトロン&アート。2006年4月にハピネットに事業譲渡されハピネット 音楽企画部となる。 ZAIN RECORDS 1991年にビーイングがパイオニアLDC(現:ジェネオンエンタテインメント)と共同出資して設立したレコード会社。設立当初の会社名は、b-jin(株式会社ビージン)。1992年にT-BOLANの移籍に合わせて同社内にZAIN RECORDSレーベルが設立され、翌年ZAIN RECORDSに社名をに変更。1995年にビーイング100%出資になる。2003年にB-Gram RECORDSに吸収合併された後は、2007年にB-GramがBeingに吸収されるが、Beingの音楽部門の一レーベルとして存続している。 フォーライフ・レコード 小室等、井上陽水、吉田拓郎、泉谷しげるのフォークシンガーが1975年に設立。2001年に特別清算し更生会社フォーライフミュージックエンタテイメントに各種資産を継承した。エレックレコード 1968年に永野譲らが設立、吉田拓郎、泉谷しげるらのレコードをリリース。1976年倒産し各種資産はフォーライフ・レコードへ継承。2006年にバップから旧譜が発売された。 音遊 クレイ勇輝が2006年に設立。2015年にセガサミーホールディングスの傘下になり、 2017年3月にOTODAMA RECORDSのレーベルを発足するも、2019年4月に同傘下のウェーブマスターへ吸収合併。 ジャニーズ・エンタテイメント ジャニーズ傘下のレコード会社。同傘下の『ジェイ・ストーム』に全事業を譲渡し2019年5月末で事業終了。 レコード会社以外に吸収 東宝レコード 1970年代に存在。映画会社、東宝のレコード部門。東宝映画・ドラマのサウンドトラックや宝塚歌劇団の楽曲を扱っていた。デビュー当時の研ナオコも在籍。1980年に音楽事業撤退後、翌年東宝に吸収合併された。なお、2012年に新設された東宝のアニメ事業室が「TOHO animation RECORDS」レーベルでCDの製作を開始しているが、旧東宝レコードと直接の関係は無い。 朝日ソノラマ 朝日新聞社の子会社。主にアニメ・特撮ものを題材にした、ソノシートと綴じ込み雑誌を組み合わせたものを発売していた。通常のレコード盤を出していた時期もある。1980年頃レコード事業から完全撤退し、2007年に親会社の朝日新聞社に吸収された。 ハドソン・ミュージックエンタテインメント ハドソンの音楽事業部門として設立。しかし、2011年4月以降レーベルとしての活動はなく、2012年3月にハドソンがコナミデジタルエンタテインメントに吸収合併されたのを機にコナミミュージックエンタテインメントに著作権管理を継承。 スピニング ウェッジホールディングスの子会社として2008年8月に設立。2011年7月1日付で親会社のウェッジホールディングスに吸収合併され会社は消滅。しかし、レーベル自体は、吸収合併後もウェッジホールディングスのスピニング事業部として存続している。 アミューズソフトエンタテインメント アミューズグループの映像ソフト会社。2015年にアミューズ本社に吸収合併。
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